• ベストアンサー

日本語の書き方

日本語の文章を書くとき、縦書きと横書きがあり、読む方向も定められていますね(右から左、左から右)。明治、大正時代の印刷物をみると、その逆の印刷物が結構多い様です。どうして、横書きは左から右へ、縦書きは右から左へ、というのが一般に認められるようになったのですか? また、初期に輸入された西洋印刷機の設定が外国語向けにデザインされていたことと関係があるのでしょうか? また、右から左へと読むのは、他に何国語ですか?(今はそうでなくても、歴史を含めて) 印刷の歴史に詳しい方、また人類言語学に詳しい方、おしえていただけるとうれしいです。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • Eivis
  • ベストアンサー率29% (1122/3749)
回答No.4

縦書きを右から書いたのは日本語と考えるより、その起源に戻って中国の事を念頭に考えてみて下さい。 奈良時代の詩集「懐風藻」は、ご承知のとおり最古の漢詩集ですが、他の例として日本書紀も古事記も中国風縦書きに倣っています。 漢字の横書きは二行以上になる場合は少ないようで、中国に見られるのは扁額や石碑の一部などですが、これも右側から書きます。 私は考証するのが専門でないので自信はないのですが、額や書などで左書きになったのは中国、また日本でも一部進歩的文化人が 19世紀後半以降に始めたものと考えています。 印刷物では理数系の研究書、教科書がその不便さのために両国ともに左側表紙の横書きを取り入れましたが、その年代は20世紀 以前からあったかどうかは私には分かりません。 新聞では、戦後毎日新聞系の[サン写真新聞]というタブロイド版が一早く発刊され、オリンピックの頃まであったような気がします。 一方中国では中国共産党の文盲撲滅の簡体字政策をサポートするがごとく[人民日報]が横書きを始め、現在もまだ健在です。 西洋の印刷機の影響は、縦書きに改造されて新聞も図書、雑誌・・・なんでも縦書きの時代が戦後までといわず、現代に到るまで 続いているのであまり影響されていないどころか縦書き印刷機の改良に走ったものと思われます。。。 しかもその成果は、機械自体の開発に見られ、世界の紙幣の印刷機械は日本の小森製作所がトップシェアを誇っているほどです。 他のご質問はそれだけで大きい分野なので省略しますが別項目でご質問されてはいかがでしょう!

farside
質問者

お礼

資料豊富な回答どうも有り難う御座いました。縦書きが健在であるらしいので安心しました。 ほんのちょっとしたことのようですが、とても大切な日本語文化の特徴の一つと思うので。

その他の回答 (5)

  • Auster
  • ベストアンサー率35% (21/59)
回答No.6

横書きの中では、やわらかいもの(紙)に書いていた国は左から右、 固いもの(石版や粘土板)に書いていた国は右から左と聞いたこと があります。 たとえばヘブライ語をを粘土に彫るなら、右利きでは右からの方が 力のいれやすいのです。 漢字は、chammaさんのコメントでおっしゃるとおり、なるほど 一文字の書き順は左から右なんです。これは筆が動きやすいから ですね。 それがどうして、右から左という行だったか、どうやって左から 右に経緯したのかはゴメンナサイ、わかりません。

farside
質問者

お礼

どうも有り難う御座いました。

  • cotiku
  • ベストアンサー率17% (38/216)
回答No.5

西夏文字(満州)を見たことがあります。英語の筆記体を90度回転させたようなものなので専門家に横書きかと聞くと、東洋は縦、とのことです。漢文と一緒に書かれていましたので右から左でしょう。 明治大正昭和初期は縦書きの横1行を念頭においていましたので横書きでも右から左。 算用数字との併用で左から右になったようです。今年司法試験の論文が横書きに変わりました。罰金など数字が漢数字より算用数字の方が便利とのことです。 新聞などは横書きにすると読者が減るだろうと言われていますので当分縦でしょう。 左から右に書くと書いた行が見えるし手が汚れないので便利です。逆に右から左に行を送ると書こうとする紙面が白紙なので大胆に展開できます。物理的には横書き、精神的には縦書きがおすすめ!

参考URL:
http://mallkun.to/nice/No1/No1page.html
farside
質問者

お礼

どうも有り難う御座いました。

  • chamma
  • ベストアンサー率16% (18/108)
回答No.3

縦書きに関して、なぜ右から左へ書くのかはよくわかりません。しかし以前横書きも右から左へと書いていたのは実は1文字だけの縦書きだと聞いて、なるほどと思ったことがあります。文字数がないと行と感じませんが、1文字だけの行が右から左へとつながると思えばなるほどと思いませんか?

farside
質問者

お礼

どうも有り難う御座いました。

  • tosembow
  • ベストアンサー率27% (200/718)
回答No.2

 右から左へ読む言語は、古代のユダヤ人の言語であるヘブライ語(ヘブライ文字)や、現代では、アラビア語(シリア・イラクなど西南アジアや、エジプト・モロッコなど北アフリカで用いられる)、ペルシア語(イランの公用語)、ウルドゥー語(北インドやパキスタン)などがよく知られています。以上の三言語はアラビア文字を用います。

farside
質問者

お礼

質問が2つあったので、もう一つの質問の方のご回答くださってありがとうございました。

noname#25358
noname#25358
回答No.1

 日本ではもともと、右から左へ文章を書くのが当たり前でした(これは、「右という方向が左よりも格上である」という考え方に基づくと思われます)。縦書きのときそうするのは、「縦書き」という概念そのものが日本語特有の(というわけでもないけど)ものだったため、変化しなかったからです。  ところが、明治になって海外の文献が入ってくるようになると、そこには横書きで左から右へ書かれていました。  当時、日本は文明開化ブームで、西洋かぶれ(笑)が続出した時代でしたので、みんなでこぞって「左から右へ」書くようになりました。(あと、方向的に手が汚れにくいという理由もあったと思われます)。  で、それが今に受け継がれ、現在では「横書きは左から右」、「縦書きは右から左」という規則が出来たわけです。

farside
質問者

お礼

どうも有り難う御座いました。

関連するQ&A

  • 日本はいつから横書きが左から右に書くようになったの

    日本はいつから横書きが左から右に書くようになったのですか? 昔は日本語は縦書きが上から下、横書きは左から右と決まっていましたよね? どこのバカが日本語の横書きを左から書くようにしたのでしょう? 今どきの若者は昔の礼儀作法を忘れてしまったのでしょうか?マナー違反ですよね。 いつから変わったのか歴史の変化はいつ起こったのか明確な時期が分かりますか?

  • 日本語の横書き表記はいつから?

     戦前の日本語を見ていると、縦書きしかなく、 横書きは右から表記してます。「聞新日朝」という具合に、(ただし、英文とか楽譜は左からです)  左から書いていく「横書き」は、いついかなるタイミングで公認されたのでしょう?  なんらかのパブリックコメントによって採用されたと思うのですが、、

  • 文章の校生?について

    国語のカテゴリーかとも思いましたが、こちらにしました。 日本における文章、手紙などは、 縦書き、右から左へ と、いうものが古来からのものと思います。 その後、西洋文明などから 横書き、左から右へ と、いうものが伝来し定着したものと思います。 では、江戸時代もしくはもっと前にもあるのかも知れませんが、 商店などの看板で、仕事に使う道具をぶら下げるというのではなく、 文字で書かれた看板についてのことですが、木板に縦書きというのもありますが、 横書き、右から左へ というものがありますよね。 現在でも、横書き、右から左へ という看板、商用車への看板・連絡先などは そういったものを見掛けます。 この、横書き、右から左へ の書き方の成り立ちなどご存じの方、教えて下さい。

  • 日本語が右から左に流れていましたが

    今は横書きの文字は左から右に流れますが 歴史の本とか見ていると戦時中は日本語が右から左に流れていましたが それが切り替わったのはいつでしょうか? やはり敗戦してGHQがアメリカみたいに左から右にさせたのでしょうか?

  • 日本語の縦書きについて 英訳お願いします

    英語ができる方、ぜひ教えてください。 海外の方から、日本語での年月日の数字の書き方について、尋ねられています。 単に、西洋数字を漢数字にするだけであれば良いのですが、年月日を書く時、 漢数字を使用するのは縦書きの時に限ってのことである・・という補足をつけたいのです。 ・日本語には、縦書きと横書きがあります ・年月日を書く時、漢数字を使うのは、縦書きの時に限られます ・横書きの時は、「年・月・日」の文字以外は、漢数字は用いません  (西洋数字を使用します) これらの内容を英文にすると、どのようになるでしょうか。。 宜しくお願いいたします。

  • 日本語が出来た理由教えてください

    この前授業で「国語」が出来るまでのことを習いました。 自分たちが使っている言語に名前をつけるために 明治政府が知識人に頼んで出来たのが、我々の国の言葉ということで「国語」と名付けられたそうです。 では、なぜ「国語」という呼び名があるのに「日本語」よいう呼び名ができたのでしょうか? 私は、「国語」が我々の国の言葉という意味をもつならば、それは各国に当てはまることだ。 だから、外国との区別をつけるために日本国の言語だから「日本語」という呼び名が出来たのではないか、と考えています。 ↑これはあくまで私の意見です。 前ふりが長くなってしまいましたが、質問します。 なぜ「日本語」が出来たのでしょうか? できたら、歴史的背景なども踏まえてくれると嬉しいです。 また、参考文献の紹介だけでもしてくれたらと思います。

  • 縦書きの日本語、行はなぜ右から?

    歴史的なことです。 なぜそうなったか教えてください。 本来日本語は縦書きです。 木簡とか竹や石に書いたからそうなるのは何となくわかります。 さて、なぜ「行」は右から左へ進むのですか? 左から右へ進んだほうが書きやすいと思いますが・・・。 右利きとか、巻紙とか関係あるのでしょうか。

  • 日本語の横書きについて

    戦前は横書きは右から左へと書いていましたが、現在は、というより、戦後は左から右へと書いています。なぜこのように大きな変化があったのでしょうか。その理由を知りたいのですが。戦後、英語の向きに習ったのかとも考えましたがわかりません。 もう一つ。昔は毛筆なので、縦書きの場合でも右から書くと書きにくかったのでは、と思うのですが、不便だったのではないのでしょうか。その対処法は何だろう・・・と関連して疑問に思ったので、従の質問ですが、こちらもお願いします。

  • ”縦書きのカテゴリー”は ありませんか?

    ネットは大半が”横書き”です。 ここは100%”横書き” 私はこれが読みづらいと言いますか、しっくりこないのです。  とりわけ、「国語」「文学」「歴史」「哲学」などのカテゴリーは、どうにもいけません。 もちろん「数学」や「外国語」などは横書きでなければなりませんが、 せめて、「国語」と「文学」は”縦書き”にしていただきたいのですが・・・   技術上、又、運営上困難な事でしょうか?

  • ワードで縦書き文書を作成しページ通り袋とじにする方法

    今ワード2000を使っています。 縦書き文書でB4の紙に印刷し、 袋とじにしてB5の冊子を作ろうと思うのですが、 ページ設定で「袋とじ」を設定するのですが、 日本語の縦書きなのにページの進む順番が、 横書きの時の左から右のままになってしまいます。 日本語の文章なので、右から左にページが進むようにしたいのですが、 どうすれば良いですか??