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死刑と宗教の関係

ヨーロッパでは ベラルーシを除く すべて国で死刑が廃止されましたが、これは キリスト教の考えも一因にあるかと思います。一方、イスラム諸国では 日本以上に死刑がバンバン行われています。 仏教国も殆どは死刑存置ですが、殺人だけでなく麻薬で死刑になることも多いです。 日本では 死刑賛成派が過半数を占めますが、これは儒教や武士道の考えに関係があるかもしれませんが、 キリスト教、仏教、イスラム教の教えでは 死刑は どのように解釈すればいいでしょうか?

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回答No.1

>日本では 死刑賛成派が過半数を占めますが ヨーロッパでも死刑賛成派は、多数派です。例えば、フランスは1981年に死刑制度を廃止しましたが、当時の世論は60%以上が死刑制度を支持していましたが、政府が主導する形で死刑制度を廃止に持ち込みました。 それに加えヨーロッパの死刑制度は、EUに加盟条件の一つが「死刑廃止」だから広まる要因でもあります。最近ではトルコはEUに加盟するために死刑制度を廃止しました。トルコ人が死刑廃止を望んだわけではないのです。 ヨーロッパの死刑廃止は、賛否両論ありますが、非民主的な措置である事ははっきりしています。 アメリカは、民主主義をその点尊重しているので、州によって死刑の有無が変わります。 >キリスト教、仏教、イスラム教の教えでは 死刑は どのように解釈すればいいでしょうか? 私は宗教は無関係ではないでしょうが、影響は低いと思います。そもそも聖書に「死刑を禁ずる」など一文も書かれていません。寧ろ「○○を犯したら死刑に処す」と言うのははっきり書かれています。 例えば、 「子供が親を呪う行為」 17:出エジプト記 / 21章 17節 自分の父あるいは母を呪う者は、必ず死刑に処せられる。 「安息日の労働」 14:出エジプト記 / 31章 14節 安息日を守りなさい。それは、あなたたちにとって聖なる日である。それを汚す者は必ず死刑に処せられる。だれでもこの日に仕事をする者は、民の中から断たれる。 15:出エジプト記 / 31章 15節 六日の間は仕事をすることができるが、七日目は、主の聖なる、最も厳かな安息日である。だれでも安息日に仕事をする者は必ず死刑に処せられる。 などなど この宗教が影響して、死刑を廃止したとは思えません。宗教を重んじるなら、聖書に書かれている以下の事は死刑にしなければなりませんから。 日本にも「空気」で政局が変わる事がありますが、ヨーロッパも同じで、死刑を廃止する「空気」なのです。逆に今、それを見直そうという「空気」が高まっています。もともと非民主的な措置でしたし。

Erdbeerkegels
質問者

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回答ありがとうございます。

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