日本の市街、郊外構わず電柱がやたら多く見苦しい

質問

海外に滞在も結構長い方ですが、欧米の街は勿論途上国の街でも、街の様相が日本の街と比べれば一目瞭然電柱の数が全然違うのです。日本の街を見てください（東京の千代田区他は別とし）電話線、有線放送？電力線、光ケーブルなどまるで蜘蛛の巣のごとしでその見苦しさは比較になりません。新設の団地でもそうです。電柱は所狭しと車道、歩道、個人の庭とたっており非常に景観を壊しています。電線の地中化が叫ばれてからずいぶん経ちますどうなって入りのでしょうかね？
街を歩きながら、車を運転しながら上空のおびただしい電線を確かめてください、観光旅行者が日本を歩いて見て、その美しさの９０％は損なわれていると言う方もおります。日本に住んでみたいとおっしゃた方に会った事がありません。電柱、電線のせいでは？
早く電線の地中化を進めてください！

回答No.10

teinen · ベストアンサー

電線類の地中化には賛成なのですが、実際やるとなると、対象地域にお住まいの方が反対されるのです。
　電線類を地中に埋めるとなると、当然の如く道路の下に埋めることになります。そうすると道路を掘り返さなければならず、工事期間中は道路を通行止めにしなければなりません。これには反対だとおっしゃる。
　電線類を地中化すれば、個々の建物・家庭の受け口を変更しなければなりません。これまで上から受けていた電線類を地中から受けることになりますから、受け口を建物下部に変更するか、受け口を従前のままにすると、地下から従前の受け口まで電線類を立ち上げなければなりません。いずれにせよ、一時的にでも停電しなければ工事ができません。それは困るとおっしゃる所もたくさんあります。
　行政にしろ、電力会社にしろ、魔法使いではありませんので、一瞬にして地中化することはできないのです。

　あるネオン街の組合から、電線類の地中化の要望があり、地中化する予算が議会で議決で可決しました。
　そこで、地中化する工事の説明に行くと、道路を掘り返されると営業に支障をきたすから駄目（夜は店の営業・昼は食材等の搬入等）だとか、停電は駄目（冷蔵庫を止められない・ガスが電気と連動している（マイコンセンサー等）とか主張されて頓挫したことがあります。

　ビジネス街ですと、昼間に稼働しているオフィスと夜間に稼働しているオフィスとの対立もあり、なかなか話が纏まりません。

　なので、まずは観光地からということになりました。一時の不便よりも将来的な経済効果を懇懇と説明して合意を得て施工に至ります。

　電線類の地中化は一朝一夕にできない事情の一端ですが。

お礼

有難うございました。当事者でなければ分からに事が多々あるのですね。出来るところから少しづつでも取組んでもらいたいと思います。先ずは新設の団地開発には義務付けるなどは十分可能と思います。セールスポイントにもなると思います。これをやらなかったらいつまで経ってもできないでしょうね。市街の新都市開発計画時には是非プランに織り込んでやっていただきたいと思います。

回答No.9

rokutaro36

（Ｑ）街の美しさも美しいものにしたい
（Ａ）おっしゃる通りですね。

色々と実現しない理由を述べましたが、
私は基本的に、地中電線化に大賛成です。
先の阪神大震災でも、地中電線の安全性が
証明されています。

お礼

大勢の意見の中には、地中化電線は地震時の復旧に大変だ、困難だとの意見が多数ですがね。あなたのご意見ではその反対が阪神大地震でも証明されているとの事ですね、それだったら大至急に地中化を進めましょうよ！　
とにかく、あの頭上の蜘蛛の巣、訳のわからない無機質の電柱がやたらめったら立っている様相は先進国の名に恥じます。あの姿を日本の風景に溶け込んでいるとの意見は大いに変でしょうに！　有難うございました

回答No.8

noname#215107

確かに地中に電線を埋めれば地震(ゆれ)には強いかもしれませんし、塩害や、風の影響も受けません。
ただ、もし、大規模に断層が動いたらどうなるでしょうか。

お礼

500年に一度に或は3.11のような大地震が起きるのか知りませんが、復旧には仮説の電柱で対処し、恒久設備は地中化で取組みませんか？
有難うございました

回答No.7

rokutaro36

Ｎｏ．６です。
補足のご質問について……

（Ｑ）電力会社勤務の方でしょうか？
（Ａ）いいえ。

（Ｑ）トランスですか問題は。面積と体積容量が必要と？
（Ａ）はい。
その分の土地は、タダではないのです。
地上に設置するならば……
何しろ、トランスの高電圧部分は、数千ボルトの電流が
流れているので、簡単に開けられても困るし、
簡単に壊れても困るので、トランスを守るための強度が必要です。
となれば、コストもかかる。
地下に設置するならば……
地面に扉（要するに、マンホールの入り口みたいなもの）と
人が入って点検できるだけのスペースが必要。

（Ｑ）ユニット式にし一括取替えなどの方式にし、大きな事故には対応が出来ないでしょうか？
（Ａ）そういう問題ではなくて、定期点検と定期的取り換えが
必要なのですよ。
そのたびに、掘り返すことができないから、
地下室を作るか、地上にユニットを置く必要がある。
まっさらな土地に新たに作るならば良いのですが、
そうでなければ、土地を買い上げなければいけない。
すでに土地や家屋が建っているところに、トランスユニットを
設置しなければならないので、
「貴方の家の玄関の１平方メートルを売ってください」
「はい、わかりました。売ります」
とは、ならないのですよ。

まっさらな土地でも、電柱を建ててとなるのは、
個人的意見ですが、
多分、１平米でも多く、高く売りたいという土地会社の
意向があるからだと思いますよ。
電柱がない住宅街が高く売れるニーズが確認できていないから、
そのような住宅地ができないのだと思いますよ。
それに、土地開発にしても、電柱の方がローコストでしょうから。

（Ｑ）新しい団地には開発段階から地下方式に義務付ければコストの低減は相当にあると考えますがね。
（Ａ）電力会社や建築関係会社が、こぞって反対するでしょう。

前回は述べませんでしたが……
日本では、都市の景観に対する関心が低いのですよ。
例えば、日本の建物一つ一つをみると、高度なデザイン性を
持っているけれど、街全体でみると、
バラバラのデザインで、建築物の高さもバラバラで
街としての統一感がない。
一方、欧米、特に、欧州では、街全体の統一感が重視されて、
一つ一つを見ればボロでも、街全体としては、とても美しい
ということがあります。
都市景観に対する考え方の違いでしょうね。

また、一般的住宅街で電柱が多いのは、一つ一つの家屋の
土地面積が小さいからですよ。
つまり、多くの電線を張らなければならないからです。

お礼

再度の回答有難うございました。土地が狭い日本とコストの問題そして日本人の全景美観の希薄？ですかね。全てが最もなものですが他国が出来て我が国が出来ない事ない制約は乗り越えて心も、街の美しさも美しいものにしたいでーーーーーす！　でも少子化、高齢化にお金を使うのが望ましいですかね。
有難うございました。

回答No.6

rokutaro36

電線の地中化は、実は、災害にも強いので、
本来、進めなければなりません。
災害に強い＝電柱が倒れると、電線が切れる
電柱は、車がぶつかっただけで傾くなど、意外に弱い。

それでも、日本の電線の地中化が進まないのは、
地権者の問題があるからですよ。
最大の問題は、電線を入れるトンネルではなくて、
トランスを設置するスペースの問題なのです。

電柱に大きなボックスがついていますが、
あれがトランスです。

電線は効率よく電流を流すために、高圧電流になっています。
そのままでは、家庭用の１００Ｖ、２００Ｖに使えないので、
トランスで電圧を下げます。
なので、数が大量に必要です。
しかも、定期的な保守点検が必要なので、
地上から人が入って、点検するためのスペースを地下に作るか、
トランスだけを地上に出して、ボックス化する必要があります。
つまり、空中にあれば、あの大きさで良いのですが、
地上や地下に置くとなると、何倍もの大きさが必要になって来ます。
地上に置けば、安全の問題が出て来る。
地下に置くならば、スペースの問題が出て来る。
その上に、問題を複雑にするのが、地権の問題です。

電線を地中化するので、トランスの部分として１ｍ四方を提供して
ください……といって、スムーズにはいかないでしょう。
１人でも頑強に反対すれば、地中化できない、なんてことが
起きてしまうのですよ。

お礼

電力会社勤務の方でしょうか？架空線の利点は低コスト、事故処理の容易ど等数多くあります。しかし、技術的に随分対処対応が可能な点は十分にあるでしょうし、地下ケーブルの方が事故に強い頼もしいですよね。トランスですか問題は。面積と体積容量が必要と？ユニット式にし一括取替えなどの方式にし、大きな事故には対応が出来ないでしょうか？新しい団地には開発段階から地下方式に義務付ければコストの低減は相当にあると考えますがね。
ご意見有難うございました。

回答No.5

rikukoro2

いくつかの問題があります。

１．目視によって痛んだ電線類を断線前に発見できなくなるため、破損・断線箇所が特定しにくくなる。そのために復旧が遅れる
２．地震などで地下設備が破損した場合、掘り返し工事を必要とし復旧が遅くなる。阪神・淡路大震災の際には断線の調査や修理に倍以上の時間がかかった。
３． 冠水・豪雪などの災害時は配線・復旧などの作業ができない。
４． 架空地線（避雷線）の存在が無くなるため、沿道の通行人や建築物への落雷の危険性が増す。
５． 電柱に設置されていた交通標識、交通安全や防犯のための電柱幕、電灯、信号、防犯カメラ、防災無線や街頭宣伝放送等のスピーカー、津波対策の標高表示板、避難場所誘導標識、住所表示、電柱広告、携帯電話基地局、公衆無線LAN、避雷針などは別の場所に設置する必要がある。

　これと『景観』どっちを優先するかだと思います
人の命より景観が大切なら言うことはありませんけどね

お礼

難しい問題、出来ない課題、多々あるようですが他国に出来て日本では出来ない？自分のテリトリーを美しい土地にすることは大変意味のあることだと理解しますが？
有難うございました。

回答No.4

hideka0404

無理に住んでるなら、理想の国に住めば良いのに。

そんなところにお金使うなら、他に使えと市民団体が言うからに決まっているからですよ。

回答No.3

noname#235638

お金が、ないのです。

それよりも
もっと大事なことに、お金を回すほうを優先する。

ですから、どうしても地中化は後回しにされる。

回答No.2

nankaiporks

そういう地味な公共事業には、金を出さないのが日本の政治家や官僚です。

しかし、地震などの災害時には、電気の復旧は早く済むというちょっとした利点はあるのですが…。

でも、見苦しいですね。

お礼

自分の家やお庭は綺麗にしたいですよね！
優先順位もあるでしょうが、道路工事などの時に少しづつ管路なりを設置して行けばさほどのお金はかからず出来そうですがね？
有難うございました。

回答No.1

kingyo_tyuuihou

＞どうなって入りのでしょうかね？

日本の為政者はアホなんで、
もう忘れたのでしょう。

来るべき大震災に備えて、
首都機能の移転とかも忘れて、
またぞろ東京に大規模な開発、
資本投下を行うようです。

汚い。見苦しい。はまだ許せても、
人の命は帰ってこないですからね。
そちらのほうをなんとかしてもらいたいものです。