太陽定数と表面温度の関係についての質問

このQ&Aのポイント
  • 太陽定数とは太陽から地球に届くエネルギーの量を表す指標です。
  • 一般的には太陽定数は1,370Wとされていますが、古い情報では1,382Wが使用されていました。
  • 太陽定数が変わると太陽表面温度も変わる可能性がありますが、具体的な値は分かっていません。また、アルベドの値も0.28から0.3まで様々な値が使われています。
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太陽定数と表面温度

お願いします。 多くの参考書によると、太陽定数:Sの値が「1,370W」ほどとなっていますが、理化年表1999年版(ちょっと古い)には、1964年から「1,382W」が使用されていると書いてあります。どちらを使えば良いのでしょうか? また、太陽定数が変わるということは、太陽の表面温度が改正されたということで良いのでしょうか? 1,382Wから逆算すると、太陽表面温度は5,793Kとなりましたが、実際はどのような値が運用されているのでしょうか? もう一つなんですが、アルベドの値が0.28~0.3までと様々です。何処かに、最近の人工衛星の観測から0.28が出て来たと書いてありましたが、使用するとするならば、どちらが適当なのでしょうか? 一般的にということで結構です。 ご存知の方、宜しくお願い致します。

  • ruehas
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回答No.2

最新の観測データは、知りません。 手持ちのちょっと古い資料で雑談程度の話しかできませんが・・・ 1.伝熱工学資料・改訂第4版(日本機械学会:1989年7月発行)よりの引用  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  太陽常数 と 太陽放射スペクトル ( 注1, 注2 ) 地球の大気圏外で太陽に向かって垂直な単位面積で受けるエネルギーを太陽常数と称し、E0 = 1353 W/m2 ( = 1164 kcal/m2.h ) が採用されることが多い。 これは1年を通じての平均値である。 最近の値として、1373 W/m2 ( = 1181 kcal/m2.h ) としているものもある。 そのスペクトルは下図(省略:注3)に示すようなもので、太陽常数 E0 に相当する黒体温度は 5762 K であるが、スペクトル形状が全く一致するわけではない。 -- 以下省略 --  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 省略した「太陽放射スペクトル図」は、E0 = 1353 W/m2 のときに、横軸に波長( 0 -- 2.6 μm )、縦軸に入射エネルギー( 0 -- 2400 W/m2・μm )で描かれています。 下記の原典は、呼んでおりません。 注1)  Duffie,J.A and Bechman,W.A., Solar Engineering of Thermal Process,(1980), John Wiley and sons. 注2)  Lunde,P.J., Solar Thermal Engineering,(1980), John Wiley and sons. 注3)  Thekaekara,M.P., Solar Energy,18(1976),309. 2.設計用最大熱負荷計算法(空気調和・衛生工学会:1989年12月発行) 冷房設計用日射量を求めるための太陽定数は、1189kcal/m2.h ( = 1382 W/m2 ) を採用している。 3.空気調和ハンドブック・改訂3版(井上宇市・丸善:1989年2月発行) 太陽定数は、1164 kcal/m2.h ( = 1353W/m2 ) を採用している。 4.蛇足   「 太陽定数 アルベド 」 と 「 太陽定数 アルベド 」 の両方で検索すると、参考になるようなHPがあるようです。 ** 手が滑って、早送りしてしまいました。 一部修正します。すみませぬ **    

ruehas
質問者

お礼

たくさんの貴重な情報をありがとうございます。 機械・空調設計で、実際に別々の値が使われているとは知りませんでした。空調協会で一番高い値が使われているのは、やはり積算価格を上げるためなんでしょうかねえ。

その他の回答 (1)

  • take-1A
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回答No.1

最新の観測データは、知りません。 手持ちのちょっと古い資料で雑談程度の話しかできませんが・・・ 1.伝熱工学資料・改訂第4版(日本機械学会:1989年7月発行)よりの引用  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 太陽常数 と 太陽放射スペクトル ( 注1, 注2 ) 地球の大気圏外で太陽に向かって垂直な単位面積で受けるエネルギーを太陽常数と称し、E0 = 1353 W/m2 ( = 1164 kcal/m2.h ) が採用されることが多い。 これは1年を通じての平均値である。 最近の値として、1373 W/m2 ( = 1181 kcal/m2.h ) としているものもある。 そのスペクトルは下図(省略:注3)に示すようなもので、太陽常数 E0 に相当する黒体温度は 5762 K であるが、スペクトル形状が全く一致するわけではない。 -- 以下省略 --   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  省略した「太陽放射スペクトル図」は、E0 = 1353 W/m2 のときに、横軸に波長( 0 -- 2.6 μm )、縦軸に入射エネルギー( 0 -- 2400 W/m2・μm )で描かれています。 注1)  Duffie,J.A and Bechman,W.A., Solar Engineering of Thermal Process,(1980), John Wiley and sons. 注2)  Lunde,P.J., Solar Thermal Engineering,(1980), John Wiley and sons. 注3)  Thekaekara,M.P., Solar Energy,18(1976),309.   2.設計用最大熱負荷計算法(空気調和・衛生工学会:1989年12月発行) 冷房設計用日射量を求めるための太陽定数は、1189kcal/m2.h ( = 1382 W/m2 ) を採用している。  3.空気調和ハンドブック・改訂3版(井上宇市・丸善:1989年2月発行) 太陽定数は、1164 kcal/m2.h ( = 1353W/m2 ) を採用している。   

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