昨今の福袋が、バーゲンセールへ変化したのはなぜ？

質問

新春に賑わった福袋の変化について、お聞きします。
福袋は、昔、値段が安く、お御籤の感覚で買い、開けてなかの品物を見て、今年の運勢を占った、ような気がします、（地方によっては、古くから、高額な福袋がある、ことも知っています）
しかし、最近の福袋は、高額品の詰め合わせになり、購入者はあたかもバ―ゲンセールの感覚で買い求めている、ようです。
なぜ、このように福袋は変わったのでしょうか？

回答No.4

nene-k · ベストアンサー

私も、先の回答者さまと同じですが、やはり、「いらない物はいらない」というお客さんのニーズの変化…つまりは時代の流れでしょうね。

今年から、1等の賞品が現金になった「お年玉つき年賀はがき」が見事にそれを現しているように思います。

年賀はがきや福袋では無いですが、かつて、第2次大戦後のまもなくの10月に発売された「第1回宝くじ」には、1等賞金10万円の他に副賞として洋服の生地がついていました。
その後、しばらくは、必ず副賞がついていたようですが、中には木造住宅なんてデカイ副賞もあったそうです。

つまり、物の無い時代には、それが重宝されたわけです。

1時代前の主婦は、皆、洋裁や和裁をたしなんでましたから生地があれば服を作れる、（戦後なので…）土地はあるけど家が無いなんて事があったんでしょうね。

結局、現在は、贅沢さえ望まなければ、衣食住に必要なそれなりの物は自力で手に入るので、「よけいな物はいらない」という事なのかも知れません。

また、近所づきあいや親戚づきあいが希薄なったというのもあるかも知れません。
以前なら、（特に服なんかは…）福袋にいらない物が入っていても、親戚の子供にあげたりしたものですが、今じゃ、小学生もバッチリおしゃれして、ティーンやキッズの洋服の方が高かったりしますから…
あげる人がいなければ、結局ゴミになるだけですから、買う側も、その事を重々承知してるって事だと思います。

お礼

回答ありがとうございました。
＜近所づきあいや親戚づきあいが希薄なった＞
というのは、わかります。昔は、福袋のなかに自分は使わない物のがあったら（お御籤の凶に相当するので、がっがりはしますが）場合、近所や親戚に渡し、使ってもらいましたよね。無用の物でなく、けっしてごみではなかったようですね。

回答No.3

eroero1919

福袋の歴史に関しては疎いですが・笑、単純な話です。「売れなくなった」からでしょう。

じゃあなぜおみくじ感覚の福袋が売れなくなったかですが、それは長引く不況で可処分所得が減り、何千円もするギャンブルをする気を消費者がなくしたからだと思います。
「要らんもんは要らん」という消費者になったということですよね。また、私が住んでいる市もそうですが、近年はゴミも有料です。「お金を払って要らないものを買って、ゴミになったら処分するにも金がかかる」では二重に損をすることになりますので消費者も慎重になるのでしょう。

洋服屋で働く知り合いによると、今は福袋の中に何が入っているかはすべて公開しているそうです。「何が入っているかは買ってからのお楽しみ」にすると売れないし、妙なクレーム客に絡まれることもあるそうです。
昔あるお店でアルバイトをしていたときは、アニメ系だかゲーム系だかの今でいう萌えキャラの福袋が出たことがあって、それはもう飛ぶように売れたのですが、お店のすぐ外のゴミ箱に彼らが不要と感じた商品が開封もされないままに捨てられていて（「こんな要らないものを入れやがって」という抗議の意味もあったようです）、なんだか哀しくなりましたね。お店もそういうのは味わいたくないのでしょう。いくらもうお金は払われたものであったとしても、自分の売り物がゴミ箱に捨てられるのを見たい人なんていませんからね。

特に今の若い人は「必要性を感じないものは買わない」という傾向が強いですから、福袋も時代に合わせているということでしょう。

お礼

早速の回答ありがとうございました。
＜「要らんもんは要らん」＞
ですね。凶の出ることもあるお御籤は、買わない、ということですね

回答No.2

noname#188929

おみくじ然とした福袋では、結局、不要品ばかりでいくら価格以上のものが入っていても他の人にあげるか捨てるかしかない。
昔は服でもサイズがばらばらなものが入ってました。
売れ残りセールといってもそれじゃまずいってことで、最近は中身がわかるようにしたのでしょう。

お礼

早速の回答ありあとうございました。
＜おみくじ然とした福袋では、結局、不要品ばかり＞
ですね。お御籤で行ったら、吉くらいでないと満足しないのですね。

回答No.1

chiha2525

カテゴリーが若干違うような気もしますが。

昔は売れ残り商品を入れて在庫一掃、それこそバーゲンセール、でも欲しくない物もいっぱいある。でしょ。
もし欲しい物ばかりの福袋があれば、皆そちらに流れますから、そういう福袋が都市部から出てきて盛況になった。その内（売るために）、中身が最初から分かる福袋や、物ではない○○体験の権利みたいなものも。

赤字大サービスのようにみえて、ちゃんと儲けが計算されているでしょう。スーパーの広告の大目玉商品のようなもの（人引き用商品）かもしれませんが。

お礼

早速の回答ありがとうございました。
最近の福袋は、発売元が
＜ちゃんと儲けが計算されているでしょう。＞
に従っている、ことはわかりました。
しかし、昔の福袋の、お御籤を引くような趣は、どうして少なくなったのでしょうか？