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粒径分布と粒度分布の違い
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- drmuraberg
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まず表題に付いての疑問に対して。 粒径は浮遊物質を球体とみなしたときのその球の直径です。 粒径分布は、その粒径を横軸にとった時に頻度等を縦軸に表す分布となります。 粒径をdとすると、頻度分布F(d)の様な形で表されます。 F(d)は原則としては連続した関数です。 粒度は粒子サイズをグループ毎に区切ったもので、区切りの記号は 適宜決めます。粒度A,B、粒度甲、乙、粒度1,2等々です。 工業的に使われる概念です。分野別に異なる区切り名が使われています。 粒径分布F(d)のグラフを棒グラフで近似し、その棒に業界それぞれの 区切り名を付けていると考える事ができます。 粒径分布のの測定ですが(次の質問にもある)、サンプルの河川水を 乾燥して再溶解して動的光散乱で測定する、と言うのは感心しません。 他回答者の指摘にも有るように、乾燥したら浮遊粒子同士が凝縮して、 再溶解でほぐれないかも知れません。(この可能性が高い。) 測定濃度は、測定機があるならまず測って見る事、その結果で濃度の 調整を考えるべきかと思います。 濃過ぎるなら稀釈、薄いなら濃縮です。濃縮は減圧下で水分を徐々に 飛ばす等の工夫が必要でしょう。 疑問点は、光散乱の測定では塵の影響を嫌いますが、河川水の測定では ゴミを測っている様なもので、出てきた結果の解釈が1論文の仕事かと 思います。下記論文を参照してください。 http://www.jsce.or.jp/committee/hydraulic/kankyousuiri/_workshop/h23/docs/1-2_umino.pdf この業界では、粒径分布と粒度分布が混乱して使われているようです。 図の正しい表示は粒径分布と思いますが。 粒度分布は、例えば、何組かのフィルタで段階的に残渣を得て、その残渣の重量などを ヒストグラムにした場合と思いますが。
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