アメリカ人が好きな創造説ですが。

質問

地上の万物は生物も含め全て神が創ったとアメリカ人は信じているそうです。本当でしょうか。生命起源論には大きく二つの説が有り一つは仰る神様が創ったと言う主にアメリカ人が信じている地上の人も生物も創造説と言うものと、生命は宇宙の進化の中で創られたと言った物です。夫々は学者の立場の違いで前者は宗教者が唱えている宗教的立場のものです。後者は科学者が言う科学的立場の物です。宗教と科学は別の次元の事なのでどちらが正しいとはいえるものではありません。宗教は人間の心の分野のことだし、科学は自然界の物だからです。学識の高い科学者でも日曜日には必ず教会に行くことが科学と宗教は別問題だと言う証拠だと思うのですが、神様が人を始めとする全生物を創ったと言うのは宗教的立場の人が考えた頭脳の産物と言えるでしょう。宗教の神と科学は本当に共存できるものなのでしょうか。

回答No.4

ROKABAURA

２番目で２度目のＲＯＫＡＢＡＵＲＡです。
おやおやと興味を覚えたのでもう一つ。

この世界で偶然なるものはない。

どんなに乱数的に存在したように見える塵芥の一つであろうと
それは過去現在未来から連なる必ずそこに存在していなければならないピースで
突然理由無く消えて無くなったり出てきたりしない。
生命も同じく。
決してたまたまそうなったのでは無く在るべくして在る。
極悪人だろうと賢者だろうと同じ事。

だからといって「じゃあ認められているんだから何したっていいじゃん」
と考えた者は過去に数多くいた。
決して聖職者の中だけではない。
アメリカの黒歴史でもインディアンの虐殺のようにそんな根拠として使われた事実もある。
「年々増加していくわが国の自由な発展のために、
　神から与えられたこの大陸にわれわれが拡大するという明白な運命の偉大さ」とはよく言ったものだ。

人間は自分達のエゴイズムや精神的弱さを「神」の名の下に責任を逃れようとする。
そんな類いの「宗教の神」は宗教的にも排除されるべきもの。
ちなみに同様人間のエゴイズムや精神的弱さを「科学」の名の下に責任を逃れようとする者達もいる。
製薬会社や官僚にも。
こういった「科学の発展」とやらも科学的に排除されるべきものだ。

共に共存共栄を目指す。人はそういう「善」を持ちながら発展をするべきだ。
弱さも強さも長所も短所も把握した上で。

回答No.3

lv4u

２番目の考え方は、「生命は進化の中で偶然によって創られ、それが偶然の要素により進化・発展した」という考え方ですね。
この考え方によれば、地震や台風とか、津波で大地が引っかき回されて、それが何千年、何万年か経過したら、スカイツリーとか、新宿にある高層ビルが偶然できあがる、というストーリを信じる方でしょう。
あるいは、広場に木材とコンクリート、釘やネジ、電線、ガス管などを積み上げておけば、風雨によって、いつの日にか戸建て住宅が自然に完成するっていうことを信じる方ですね。

まともな頭を持つ方であれば、「偶然に進化して生命が生まれた」なんて馬鹿げたことだと思うはずですよ。
ただし、「すべて神が創った」というのも誤りでしょうね。神が創った生命体がＤＮＡ操作などして、別の動物や人間のようなものを生み出すこともあったと思います。

まあ、アメリカ人だけではないですけど、欧米の人々は日本人と比べてとても宗教的で、神を信じています。
日本の大手マスコミは「宗教に絡むようなことは放送してはいけない（事件絡みはＯＫ）」という不文律があります。
なので、一般のアメリカ人が宗教的な発言をしたとき、日本のマスコミでは、その部分はカットしているようですけど、スカパーの番組を見ていると、彼らは宗教的な発言をすることが多いです。
彼らの価値観の根本には宗教があります。

なお、科学がもう少し進化すれば、霊界（異次元）世界の探求に入っていくと思いますので、宗教と科学が融合すると思えます。

回答No.2

ROKABAURA

神を創造主として人類を保護された特別な存在とする理由は
一つには心を痛まなくするためだ。

人間が他の動物を狩り喰らい家畜となさしめた時
動物や植物は人間のために作られたものであり
それ故自由に食べて良いとした。
また過去において白人が有色人種を奴隷として使っていた時代も同様に考え
自分達は神に認められた高い存在であり洗礼も受けているのだから
そうでない人種や人々は管理され奉仕するべきなのだと教えを解釈していた。
これらは本来の痛みを感じないで済む方法だ。
同じように戦争にも多く使われたのは周知の通り。

一つは存在意義（レーゾンデートル）のためだ。

人が社会を形成する為に最も大切なものは何よりも「ルール」だ。
いかに支配し支配され　いかに供給し供給されるか。
そしてその規則や権力はどのように行使されるものか。
そして人類史上において最も力を持ったのが「神のルール」だった。
自分達が正しいと思う基本があれば安心して従い　また権力を行使できる。
近年は情報が広く伝わるようになったせいか
「神」に変わって「科学」だったり「資本」だったり「個人」だったりが多くなったが。

一つは良い行動の意識付けのためだ。

人間は楽をしたがる　というか生き物は皆そう。
科学も資本も突き詰めればシステムがあればいいので「人」はいなくていい。
ここに「善」の意識を入れないといずれ「悪」すなわち破滅に向かう。
核戦争などはあっという間に起こる。
別に宗教としてではなくとも人の心の中には「善」があるのだが
これに正当性と意識付けをしてあげる事で社会がより安全となる。

細かくはもっとあるのだろうが
このように事から人類が物事をうまく良い方に運ぶためには
「神」が必要であると判断する。

回答No.1

Glaceau

アメリカに暮らしている日本人として、私は、一神教は相容れないので、人間の視野を狭める思想体系と思っていますが、宗教一般の”神”という概念と科学はイコールだと思っています。なので、共存できると思います。

つまり、科学で証明できないものを神とか、神の奇跡だとかで説明するんではなくて、科学を説明するものとして昔の人は神というアイデアとそれを語りつくための物語を作ったのだと思います。

かといって私はダーウィンの進化論はそこまで支持していません。今のアメリカの科学者も、地球外生命体によって人間が作られたという説を唱える人も多くなってきましたし、それを認識していた初めの人間はそれを神を表現したのかもしれません。

なので、ただ同じことを説明するのに、違った言葉で表現する。とか、テーブル上の円錐体を横から見たら三角だけど、上から見たら丸に見えるし、実際立体なので、丸に見えるけど中央はとんがっている。下から見ようとしても、テーブルがあるから見えないとか。見る角度によって認識が変わるものだけど、実は全ては一つなんじゃないでしょうか。