• 締切済み

線形空間

サイトなど見てみたのですがわからないのでお願いします。 V:係数体K上の線形空間 とする。 {a1,a2,...,am}、{b1,b2,...,bn}がともにVの基底 であるとき m=nである。 線形空間(乗法(逆元)が定義されていない)なので行列のrankは使えないと思うのですが 「Vの任意の元はa1,a2,...,am(b1,b2,...,bn)の線形結合で表せる。」 「{a1,a2,...,am}、{b1,b2,...,bn}は線形独立」 をどう使えばよいかが分かりません。

みんなの回答

  • muturajcp
  • ベストアンサー率78% (505/644)
回答No.2

[a_iが{b_j}_{j=1~n}の1次結合]_{i=1~m}で, [b_jが{a_i}_{i=1~m}の1次結合]_{j=1~n}であるとき, {a_i}_{i=1~m}と{b_j}_{j=1~n}は同値であるといい {a_i}_{i=1~m}~{b_j}_{j=1~n}と表す 同値律 a~a a~b→b~a a~b~c→a~c が成り立つ 取替え定理) {b_j}_{j=1~s}は1次独立で [b_jが{a_i}_{i=1~m}の1次結合]_{j=1~s}のとき, {a_i}_{i=1~m}の中の適当なs個のベクトルを {b_j}_{j=1~s}と置き換えて得られる組が もとの組と同値であるようにできる。 証明) s=0のときは自明である そこで数学的帰納法を使う 今 {a_i}_{i=1~m}の中の適当なs-1個のベクトルを {b_j}_{j=1~s}の中のs-1個と置き換えることができて {b_1,b_2,…,b_{s-1},a_n,…,a_m}~{a_i}_{i=1~m} であると仮定する b_sは{a_i}_{i=1~m}の1次結合だから、 これと同値な組の1次結合 b_s=Σ_{j=1~s-1}(c_j)(b_j)+Σ_{j=s~m}(c_j)(a_j)…(1) となる もしj=s~mに対してc_j=0であれば b_sは{b_j}_{j=1~s-1}の1次結合となり これは{b_j}_{j=1~s}の一次独立性に反する よって{c_j}_{j=s~m}の中,少なくとも1つは0でない 一般性を失うことなくc_s≠0と仮定してよい h_s=-1/c_s j≠nに対して h_j=c_j/c_s とすると(1)から a_s=Σ_{j=1~s}(h_j)(b_j)+Σ_{j=s+1~m}(h_j)(a_j)…(2) となる (1)から {b_1,b_2,…,b_{s-1},b_s,a_{s+1},…,a_m}の各元は {b_1,b_2,…,b_{s-1},a_s,a_{s+1},…,a_m}の1次結合で (2)から {b_1,b_2,…,b_{s-1},a_s,a_{s+1},…,a_m}の各元は {b_1,b_2,…,b_{s-1},b_s,a_{s+1},…,a_m}の1次結合で 仮定から {b_1,b_2,…,b_{s-1},b_s,a_{s+1},…,a_m} ~{b_1,b_2,…,b_{s-1},a_n,a_{s+1},…,a_m} ~{a_i}_{i=1~m} (証明終) s=mとすると 取替え定理(s=m) {b_j}_{j=1~m}は1次独立で [b_jが{a_i}_{i=1~m}の1次結合]_{j=1~m}のとき, {a_i}_{i=1~m}~{b_j}_{j=1~m} となる もしn>mならば {b_j}_{j=1~n}が1次独立だから {b_j}_{j=1~m}は1次独立で [b_jが{a_i}_{i=1~m}の1次結合]_{j=1~m}だから, 取替え定理(s=m)から {a_i}_{i=1~m}~{b_j}_{j=1~m} b_nは{a_i}_{i=1~m}の1次結合だから, b_nはそれと同値な{b_j}_{j=1~m}の1次結合となって {b_j}_{j=1~n}が1次独立である事に矛盾するから n≦m もしn<mならば {a_i}_{i=1~m}が1次独立だから {a_i}_{i=1~n}は1次独立で [a_iが{b_j}_{j=1~n}の1次結合]_{i=1~n}だから, 取替え定理(s=n)から {a_i}_{i=1~n}~{b_j}_{j=1~n} a_mは{b_j}_{j=1~n}の1次結合だから, a_mはそれと同値な{a_i}_{i=1~n}の1次結合となって {a_i}_{i=1~m}が1次独立である事に矛盾するから m≦n ∴ m=n

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

「どういうサイトで」「どう書いてあって」「どこが分からないのか」を書いた方がいいと思うなぁ.

関連するQ&A

  • 線形代数 行列

    1、N次正方行列Aが正則であるための必要十分条件は、rankA=nであることを示せ。 2、線形空間Vの基底が<a1,a2,・・・・・,an>であるとする。このとき、n個の複素数b1、b2、・・・bnに対して、b1a1,b2a2,・・・,bnan>もまたVの基底であることを示せ。 この二問なのですが参考書をよくみてもどう示せばいいかよくわかりません。行列で書きにくかったらやり方だけでも助かります。 片方でも教えていただけるとうれしいです。 よろしくお願いします。

  • 線形代数 部分空間の基底を求める

    写真の3番の(ii)が分かりません。 W1とW2の基底から行列を作り、係数行列に行基本変形を行ったところ、ランクは1となりました。 W1に属するベクトルの1次結合= W2に属するベクトルの1次結合、となるようにするとW1∧W2の基底として、(1,i,-1,-i)tが得られました。 W1+W2の基底は、上記の係数行列はW1とW2の基底から成ることより、一次独立なベクトルの数あると思うのですが、そのランクは1のため1つとなってしまい答えと合いません…。 W1∧W2の基底を求める方法も含めて教えて頂けないでしょうか。 ∧は積集合、tは転置のことです。

  • 線型代数

    実線型空間R^4におけるv1,v2,v3,v4で張られる部分空間をWとします。また、  v1=t(1,1,-2,0),v2=t(1,-1,0,-2),v3=t(-2,1,1,3),v4=t(-1,2,-1,3) とします。ここで、Wの基底をv1,v2とすると、直交補空間W’の基底は、  u1=t(1,1,1,0),u2=1,-1,0,1) dimW’=2 となります。 以上の設定の下で、次の問題がよくわからないので質問させていただきます。 (1)2×4行列Aで、KerF=Wとなるものを1つ求める。 (2)4×2行列Bで、ImF=W’となるものを1つ求める。 という問題です。ここで、線型写像fについては、m×n行列Xに対して、 f;R^n→R^mとし、f(v)=Xv(vはR^nの元)という写像です。 求める行列を具体的に文字で置いて計算してみたのですが、うまくいきません。 (1)については、まず求める行列Aを A=|a1 a2 a3 a4| |b1 b2 b3 b4| と置いて、KerF=Wより、v1をとってAv1=0というように計算していこうと考えましたが、1行と2行の係数が同じになってしまいます。(2)についても同様の考え方で計算してみたのですが、この場合も同じような結果になってしまいます。どのように考えていったらいいのでしょうか?ご教授お願いします。 以上読みづらい文章となってしまいましたが、よろしくお願いします。

  • 線形変換について

    線形変換について {a,b,c}を3次元ベクトル空間Vの基底とし、fを次のようなVの線形変換とする。 f(a)=-a-c f(b)=a f(c)=a+b+2c (1){a+b+c,a+b,a}はVの基底であることを示せ (2)Vの基底{a+b+c,a+b,a}に関するfの表現行列Aを求めよ。 (1)がさっぱりわかりません。 (2)の方は 一様答えが出せて A= -1 1 1    0 0 1    -1 0 2 という行列の形になりました。 回答お願いします

  • 線形代数の部分空間Wの生成元の定義について

    部分空間W の生成元の定義に補足で ※a1,・・・,akは、線形独立やWの基底である必要はない とあります。 しかし、このあとの例題で、 R^2の線形空間において、W={x=[x1 x2]|2x1-x2=0}(注意:xは列ベクトルです)がR^2の部分空間であることを示し、Wの基底を求めよ。という問題で、結果x=[x1 x2]=[x1 2x1]=x1[1 2](注意:xは列ベクトルです)とのりa1=[1 2](列ベクトル)とおくと、a1 はこれのみで、線形独立であり、かつWの任意の元xはx=ca1と、a1の線形結合で表される。よって{a1}はWの基底である。このとき、Wはa1で生成される空間とよんでもいい。とります。でもこれは※と矛盾しています。どなたか詳しい解説を頂けないでしょうか?

  • 線形写像

    3×3の行列Aがあって、v ∈ C3 に対して,それを固有空間の元の和で表したときのVλ 成分をvλ として、対応v|→vλ で定められる線型写像 pλ : C3 → C3 の標準基底に関する表現行列を,各固有値に対して求るよ、というものなんですが、 意味が分からないので、何をやればいいか教えてもらえますか?

  • 線形空間の問題です。

    線形空間の問題です。 始めにまだ自分は理解できていないので、意味不明なことをいっていたらすいません。 問題がわからないので、よろしければ教えてください。 Vは2変数の1次以下の多項式ax+by+cの全体のなる集合とする。 1)Vは自然な演算で線形空間となることを示せ。 2)Vの次元はいくつか? 3)Vの自然な基底をひと組与えよ 4)平面の3点P1(0,0)P2(1,0)P3(0,1)において、それぞれ指定された値c1,c2,c3をとるようなVの元を表すのに最も適したVの基底は何か? とあります。 ・線形空間の性質などは理解したのですが、2変数の場合だとどのようにかけばいいのかわからなくなっているような気がします・・・

  • dimVが一定であることの証明

    線形空間Vの次元dimV、すなわち基底の元の個数は、その基底のとり方によらず一 定であることを証明せよ。 という問題がもしあったとしたら(自分でつくった問題なので変かもしれません(^_^;) )、どう答えればいいでしょうか? 【自分の解答】 Vを構成するベクトルをa1、a2、…、an とする。それらを横に並べた行列を A=(a1,a2,…,an)とおく。Aに基本変形を施し、できる限り単位行列に近づけた 結果、残った1の数がこの行列のランクである。ランクの数はどのように基本変形 を施しても一定である。dimVはrankAに等しいから、線形空間Vの次元dimV、すな わち基底の元の個数は、その基底のとり方によらず一定である。(証明終)

  • 線形代数学について

    V が線形空間で b がある線形結合における元の集合   <A1,A2,A3,・・・・,Ar> に含まれているとき、この線形結合に b を加えた集合と、もとのこの線形結合における元の集合と、イコールになることの証明方法を教えてください。よろしくお願いします。。。   <A1,A2、A3,・・・・Ar、b>=<A1,A2,A3、・・・・Ar> を証明したいのです。

  • 線型代数・一次変換

    一次変換に関する問題でわからないものがあるのでよろしければ教えてください。 1.線型空間Vの基底をB={v1,v2,b3}とするとき、 T(v1)=v2,T(v2)=v3,T(v3)=v4,T(v4)=v1 を満たすV上の一次変換Tに関する行列を求めよ。 2.T(a0+a1*x) = a0 + a1*(x + 1) によって一次変換T:P1→P1を定義し、 B={6+3x, 10+2x}に関するTの行列[T]Bと、B'={2,3+2x}に関するTに関するTの行列[T]B'を求めよ。 (P1:次数1以下の多項式全体を作る線型空間) どうしてもわかりません。 もしよろしければ詳しく教えて頂けるとありがたいです。