中国と日本の歴史的力関係

このQ&Aのポイント
  • 中国のGDPは日本を抜き、世界2位となったが、日本の総合力は成熟していると考えられる。
  • 日本文化は過去に中国から多大な影響を受けており、それを忘れてはならない。
  • 過去の中国と日本の力関係は変遷を経てきたが、明治維新による欧米文化との接触が日本の力関係を逆転させた。しかし現在は中国が急速に追い上げており、数年後には再び中国が上位に戻る可能性が高い。
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中国と日本の歴史的力関係

現在、中国のGDPは日本を抜き、世界2位となりましたが、 全体的な総合力を考えれば、日本の方が若干成熟しているのかなと考えています しかし、今日の日本文化を考える際、 過去、中国からの影響(文化・思想・技術など)を多大に受けてきたことを、 忘れてはいけないと思います そこで、過去の中国と日本の力関係とはどのような変遷を辿ってきたのか、 ご教示いただけたらと思います 私の現在の主観的な認識は以下のようなものです 「以前は、中国(隋、唐など)の方が力が上で、 それに対して日本が従属(植民地という意味ではない)していたが、 徐々に、日本の国力も向上していた その力関係に大きな変化が生じるきっかけとなったのは、 明治維新による欧米文化との接触であり、 そこから、中国に対して日本が追い上げ、世界大戦を経て、 日本は経済大国となり、力関係を逆転させた ただし現在は、市場開放政策の影響もあり、中国が日本を猛烈に追い上げており、 数年後は再び中国が上位に戻る可能性が極めて高い」 専門の方からすれば突っ込みどころ満載だと思うのですが、 よろしくお願いします。

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質問者が選んだベストアンサー

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  • TANUHACHI
  • ベストアンサー率31% (791/2549)
回答No.3

 何かイデオロギッシュな珍答もあるようですが、この質問では「文化」と「国力なる不明な定義」が混同して使われている部分に問題があります。  表立っての「国交」は菅原道真の思い込みで一時的に頓挫した事実はありますが、国家対国家の関係など民間での交易や文化交流に比べれば微々たるものです。  中国からの影響が1868年以前の殆どに及んでいる事実に対し、スペイン・ポルトガルそしてオランダが中心となった南蛮との出会いは信長より少し以前に始まり、徳川政権下ならば三代から七代までは殆ど門戸を閉ざされてもいます。そして西洋との邂逅は19世紀初頭を待つ以外にはありません。  むろん「個別レベル」としての藩単位ならば松前等の事例もありますが、その藩単位ですらも民間には遅れをとるケースも多い。  あの徳川が支配のモデルとしたのは間違いなく儒教それも朱子学的規範です。「文化」と言うと一般には「目に見える具体的な事物」に着目しがちですが、実際の「文化」は社会構造の土台を構築する「精神文化」や「政治文化」といった深層を流れる「思想」の方が影響としては、より大きい効果を持つといえます。  明治維新を乱暴な表現で括るなら、当時は未だ前近代構造の上に成り立っていたアジアに対し、俄作りで西欧化した日本がドヤ顔で上がり込んでいった形です。その俄作りも政治システムおよび社会構造においては江戸時代の残滓を引きずったハリボテにも似た形で、西洋からすれば「どっちもどっち」で、生産工場とマーケットの規模からすれば広大な国土を有する中国に「より多くの魅力」を感じるのは当然でしょう。  ただ現在の中国が現実的に抱える問題は「バブルがいつ崩壊するか」との懸念と「格差」であり、文化の問題は毛沢東により、日本がかつて経験した「廃仏毀釈」により既に崩壊状態です。  豊かな議論の土壌を有したかつての百家争鳴の名残はどこにもなく、また戦後日本が模倣したアメリカ文化のコピーを更にコピーしているだけでオリジナリティはどこにもなくなってしまいました。従って、現在の中国が持つのは「単なる拝金思想」だけとしか形容しようがありません。  現在の中国はもはや「清朝末期」と同じでしょうね。BRCISといっても現実にはR(ロシア)だけが超大国として存続する可能性を持っているだけでしょう。  かつて「経済一流、政治は二流」と揶揄された日本同様、中国も「財布の中身も危うく、文化は背筋が凍る」状態でしょう。その両者をどの基準で比較するのかとの部分が欠落し、意図的に混同させているため、答の出しようがない、というのが正答でしょう。  日本も一部の跳ね上がりが復古調を礼賛していることも同じで、困ったものです。未成熟ですねアジアは。

banannnaaa
質問者

お礼

皆様回答有難う御座いました 迷いましたが、こちらの方をBAとさせて頂きました

その他の回答 (3)

  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11114)
回答No.4

力関係もへったくれも、直接関係はほとんどないに近いレベルかと思います。 遣隋使だの遣唐使だのというのは現代でいうと大臣が訪問するようなもので、そこに政治的意味も経済的意義も現実的にはありません。中国歴代王朝にとって日本とは「辺境の取るに足らぬ小国」であり、日本にとっての中国は「憧れの遠い遠い国」です。形式上中国王朝に家臣の礼をとっていたに過ぎません。中世まではアジアにおいては中国王朝は「ウルトラ超大国」で、とりあえず法律も政治も経済も中国の真似をしていれば良かったのです。日本は文字から法律から税法から思想、文化、宗教に至るまで中国からの輸入品を受け入れて、それに日本流のアレンジを加えればよかったのです。 なにしろ、卑弥呼辺りから含めると約2000年の日本史の中で、日本本土が外国から直接攻撃を受けたのは、元寇と太平洋戦争の2回だけなんですからね。 その元寇も、歴史に詳しくない人は「元の皇帝クビライが『黄金の国ジパング』を手中に収めたかったからだ」といいますけど、現実は元王朝が「我々は中国王朝の元である。家臣の礼をとれ」といわれたのに対し、日本のお約束の外交オンチで「は?元?聞いたことないっすからそんなんしないっす」と答えてしまい、クビライの面目を丸つぶれさせたからです。

  • sadaffa
  • ベストアンサー率33% (3/9)
回答No.2

まず >以前は、中国(隋、唐など)の方が力が上で、 >それに対して日本が従属(植民地という意味ではない)していたが、 >徐々に、日本の国力も向上していた と言うのは半分あっていますが半分違います。 日中両国の関係に関しては隋の時代の有名な「日の昇る天子・・・」の国書の一件以来日本は冊封体制から抜けています。 さらに言えばその後の白村江の戦いでは唐の軍隊と戦っています。 その後の遣唐使に関しても文化交流と技術導入がメインで柵封関係ではなくあくまで距離のある付き合いでした。 さらに言えばその後の遣唐使廃止によって公式な交流はほとんどなくなりました。 この後足利時代の幕府として柵封関係を結ぶ時期もありましたがごく短期間です。 その足利時代のごく短期間と秀吉の時代を除いてその後も明治に至るまで基本日中は一部の民間を除けば基本は無関係赤の他人です。 つまり力関係もクソもほとんど接点がないというのが正確です。 さらに言えば >そこから、中国に対して日本が追い上げ、世界大戦を経て、 >日本は経済大国となり、力関係を逆転させた これは多少誤解があります。 日本は秀吉時代に明の国に攻めこむほど国力がありさすがに明ほどにないにせよそこまで力関係的に弱わかった等言う訳ではありません。 そして明治維新後ですがこれも世界大戦の前に日清戦争の勝利の段階で日清は不平等条約を結んでいます。 この段階で力関係は日本が圧倒的に有利です。 むしろ第二次世界大戦後の数年は力関係は逆転しますが直ぐに国力を回復した日本の優位が続きました。 >ただし現在は、市場開放政策の影響もあり、中国が日本を猛烈に追い上げており、 >数年後は再び中国が上位に戻る可能性が極めて高い」 これに関しては明らかに間違っています。 中国のGDPが大きいのは人口が多いからです。 その証拠に一人あたりのGDPをお調べください、ハッキリ行ってお話になりません。 そもそも日本を追い抜く前に他のアジアの国々(具体的にはインドネシアや台湾)にすら一人あたりのGDPで追いついていません。それどころか追いつける気配すらありませんその中国が数年で日本を抜くなんて有り得るわけありません。 さらに言えば発展途上国と言うのは「4000ドルの壁」という壁がありそこまでは比較的簡単に発展できますがそこから先はまず難しいのです。 因みに中国はこの「4000ドルの壁」のジンクスそのものでこの先の発展は難しいと思われます。 その上中国は後数年で一人っ子政策の反動で日本なんて比べ物にならないレベルの少子高齢化社会になりますそう考えるとまずそんな事態はありえません。

  • heisenberg
  • ベストアンサー率23% (591/2556)
回答No.1

或いは、ご質問への回答にはならないかも知れませんが・・・。 共産中国は、人民解放軍と武装警察という暴力装置で以って国民を抑えつけている、前近代的独裁国家です。 このような国は、遅かれ、早かれ、崩壊する運命にあります。 目覚めた国民が蜂起して、政権を転覆させるんですね。 中国の歴史によっても、証明されています。 中国のGDPは、国家レベルでは日本を追い抜いたようですが、それは、日本の10倍の人口がもたらしたもので、一人当たりGDPは、日本の十分の一しかありません。 豊かさに於いて、まだまだ、日本に及ばないのです。 そして、日本のレベルに達する前に、共産中国は滅びるのです。 われわれは、間もなく、その壮大な「政治ショー」を観ることができるでしょう。d(^ω^)

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