「はだしのゲン」は今の時代最適な作品か?

このQ&Aのポイント
  • 「はだしのゲン」は反戦への意思を伝える名作であり、戦争を経験した世代にとっては重要な作品です。
  • しかし、今の子どもたちの親は戦後生まれであり、戦争の実体験がないため、この作品の教育的な効果に疑問が生じています。
  • 最適な作品かどうかは個人の意見によるものであり、教師が積極的に読ませるべきかどうかは議論が分かれます。
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「はだしのゲン」は 今の時代 最適な作品か?

誰もが読んだことのある「はだしのゲン」 思想的なことは抜きにして また お亡くなりになった作者を汚すのか なんていう感情論も抜きにして 単純に 今の時代 最適な作品かどうか でご意見をお願いします。 私の時代は まだ(兵隊にこそ行っていませんが)親が戦争を経験した世代でした。 反戦への強い意思は 戦争を経験した親や 息子を亡くした祖父母の話とともに 「はだしのゲン」は名作の一つだったことはまちがいないと思います。 内容が仮に誇張されていたとしても 親や祖父母が 真実を語ることで訂正修正もききました。 ですが 今 子どもたちの親は 完全に戦後生まれでしかも終戦後の状態なんて知りません。 祖父母は同居しておらず しかも超高齢で ほとんど忘れてしまっています。 教科書やマンガや誰かの思想やネットの情報で 「戦争」を 知っています。 人気アニメもずいぶん雰囲気がかわりました。 昔は「宇宙戦艦ヤマト」「ガッチャマン」 悪と戦う単純な話です 今では 「エバンゲリオン」「進撃の巨人」 かなり複雑な話になっています。 戦い自体の虚しさやるせなさ が 浮彫になっています。 「進撃の巨人」世代の子どもたちに 昔の教育そのままの「はだしのゲン」を与えることが よいのかどうか 今度の教育委員会の撤回のニュースを観て思いました。 念のため書きますが これは 作者をおとしめるものでも 一部誇張された表現があるとか そうゆう話ではなく 時代の流れとともに 子どもたちの環境は大きく変わっていて 未だに この作品を 学校関係者が積極的に読ませるということは たんなる教師の 「反戦の思い出」の押し付けのような気がしてならないのです。 私の個人的な意見は 図書館に置くのはオッケイ でも 教師が教育現場で 「推薦図書」にしたり 「読書感想文」の課題図書(小説版)にして宿題にするのには抵抗があります。 微妙な質問なので 回答される方に お願いがあります。 できましたら 今いちど はだしのゲンを読んでください。 子どものときの読んだときとは 今の世界の状況 子どもたちを取り巻く環境が大きく変わりました。 推薦図書や宿題の課題図書にする本には、、 どうか、、と思うのですが、、、 なんだか 教育というのを離れて 「反戦」の象徴扱いのような気がして怖いのですが、、、 踏絵というか、、これを読まないのは 戦争の悲惨さを知らないのか!!!みたいな、、、 短絡的な感じがします。 過去 私の質問に答えてくださった回答者で管理者より削除された方が数人おられます。 わたしは どんな回答でも大切だと思っていますので 自分の回答に削除願いなんて一度も出したことがありませんが、ここは管理がたいへんきちんとされていて 削除はもったいないので そのへんの加減をよろしくお願いします。 夏休みだから学生さんの意見を知りたいなあ・・・ ほんとうのところ どうなんだろ・・・

noname#185665
noname#185665

質問者が選んだベストアンサー

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  • rokutaro36
  • ベストアンサー率55% (5458/9820)
回答No.13

質問者様にとって、過去の重大な出来事、出会いは、 すべて、検索した結果の必然ですか? そんなものは、実は、一つもなく、「すべては偶然」だったのでは ありませんか? そう、本当に大切な物は、考えてみると偶然なのですよ。 閉庫にするということは、子供たちから、この偶然を奪うことです。 出会いを奪うことです。 そんな権利が大人にあるでしょうか? 大人が良いと思った者だけを子供に与えるとどうなるか? 立派な子供が育つでしょうか? 現実は、その逆で、 狂信的な宗教原理主義者、 某国に見られるような個人崇拝、 そんな大人ばかりが育つのではありませんか? 制限しても、強制してもいけないのです。 なので、閉庫にするなんて、言語道断。 課題図書にするなんて、大人の驕り、ですよ。 その意味から、「最適な作品か?」というご質問にも 違和感を禁じえません。 子供にとって、最適なんて、ないのですよ。 それは、大人が大人の価値観を子供に強制することです。 子供が「はだしのゲン」に興味を持つかどうかはわかりません。 でも、それを指導するのではなく、 子供が自分で興味を持った時、偶然にでも、 そこに「ある」こと自体が重要なのです。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございました。 <偶然を奪うことです。 出会いを奪うことです。 そんな権利が大人にあるでしょうか? なるほど、、と 納得しました。 偶然を奪う権利 たしかにそうですね すごい勢いで回答が続き お礼が間に合いそういありません。ベストアンサーはみなさまに差し上げたいのですが  偶然を奪う権利という新しい言葉をいただいたので ベストアンサーにさせていただきます。 この場で書くのは不適当ですが 場がないので 回答してくださった方かた ほんとうにありがとうございました。

その他の回答 (12)

回答No.12

今さら何故、こんな議論が起きるのか。まずはそれを考えましょう。 端的に言えば、戦後以降の歴史教育が形成されていない、即ち日本の教育業界において 戦後はまだ終結していない事を意味します。まあ、どれだけゆとりやねんと思いますが。 当該作品においては、戦争被害にあった者の状況を生々しく伝える漫画でもあります。 規制派に関して言えば、随分甘っちょろい事を言っていると痛感します。原爆資料館へ 足を運べば、どれだけ悲惨だったかは子供にでも理解できます。 繰り返し述べますが、教える側が成熟していないからこんな陳腐な騒動が起きるのです。 昨今騒がれている、児童ポルノ規制という名前の創作物規制と同じ構造です。政権が 変わっても、絶対に変わらない事実があります。それは勝ち目のない戦争をやらかして、 自国民を大量に死なせ、挙げ句の果てには核も遣われたという事です。左右の勢力の どちらも、創作物を自分の有利に遣おうと必死になっています。まあ、論外ですな。 「反戦」「不戦」の発想は正しいが、それは日本が自国を自力で護れる事が 最低条件です。安保体制でアメリカの庇護の元でしか存続できない日本に、 それを語る資格はありません。ヒキコモリに社会的な発言権がありますか? また、それを受け入れますか? そんなもんです。日本の売国左翼系は、 他国の侵略にも反戦の意志を貫き、無防備になれと言っています。共産党や 社民党の発言はまさにこれですな。 また、自民党に関しても問題がある。日本は国家総動員体制で戦争を行い、 反戦を謳う者を思想犯として投獄・弾圧を行った。これは中国を馬鹿にできない 愚行です。そして現在においても、情報整備や思想統制の元で自衛隊の国防軍化を 図っている。これは民主主義国家にふさわしい処置だろうか。いや、戦中と同じです。 戦略無き戦闘行為によって、大量の日本人を殺したのは日本の首脳であり、それに 踊らされた当時の国民である事を直視しなければならない。 左右の勢力いずれも不備がある。しかし、書籍の規制や焚書のような処置を取るのは 日本の教育業界の低次元な敗北主義に他ならない。残酷? 漫画ではなく、リアルな 戦争はもっと残酷です。 反戦の教材としては適しているが、それを運用できるかどうかは教育者、所謂 大人側の力量にある。現存している書籍を規制しても、何の解決にもならない。 目を背けて、知る必要のない事とした場合、今の大人のような無知な者が増えるだけ。 靖国参拝というパフォーマンスをしている者も、勝ち目のない戦争で日本人の戦死者を 増やしたと謝罪をした事がない。そ個から目を背けるという事は、また戦争するかも しれないから、オマエらはその作戦どおりに散ってこい、所詮は消耗品だと述べて いるに等しい。 戦場から遠ざかると主戦論が濃厚になるが、戦争を知らない者が多い弊害とは こういう事である。書籍に対して、教科書の丸暗記ではなくて、どう感じたのか、 それの正誤ではなくて、情報公開をした上でどのような印象を持つのか、 それは子供の自由ですし、それこそ学級で議論をしても構わない。情報公開をしない 姿勢というのは、旧日本軍が日本人に行った処置です。これではダメでしょうね。 また、日本人が北朝鮮の喜び組のようになって、無駄死にさせられるかもしれませんし。 俺は大人がどうとか言うよりも、子供達に読ませた上で大人の息がかかっていない 感想を是非とも聞きたいし、これが後世の教育に必要かどうかを、子供達に議論を させたい。 極論を言えばダンダムだって、当時の主戦論を煽るために流行らせたと言っても 差し支えない。アニメや漫画を政治利用する勢力にこそ、猛省を促したい。 情報公開は、民主主義の基本原則です。ゲスなマスゴミの言うそれとは大きく異なります。 その上で、一人一人に熟慮を促す教材とすれば、決して間違った物ではない。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございました。 頑張って読みましたが私の頭ではよくわからなくて、、わかるところだけですみません。 <反戦の教材としては適しているが、それを運用できるかどうかは教育者、所謂大人側の力量にある。現存している書籍を規制しても、何の解決にもならない。 とのこと なるほどと思いました。 <アニメや漫画を政治利用する勢力にこそ、猛省を促したい とのこと でもはだしのゲンは漫画ではない?ということなのかなあ、、すみません 一部よくわからなくて、、、 とにかく 運用する教育者、大人の力量が大事というところは共感いたします。なるほどと思います。ありがとうございました。

noname#194996
noname#194996
回答No.11

思想的なことを抜きには出来ません。反戦思想があることは間違いないでしょう。反戦思想は駄目だとおっしゃっておられるわけではないでしょうね。、作者に対する(同情の)感情論は重要ではないとわたしも思います。 時代と共に日本は裕福になり、環境も大きく変わりましたが、反戦反核思想の重要さは変わらないと思います。興味だけでは読めない重い作品ですし、最適かどうかはわたしも分かりませんが、挙げておられる娯楽のための戦争アニメなどよりは際立って社会的に次元の高い良心的な作品だと思います。 >教師の 「反戦の思い出」の押し付けのような よくわからないところです。反戦運動は今も進んでいる現代の問題であり、思い出ではないと思います。まあそんな元教師もいるのかもしれませんが。 >これを読まないのは 戦争の悲惨さを知らないのか!!! 確かに押し付けは良くないと思います(そういう例もあったのかもしれません)が、全体として貴方の個人的な思い込みのように思われます。 読まない子は押し付けても読まないでしょう。肝心なことは、読みたい子には常に開かれており、興味を持たなくても、偶然手にとって見た、くらいの環境が設定できればとわたしは思っています。特別扱いする必要はないと私は思います。 今度の松江の事件は奇異なものだったと思っています。かえって多くの人に読まれる結果になっただろうと思えばこれは皮肉なことでで愉しい事件でした。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 <時代と共に日本は裕福になり、環境も大きく変わりましたが、反戦反核思想の重要さは変わらないと思います。興味だけでは読めない重い作品ですし、最適かどうかはわたしも分かりませんが、挙げておられる娯楽のための戦争アニメなどよりは際立って社会的に次元の高い良心的な作品だと思います とのこと なるほどと思いました。 ありがとうございます。

回答No.10

こんにちは。 私が通った中学校の教室には普通に 『はだしのゲン』が置かれていました。 昼休み外で遊ばない生徒ははだしのゲンを 当たり前のように読んでいました。 ですから今頃はだしのゲンが矢面に立たされているのが 解らないのです。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 ここで、、書いてよいのかどうか、私の叔母の夫(義理の伯父)は松江出身で 地域性として 「たいへん教育熱心で 城下町ということもあり歴史を守るという意識も強い」土地柄なんだそうです。とにかく教育熱心だとのこと そうゆうのもあるかもしれないですね(良い悪いじゃなくて) <昼休み外で遊ばない生徒ははだしのゲンを 当たり前のように読んでいました。 とのこと ありがとうございます。

  • kame100
  • ベストアンサー率12% (44/358)
回答No.9

戦争の悲惨さを伝える良い作品だと思う。 <教育というのを離れて 「反戦」の象徴扱いのような気がして怖いのですが> このマンガを読む事程度が象徴になって何が怖いのか。 <昔の教育そのままの「はだしのゲン」を与えることが よいのかどうか > 反戦は世界人類の時代を超えた不動の目標、それを昔のままの教育で何が いけないのでしょう。 これは日本軍が外国にひどい事をした事実を子供に知らせたく無くて 制限を加え始めたのが真実だと思う。 これが麻生元首相のいつの間にかワイマール憲法が、のナチスの手法の一つの外堀を 埋めていると云うのは、チョット云い過ぎですがネ。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 えっと、、質問で書きましたとおり 思想的なことはNGで、ってこれ、難しいですよね、、、、、ナチス云々はおいておいて <戦争の悲惨さを伝える良い作品だと思う とのこと ありがとうございました。

回答No.8

>今の時代に最適な作品かどうかの判断が、松江市教育委員会による閉架措置であって・・・ 「最適な作品と教育委員会が判断しない書籍は子供に読ますべきではない」-かかる、上からの統制はいかがなものか?それに、実際の裏事情ってのを探れば、そこには脅迫と暴力に屈した非民主的手続きに過ぎない一面が垣間見える。 松江市教育委員会による閉架措置の是非を、作品の時代的最適性によって評価することは、一つには教育委員会による言論統制を是認することにつながり、二つには同教育委員会の非民主主義的な決定システムを追認することであり、間違ったアプローチと言わざるを得ません。付け加えるならば、三つ目に、「はだしのゲン」は戦後史に照らして書かれた背景事情を含めて読むべきで「今の時代に最適か否か」という視点は、およそ無意味。 >「はだしのゲン」の表現が過激・・・ 私には、どうにもかかる感想が理解できない。長崎の原爆資料館の展示を見た時のショックに比べると、はるかに小さいもの。漫画は漫画。現実に勝るものではない。 >今、子どもたちの親は、完全に戦後生まれでしかも終戦後の状態なんて知りません。 「今の親や子供たちが戦争の悲惨さを知らない」が作品の最適性を云々する根拠とされているようだが、これは「人は体験したことしか理解できない」という暴論。現実問題として、戦争は21世紀でも世界中で展開されており、その悲惨さを知りイメージすることは誰でも可能。なぜに、かくも悲惨な戦争を繰り返すのか?現代進行形の戦争を直視しつつ「はだしのゲン」を読み返すことも可能。 >「反戦」の象徴扱いのような気がして怖い・・・ これは、質問者の単なる「反戦」に対する特異な感情でしかない。「反戦・反核」というのは、今や世界的な夢であり思い。それが語られることは、語られない「怖さ」の対極にあることは明らか。「はだしのゲン」が名作かどうかの評価は横に置いて、それが読み継がれることに関して何も怖がることはない。 と、思いますよ。

noname#185665
質問者

お礼

回答いただきありがとうございました。 <それが読み継がれることに関して何も怖がることはない。 とのこと。なるほどなあと思いました。 ありがとうございます。

回答No.7

そもそも、大手新聞が騒がなければ、それだけの事だった、つまり推薦図書にしたからといって、子供が読むかと言うと、この手の悲惨な本を全文読む子供は少数でしょう、文学的に非常に優れているとかではないわけですから、好ましいか好ましくないかは、教育者側で個々に決めれば良い訳です、教科書のせんていだって、教育者側で数種類の教科書から決めるのだから、この作品を好まし良いと思う学校や、好ましくないと思う学校があったとしても、何の問題も無く、民主主義国家なら、あって当然(選択の自由です)もっとも、記述があまりにも間違っている記録的な書物は当然除きます、但し、最初から話が架空である例えば、SF小説などは別ですが。 それを大手新聞社が、松江市に批判の論評をし、大手である力を行使する、その方が、民主主義の社会として間違っている様に感じます、大手新聞が法律ですか?と言う感じがします。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 おっしゃるとおりマスメディアの力はすごいですよね・・・ 選択の自由 教育 新聞の影響 いろいろ考えさせられます。 <子供が読むかと言うと、この手の悲惨な本を全文読む子供は少数でしょう なるほど、、と思いました。 ありがとうございます。

回答No.6

>その教育委員会の勝手な判断や、そのクレーマーが実はたった一人だけであって、事なかれ主義で実践されたことが大>きな問題になっているのです。 >教育の現場が、作品に対して最適な作品かどうかの判断できるわけがない。現代の価値観で、過去の価値観を精算をするんだから。 dogdayさまの、ご意見と、私は同じであります。 何をしても? 評価されるのは、それからの未来ですね。 (いじめによる自殺など・・)  指導者・決定者が、忘れない事・・ 「過去の歴史から、学び、あやまちを くり返さない事と、但し、虚言は別ですね  それらが、国民と同じ視線で ものごとを つねに見つめられる事」 ただし、「国民を 守れない法では駄目だと思います」 戦争が終わってからの世代、誠の恐怖を知らない世代、 あやまちを、くりかえさない為にも、この漫画が、祖父母の代わりとなりますように・・

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 <この漫画が、祖父母の代わりとなりますように なるほど、と思いました。 ありがとうございます。

  • zkxzm4kz
  • ベストアンサー率11% (601/5075)
回答No.5

反戦的な要素が大きいので特定団体には都合がよく、別の団体には都合が悪いという 感じです。 学校の図書館に置くのは反対ですあくまでも個人的に読むことを 選択してほしいです。 書店でもアマゾンでも、ブックオフでも欲しい人読みたい人の裁量があるんですから。 これは学校があれこれというよりも、家庭内で親が与えるとか読んではいけないとか まずそこから判断するのが家庭教育だと思います。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございました。 家庭教育は大事ですよね なるほどと共感いたします。 ほかの方の回答にも書きましたが 「なんかモヤモヤとなんともいえないモノ」があるのですのよ。 教育は洗脳っていう人がいますが、ひいては国の行方まで左右します。 今回は教育委員会が撤回したようですが、 子どもたちにとって何が一番よいことなのか ほんとうのところどうなんだろうって・・・ おっしゃられるとおり 同じ図書館でも 学校の図書館となると市の図書館とはちがってきますよね・・ありがとうございました。

  • lv4u
  • ベストアンサー率27% (1862/6715)
回答No.4

私は、リアルタイムで連載中の「はだしのゲン」を読んだ世代ですが、やはりちょっと違和感があるんですね。 それは、宮﨑アニメの反戦思想に感じる、単純な反戦、左翼的な思想を連想させるからでもあります。簡単にいえば、中国・韓国の過去のデッチアゲにもとづく対日賠償要求に荷担するような感じで、自分も嘘つき人間の仲間になってしまうようで嫌なんです。 でも、広島の原爆資料館を見たら、実際の被災状況は、マンガの内容よりも、もっと悲惨だったということが想像できるので、表現に「誇張」っていうのは少ないような気がしますから、事実を知るって意味で、子供たちの目から隠す必要もないと思います。 たぶん、自分で周囲の救援の手を拒み、最後は妹を死なせてしまう、自業自得の手本のようなアニメの「ほたるのはか」のほうが子供に悪影響があると感じますね。 戦争や核被害のリアルさを分かりやすく教えてくれる、マンガ「はだしのげん」が、子供たちに図書館で提供されてもいいと思います。でも、同時に、やらざるを得なかった明治43年(1910年)の日韓併合、第2次大戦が日本の自衛戦争、植民地解放、人種差別撤廃を目指していて、そして、多大な犠牲を出したけど、その崇高な目的を果たしたという面を伝えるマンガやドラマ等で子供たちに提供して欲しいですね。 そして、やや気弱な安倍政権には、「集団的自衛権承認」「憲法9条改正」「自衛軍創設」だけでなく「日本の核武装」まで頑張って、中国・北朝鮮の脅威から日本を守って欲しいと思います。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 私が感じてる「なにかもやもやしてるわからないモノ」が あなたのおっしゃる「違和感」に近いものだとわかりました。ありがとうございます。 ところで 私も ほかの方同様に 戦争作品というと「はだしのゲン」「ほたるの墓」が浮かびます。ある意味 対抗馬がないというのもあるのでしょうね・・・ 今の子どもたちは どうなんでしょう・・・どうゆうふうに受け止めるのかなあ・・・ うちの子はもう大きくなってしまって「感想文の課題図書に指定されて面倒だった。 とにかく怖くてたまらなかった」程度しか言いません。「どこが怖かった?」って訊いたら 「説明してる先生が怖かった」って言ってました。 それがあったから ちょっとここで聞いてみたかった。 私の世代は 第二次世界大戦前後の歴史は完全スルーでした。日露戦争のあと、文字だけで 第一次第二次と続き いきなり戦後の補償がどうこう、、とか に飛んだような、、 ずっと違和感がありました。 

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2314/7952)
回答No.3

>私の個人的な意見は 図書館に置くのはオッケイ >でも 教師が教育現場で 「推薦図書」にしたり 「読書感想文」の課題図書(小説版)にして宿題にするのには抵抗があります。 今の時代 最適な作品かどうかの判断が、松江市教育委員会による閉架措置であって、 今の現場は、「推薦図書」にしたり 「読書感想文」の課題図書(小説版)にして宿題になんか決してならない状況です、 で、その教育委員会の勝手な判断や、そのクレーマーが実はたった一人だけであって、事なかれ主義で実践されたことが大きな問題になっているのです。 教育の現場が、作品に対して最適な作品かどうかの判断できるわけがない。現代の価値観で、過去の価値観を精算をするんだから。 で、現場としては「二学期始まったら生徒が読みまくるんじゃないのかなあ。こんなに宣伝してもらうと。」 今、コンビニのペーパーバックで並んでますし。 今の時代の大人に判断力がなく、子供も読むネット上で大人がバカな議論を見せていることで、 大人が、読ませたがろうと、読ませなかろうと、子供に反骨的に読ませるきっかけになっているんですよ。 はだしのゲンは、戦争の記録を扱った、戦後教育の記録であって、それが適切か不適切かは、子供に読めせるか読ませないかではなく、反戦教育の対論になりえる価値のある作品が存在しないだけですので、大人の怠慢です。 そもそも相談者さんが >昔は「宇宙戦艦ヤマト」「ガッチャマン」 悪と戦う単純な話です ヤマトはガミラスにも正当な主張があり、敵の美学をかっこ良く見せた最初の作品であり、 ガッチャマンは、我儘で思いつきで指示する総裁Xのワンマン独裁をベルク・カッツェがどうにかする中間管理職の悲哀と正義の横暴を描いた作品であり、 悪と戦う単純な話と記憶して、いい歳の大人になっているなら、大人のメッセージを何も受け取れていなかった子供だったことになります。

noname#185665
質問者

お礼

回答をいただきありがとうございます。 なるほどなあと思いました。 とくに  <反戦教育の対論になりえる価値のある作品が存在しないだけですので、大人の怠慢です>の箇所は 目からウロコです。 鋭いご指摘をありがとうございました。

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