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どの程度(ランク)の製品を比較する?

HAL2(@HALTWO)の回答

回答No.4

だらだら打ち込んでいたら、文字数が超えてしまったので 2 つに分けました(^_^;)。 かつて McIntosh C34V を愛用していました。 >(MA6300 は)トランス出力ではないので、ほんとうのマッキントッシュの音はしないといつもバカにされる・・・ とんでもない! MA Series は 1963 年に発表された MA230 から続く Series で、真空管式の MA230 は兎も角も、1966 年に発表された MA5100、次の MA6100 (1972 年)、MA6200 (1978 年)、MA6400 (1995 年) 、MA6450 (1998 年) といずれも OTL (Output Transformer-Less) 方式であり、OT を搭載したのは 1994 年に発表された MA6800 からです。 200W Over の出力を出せる大出力 Power Amplifier 回路の安定性を狙って OT を搭載させる手法は 1980 年台から採っていますが、McIntosh 社は Unity Coupled Transformer という Transformer の特許を取得したほど Transformer 製作に誇りを持つ Maker でしたので、他の Maker ならば音質を劣化させる原因となる OT など用いずに Relay 式の保護回路を搭載させるところを敢えて OT を用いていたという社の政策的意図で採用していたものです。 日本では MA6800 の発表頃から「OT を搭載した McIntosh 本来の音」などという迷信が流布されましたが、それは倒産した McIntosh 社を Car Stereo Maker の Clarion 社が買い取って日本 Maker による McIntosh Brand を浸透させるために打った宣伝文句に過ぎません。 御存知のとおり McIntosh Sound は Pre-Amplifier でも小出力 Integrated Amplifier でも堂々たる McIntosh Sound Character を示すものであり「OT を搭載していない McIntosh なんて本来の McIntosh の音ではない」などと言う人は間違いなく「McIntosh Sound を知らない人」です(笑)。 日本では McIntosh C34V と言うと Pre-Amplifier と受け取られがちですが、C32/C33/C34V は低能率 Headphone や Rack Mounted Monitor Speaker を駆動するための 12W/8Ω (C32) 或いは 20W/8Ω (C33/C34V) の Power Amplifier を内蔵しており、小口径 Full Range 派の私が用いる Speaker System を駆動するには充分なものでした。 当然の事ながら Power Amplifier 回路は OTL 式ですが、音は勿論 McIntosh Sound です。・・・そうでなければ Monitor Speaker Output なんて搭載されよう筈もありません(笑)。 ・・・とは言え、McIntosh Sound という Sound Character は、実は数種類もあります(^_^;)。 最も知られているのは Transistor Amplifier での McIntosh Sound で、C32/MA6200/MAC4200 及び MC2200 Series 辺りから以後の McIntosh Sound です。 Audio Mania としても著名で、現在の Orchestra 配置では Stokowski Shift と呼ばれて Standard となっている「第 1 Violin と第 2 Violin を左に寄せ、Viola や Contrabass 等は右手に配置、基本的に高音楽器は左、低音楽器は右に配置する」方式を編み出した指揮者であった Leopold Stokowski の意見を採り入れて McIntosh Engineer の Roger Russell が開発した McIntosh 独自の変則的な 5 Band Tone Controller が組み込まれて、どれほど Tone Controller や Continuous Loudness Controller、Filter 類を駆使しようと「太く厚く熱く、それでいて充分に高速な Responce を示す」Sound が決して痩せたり薄くなったりすることがない、独特の Sound Character が確立された頃ですね。 流石に私は真空管 Amplifier での McIntosh Sound の肝までは知らないのですが、McIntosh 社は実は Speaker System も作っており、この McIntosh Speaker Series が、Amplifier での McIntosh Sound からは信じられないほどかけ離れた Sound Character を持っていましたよ(^_^;)。・・・McIntosh Sound と言ったら誰もが JBL Horn Speaker との組み合わせを思い浮かべるでしょうが、McIntosh Speaker System の音は Soft で Mellow な感触だったと言ったら信じられます(笑)? >素晴らしい真空管アンプの音、は100万円かけなければ手にすることはできないのでしょうか? そんなことはないと思いますが、要は設計者、製作者がどれほど丹念に設計、製作しているかでしょうね。 米国から帰国して、PHILIPS DFA1000 (MARANTZ PM99SE) で BOSE M901CSIV + INFINITY Emit-k を 100dB SPL/m 以上の大音量で鳴らしていた米国での環境を再現するのは不可能なものの、Amplifier の個性は McIntosh C34V が気に入っていたことから C34V の中古を購入して、取り敢えずは BOSE AM5 MkIII を鳴らしていたのですが、その McIntosh C34V + BOSE AM5 MkIII を Living から書斎に追いやって Sub System に落とし込み、Living の中央に Main System として鎮座してしまったのが BOSE AWMS-VIA という化け物じみた CD-Radio Cassettecorder でした(笑)。 その後 BOSE AWMS-VIA の Sound を再現すべく書斎の BOSE AM5-MkIII をバラして自作 Speaker System に作り直し、一度は電源 Condensor を入れ替える Maintenance に出したものの遂に寿命がきた McIntosh C34V に代わって導入したのが、なんと城下工業の Sound Warrier SW-T10 という安価な真空管 Amplifier です(笑)。・・・一時は C34V の Pre-Out を SW-T10 の Line In に繋いで鳴らしていました(^_^;)。 Speaker System が目から鱗の音を出していたので Amplifier は「Near Field Speaker System に合わせた小出力のもので個性的な音を出せるもの」という目的で SW-T10 を購入したのですが、この Amplifier で 12AX7 真空管を他 Maker の 12AX7 真空管に換装することによって音色を変える技 (?) を覚えました(^_^;)。 A No.3 に続く・・・

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