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夏目漱石とその弟子たち

暑い夏、涼しい屋内で読書三昧にひたりたいと考えています。 夏目漱石のお弟子さんたちの小説家、あるいは随筆家あたりから始めてみたいと思っております。何か、お考えのようなものがありましたら、ぜひ、ご教授ください。 よろしくお願いいたします。

noname#202494
noname#202494

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回答No.1

芥川龍之介なんてどうですか? 羅生門とか有名ですが、わたしは書簡集がオススメです。 芥川龍之介の日常的な手紙でのやりとりを編集したもので、作風からはちょっと違う面が見られて楽しいです。 師匠の夏目漱石や、婚約者、友人にあてたものでして、人間らしさが伝わってきます。 ちなみに。 岩波文庫 芥川竜之介 書簡集 石割透 編 900円の文庫です(*^^*)

noname#202494
質問者

お礼

OKさん、 芥川龍之介の書簡集は、盲点でした。 確か堀辰雄がお気に入りで、よく、手紙を書いていた、と聞いたことがあります。 辰ちゃんこ殿、とかいって。。。著作からは、想像できない芥川で、いつか読んでみたいと思っていました。 また、何か思いつかれましたら、よろしくお願いいたします。 ご回答、ありがとうございました。

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noname#196757
noname#196757
回答No.10

こんにちは。 金曜日から4日ほど家を留守にしておりました。 両親の墓を掃除してやりましょうと思い立ちです・・・。 今日からお盆ですが、お盆の最中ですと、 交通機関も混みますでしょう? 昨夜遅く帰宅したばかりなのです。 北海道はもうかれこれ、20年以上ぶりでしたでしょうか? 札幌も随分変わったようです・・・。 「三四郎」はすすんでおられますか? PCを開けて質問がまだ置かれておりましたので、 Ciaopolpoさんにしては珍しいことと思い、 marcさんの回答なども眺めておりました。 出かける前に補足は拝見しておりましたが、 marcさんに回答を・・・そう言うことでしょうか? 話しは少し逸れるのですが面白い質問をされていたのですね! 「従軍慰安婦の石像」ですか? アメリカに作られたようですね・・・。 このお話しをする場でもないのでしょうが、少しお話しを! 「日韓基本条約」により慰安婦の賠償問題、その他一切合財含めて、 決着している・・・これが日本の一貫した立場です。 これはもう、これからも揺るがしようがありません。 歴代日韓両政府ともこれは同じ認識です。 ただ、反日の市民活動家によるものなのか? この問題は定期的に再燃しては沈静化してきました 先日は韓国の司法が彼らの訴えを認める判決を出しました。 からと言って日本の立場が変わるものでもありません・・・。 彼らの考えは容易に想像がつきます、国際世論を味方につけること! アメリカの石像はまずその第一歩なのでしょうね Ciaopolpoさんは安重根と言う人物をご存知でしょうか? ハルピンで伊藤博文を暗殺したテロリストです。 この人物の銅像をハルピンに建てようと言う話しがもちあがっております。 あろうことか、中韓首脳会談で今の韓国の女性大統領が、 中国にお願いをすると言う・・・にわかには信じられないような話しです! 殆ど常軌を逸っしているとしか私には思われません・・・。 日韓のことについては話したいことも沢山あります・・・ 日本の慰安婦問題の基金設立、あるいは日韓の歴史の検証、 これが出来ないばかりに教育が相方いびつなものになっているようです。 韓国の国民性、歴史観、あるいは文化、それを知るのに、 格好な女性がおります。 呉善花(オ・ヨンファ)と言う方です、年齢はCiaopolpoさんと同じくらい? 日本に帰化されましたが、今はどこぞの大学の准教授? 著書も沢山あるのですが、日本と韓国の文化を比較してとても面白いのです、 殊に日本文化への造詣の深さは日本人の私が驚くほどです・・・。 お暇がありましたら一読をお薦めしておきます。 久米正雄については、私は人様にお薦めする記憶がありません。 短編は何点か読んだように思いますが・・・40年以上前の記憶です。 吉村昭に惹かれる・・・私も面白いと思います。 歴史作家でしょうが、司馬さんとは違う面白さがありますね。 「破船」は先日お話ししました、面白いと思います是非! 後は何でしょうね・・・「破獄」は私は面白く読みました・・・ 「破獄」に関連して佐木隆三の「復讐するは我にあり」 この話しもしたいのですが、止めておきます(笑) 今村昌平で映画化されましたが、緒方拳、三国連太郎、清川虹子・・・ 見事な映画です! 古典の話しも少ししたいと思いましたが早、この長さです 「堤中納言物語」の中に虫愛ずる姫君の話しがあります・・・ 平安時代は女性にとっては窮屈な時代でしょう、 その時代に自分を主張出来た女性がいたことに私は驚いてしまいます。 漫画でもあるのですか? どんな形にせよ古典に親しむのは良いことでしょうね 私は別に古典読むべき!そうは思いません・・・ でも、足元にこんな素晴らしい文学があるのですものね。 長くなりました、この話しで終わりにします。 坂口安吾に触れておられました。 坂口安吾に「教祖の文学」と言う短い一冊があります。 小林さんを皮肉たっぷり批判しております。 面白いのは、その後二人の対談があるのですが、 開口一番、安吾が「俺は別にあんたのことを悪く書いたつもりはないんだよ」 すると小林さんが「俺は別に気にしてないよ・・・」 謝るくらいなら最初から悪態つかなければいいのに・・・これは私!(笑) 余計な話しで吉村昭の本を言い忘れました! 私は「漂流」、「天狗騒乱」、「彰義隊」、その他にもあったように思います。 Ciaopolpoさんとは「新撰組血風録」の話しもしたいと思いましたが、 またと言うことにしたいと思います。 今日からお盆です、昨日まで少し涼しいところにおりましたので、 この暑さは少しこたえます・・・。 Ciaopolpoさんも気をつけられて。

noname#202494
質問者

お礼

"天狗騒乱”は面白そうですね。天狗は崇徳上皇の生まれ変わりです! 吉村昭は、まず、お勧めの”破船”から始めてみたいのですが、電子辞書の使い方が判らず、ぐずぐずしています。しょうがないから、従兄弟にでも聞いてみようか、と考えているところです。 坂口安吾と小林秀雄の会話は興味深いですね。小林さんは、評論からの印象よりも、実際にお会いしたら、さらに魅力的なかただったんでしょう。安吾と対談するときに、小林さん、こりゃ、面白くなりそうだと、にんまりされたのではないでしょうか。安吾のほうは、小林さんに”苦手感”を持っていたとか。 日韓関係は、双方の認識のすれ違いというよりも、もうひとつ、日本人の中にある、韓国・朝鮮人に対する差別感が、一体どこに由来するものなのか、不思議でなりません。一般の日本人は、自分たちが東洋人であるにかかわらず、東南アジアの諸国や、中・韓に対して、自分たちが上であるというふうに考えていないでしょうか。”海外旅行に出て、中国人に間違えられて不愉快である”とおっしゃるのを、よく聞きます。 欧米諸国を目指して、一心不乱に努力してきて、アジア第一の国になったときに、自分たちは、普通のアジアの国ではない、欧米諸国の一員である、と認識してしまったのではないでしょうか。シンガポール人は、外見は黄色いけれど、中身は白人のバナナである、と言われます。日本にも、そんなところがないでしょうか。中韓に経済力がついてきたときに、(日本からの経済援助がもう必要でなくなったときに)、日本がこんなふうに嫌われるのと、世界中からアメリカが嫌われるのは、どこか似通っています。 二十年ぶりの北海道、四日では、大忙しでしたね。 私も日本に帰国すると、変わったな~、と思うことばかりです。ふるさとの山河は変わらずに、私たちを迎えて欲しいものですが、住んでいる人たちが最優先になるのは仕方ないことですね。成田から東京に向かう途中の江戸川沿いにも、信じられないような大きさの団地がたくさん建ちました。 marcさんのご回答、目を通してくだされば、marcさんもお喜びと存じます。 ”三四郎”は、読みやすいです。漱石先生が、”哀れ””憐れみ”と使うとき、それは一体いかなる意味だったのか、疑問に思っています。国語のカテで質問をしようか、考えております。 去年あたりから、気温の変化、暑いときにも体調を崩すようになってきました。寒くなると風邪を引きますし。 あと二週間で九月です!もう少しの辛抱ですね。

回答No.9

Good eve-morning! どうも時差を足すのか引くのか、 混乱しまして、。私、Netオークションによく骨董陶磁器出品してまして、古伊万里やOccupiedジャパン期のベティーちゃんのカップ&ソーサー等、そちらの方が人気か?と、アメリカ向けの終了時間にする為 時差比較テーブルというサイト登録してますが、、そちらCentralサマーTなんですね。   先日の、議論必至の御質問、お礼も大変だったと推察し又ご勇気に感服致しましたが、終りましたようなのでつい長文書いてしまいました、私が勝手にやってる事です、どうぞお礼等は端折って下さい(笑) お優しい擁護の御言葉頂きまして恐縮です、この場借りまして、 ニテンズ様、度重なる失礼、平に御容赦を! 実は以前、運営に問い合わせた処<特定会員IDそのまま挙げて、他の投稿への言及求めるのは、編集の削除対象>になるとの事で、省略型や「二つ名」でお呼びしてしまいました。確かに批判・指摘回答よりID名の箇所が部分編集されてるようです。 でもその後は黙認なので見せしめ(笑)だったでしょうか?   それに短いIDに為されたようなので、前のIDで良いですかね? そう致しましょう。 そういう経緯なので、もう赦して下さい! 神はお許しになってます(笑)。 お訊ねの件、白樺派の後は、第一次戦後派でしょうか。武田泰淳「ひかりごけ」、あるいは志賀直哉が目の上のタンコブだった?無頼派の時代? 私は安悟は尊敬します、好みは別ですが、。 志賀作品、一時夢中で読み漁りました。でも何が面白かったのかは今も判然としません。ラップやアナウンスの活舌の練習に何か日本語文献を、と案じてた処、志賀小説が最適かと思い当たり実践したよ。やはり無駄が無いのでしょうか? その点が神様かと、。でも「端整に見えてどこか異常な緊張・特徴が背後にある。それは漱石と同じく時代の精神が強いる病との格闘、。」のような事を近年批評家が言ってて、それは選ばれた頭抜けた存在でしょう。 小津安二郎のショットが普通に見えて,実は世界的にも異常なカメラワークに支えられてたのと同様に。「カメラの動きが目立ってはイケナイ。」  お二人たまにお酒飲まれたそうで、撮影現場にも現れてますね。 その紹介で鎌倉では里見惇と小津さん家族ぐるみだったとか、。 ここにお弟子さんの阿川弘之編「志賀直哉交遊録」手に取ってますが色んな方載ってます。中で近年再評価なのが、藤枝静男氏です。今「田紳有楽」を読んでて、これは私小説と肌合い違いますが妙な方です、李朝や丹波・志野の焼物が池の中で人格を得て外を飛び回る、SFみたいですが大団円が純文学的評価されてて一寸楽しみです。  坑夫は作家の思惑超えて、現代の評価という面はあると思いますが、それも天の才の為す処では? その「漱石の時代」で60年代をリードしたのが江藤淳氏で、後を批判的にも受け継いだのが、’70年頃『畏怖する人間」でデビュの柄谷氏(s16年生)で、その後の漱石論の中心に成ってますね、好悪に関わり無く。 今は漱石論集成?として纏めて出版されてます。 自然主義はちっとも自然ではなく、内面や風景の発見とともに発明された物で、内面と平行してる、という国木田批評でしたが、その明治の意識の有り方を根源的に引き受けたのが、漱石だったと言った事だった記憶あります、私もう十数年前になりますから、。尚プロフで歳はサバ読んでます(笑)、私SOULやロックJazzやっており、以前レコード会社で年齢制限と身長制限で事前拒絶された事有り、念の為、歳は明かさないようにしてます、悪しからず。実際は姐さん達とも結構近いはずです(笑)。 又長いのでどうぞごゆっくり! 私に礼など後回しで結構ですよ。 では、。

noname#202494
質問者

お礼

田神有楽というのは、織田有楽斎のことでしょうか。しばらく前には、安倍清明がブームになったとかで、また、今回、アマゾン・ジャパンで検索してみたら、堤中納言物語も漫画になっているようなので、楽しく思っていたところです。たくさんの若い人が、古典に親しんでゆける、良い手段ですね。 日本の自然主義小説については、イギリスの自由詩と切り離して考えるわけにはゆかないでしょうし、だれが一番イギリス文学に影響を受けていたかといえば、漱石先生でしょうから、彼がイギリスに留学したことが、日本文学のその後を決定したといっても過言ではないんでしょうか。。。私小説ブームへの橋渡しになりました。柄谷氏は国木田独歩がお嫌いでしたか。独特でしたが。 志賀先生は、どうやら、大変な磁場を持ったお方だったようで、どこかで読んだ、”阿川弘之が褒め称えるのは志賀直哉だけで、あとはコテンパンだ”とか、”井伏鱒二が後ろに回ってそっと匂いをかいでみた”とか、そんなエピソードが心に残っています。 陽だまりの中で岩の上に寝そべって、日向ぼっこをしていたトカゲに、やめればいいのに石を投げつけたら、当たってしまって、肝をつぶした、強い印象が、私にとっての志賀直哉です。自分を取り巻く状況を、客観的かつ的確に過不足なく言葉にしてゆく、という点では、大変に優れた方だったんでしょう。言葉の取捨選択が、金平糖のようにきらきらしてユーモラスな漱石先生に比べると、志賀先生は古武士のような風格です。 坂口安吾は、マァ、生活態度はまずかったでしょうが、歴史小説は面白かったですよ。”夜長姫と耳男”とか。飛騨の匠の物語。太宰治よりは、非私小説的で。安倍”でんどろかかりあ”公房や、大江”アグイー”健三郎につながっていったように感じるんですが。彼は、フランス文学に影響されていたようにお感じになりませんか。 かねがね不思議に思っていたんですが、”韻を踏む”という習慣のない一般的な日本語で、どうやってラップ・ミュージックの作詞が可能なんでしょうか。古い伝統に則って、5・7・5・。。。。とすすんでゆくとか? jazzy soulあるいはsoulful jazzをなさるなら、独自の語彙の確立は大切でしょうか。。。年齢制限と、身長制限(?)ですか???ジャニーズみたいな事務所でしたね! とても知的興味の守備範囲の広いマークさんのようですね。引き出しが多くておられる。 骨董商でもいらっしゃいますか。骨董については、テレビ番組があったりして、収集家も多いです。家の中を飾る習慣があるので、アメリカ向けに出品するのはグッドアイデアです。ちょっとしたおうちに伺っても、印象派の作品が飾ってあったりします。浮世絵もそうですが、ずいぶんアメリカに流れたらしいですね。 簡単に、夜昼ひっくり返して、二時間遅らすと、こちらの時間になります。(夏時間です。) 社会カテでの質問に関しては、最初は意地悪な回答があるのではないかとびくびくしていました。確かに削除をお願いしたこともあります。今回は、幸い、皆さんご親切な解説を下さって、感謝しています。時節柄、原爆・放射能関係の質問がしたかったのですが、これは、さすがにやめておきました。あとは、皇室関係も控えております。韓国関係の質問は、なんと言っても日本人には人ごとですから、却って答えやすいのかも、と、頷く今日この頃です。 親身なご回答、ありがとうございました。

noname#196757
noname#196757
回答No.8

おはようございます。 私、5時から散歩を日課にしておりますので、 コーヒーを飲んでおりましたら、メールありの連絡があり、 はて?運営からの苦情かしらん?(笑) >おらが殿様のお家の一大事! はて?どんな意味でしょう? >「社会を評論している」 そうですね・・・私も言葉が足りません。 私が言いたいことは漱石の作品が百年も前に、 日本文化および日本人の欠陥を言い当ててることです。 それを私は文明批評と言う言葉で表現しました。 今度は何時Ciopolpoさんとお話し出来るか分かりませんので、 「鰻」の話しをしてしまいましょう。 「野田岩」と言う鰻屋さんは老舗の名店です。 今のご主人は85歳で5代目なのだそうです。 4代目までは天然の鰻は豊富ですから、 養殖は使わずとも十分それで商いはできたそうです・・・ ただ、今の5代目になりますとね、 天然鰻はもう易々と入荷しなくなります! 天然鰻を使用することが「野田岩」の伝統ですから、 ご主人は随分苦しまれたそうです・・・。 1年のうち4ヶ月ほどしか店を開けることが出来ない・・・ 何しろ「野田岩」の伝統は養殖を使うことを許しません。 そう言うことが何年も続いたある日、突然ご主人に啓示があります! 「伝統が守られるなら・・・新しいことを取り入れるべき!」 「野田岩」は現在、養殖鰻も使用しています。 驚いたことに蒲焼の上にキャビアをのせたりもします・・・。 一緒にいただくお酒は日本酒にワインです。 そのためにご主人はフランスにも行きます! 泉下の池波さんが聞いたら倒れるような話しですね(笑) 私がこの話しが何故面白くてCiaopolpoさんにお話しますかと言うと、 さきほどのお礼で落語のことに少し触れておられましたが、 落語に限らず、歌舞伎、能、文楽・・・ 伝統をただ守つているだけでは前に進めないと思うのです。 幸い、歌舞伎などは亡くなった勘三郎さんのように、 随分努力もしているようです・・・。 長くなりました、このお話しはまた機会がありましたら・・・ 「メンタリスト」、日本でCATVで放送しておりました。 早速、2話録画しました、楽しみです。 ありがとうございました。

noname#202494
質問者

お礼

前回の補足が、お礼の前に届いてしまったようで、びっくりなさったでしょう。 ”野田岩”の、五代目のご主人の話は、面白く伺いました。確か、フランス料理には、鰻のグリルがあったように思いますので、ワインは合うかもしれませんが、たれやご飯に工夫がいるかもしれませんね。 伝統芸能には、あるとき突然、天才が現れて、その分野を天文学的に一般大衆にアピールすることがありますね。おっしゃるとおり、勘三郎さんもそうですが、そのおじいさんの六代目尾上菊五郎さん、落語で言うと、志ん生さんになるんでしょうか。型破りの魅力をお持ちです。 漱石先生から始まった話が、鰻料理の発展で落ちがつきました。。。。 ようやく三四郎に手が伸びそうですので、ご感想、心して読み始めます。 こちらも暑い毎日ですので、キャベツと人参の浅漬け、大量に作って、いただいております。さっぱりしていてお肉、お魚の付け合せによろしいです。トマトと大量のたまねぎの薄切りも一緒に作ってみました。 あぁ、メンタリストが見つかってよかったです。最後のほうのシーズンは、ちょっと重くなるので、中ごろまでなら、軽くて面白いと思います。お気に召しますように。 残暑お見舞い、謹んで申し上げます。

noname#202494
質問者

補足

お忙しいところ、たびたびお騒がせ申します。 お礼で書き忘れましたが、No7の回答で、マークさんがニテンズさんにご挨拶をなさっており、また、久米正雄の著作にも触れておられますので、よろしければ、ごらんになってみてください。 おひまを見て、ということで。 よろしくお願いいたします。

回答No.7

 今は今日は、で宜しいでしょうか。アメリカは東西で時差8時間もあるそうで、。 御大(これは良いでしょう?笑)ご登場とあっては、御挨拶せねばなりませぬ。再度お邪魔します。  実は私、近所に久米邸跡ご座いまして、読まねばと思ってましたが「破船」、筋を見たら、同門の松岡譲と漱石御令嬢を争う話のようで、。真相を今東光がこちらで{説法}してました。 http://www.iscb.net/mikio/9709/07/ 久米作品、他に傑作は御座いませんでしょうか? 吉村昭。私はこちらに惹かれます。岬上に篝火焚いて沖船惑わし座礁させる場面は、「御用金」五社英雄監督’69年:浅丘ルリ子・仲代・丹波、にも有りました、無論、小説のような深みは無いですが割と評判でハリウドリメイクされてます。小説読んでみます。  そうでした、”サラサーテの盤”です、チゴイネ・・は清順映画でしたね。あの釈迦堂切通し、確かに霊の出そうな場所ですが、数年前に一部崩れて今は不通です。市の行政は修復もしません、まあ民間地と言う事らしいですが、もっとも売りになる景観なのにアレでは世界遺産申請など話になりません。 東欧の貧しい村等が認定されたのも、ロシアOrthodox教会(正教’の語は嫌な人も居られるかも)と村人の信仰が生きてるからでしょう。鎌倉有名寺院坊主はベンツ乗り回して顰蹙かってます(笑)。 「夏目さん」も青空文庫でしたか、PDFで読みづらく途中で止めました、済みません。 「坑夫」は‘閉所’です(笑)、坑道は四方に向かって広がり有りますが、やはり息詰まる描写ですから、。これは長い事無視されて来たそうで、評価は最近の人ですね。知識人の内省や観念的記述が殆ど無いせいでしょうか? それもそのはず、食い詰め書生が自体験を小説にして欲しい、と漱石に持ち込み一度断られたのを、先生は友人の新聞小説に空きが出てそこを埋める為に採用したのでした。だからルポルタージュ味も有って、今の人に受けるのかも、。 とあるブログで、カフカを先取りしてる、との指摘。なる程と思いました。カフカでは一番爽やかな?アメリカ」に似てるかも、。自力では選択不能の運命に翻弄され悪漢にあしらわれ、。貴種流離失敗譚でしょうか。不条理というのではありません。でもあの時代では珍しい気がします。お薦めはしません(笑。 未完の「明暗」、私も未読です。しかし水村さんの「続」は煩型の漱石ファンにも評判みたいですよ。先生のよりも良い、とか言う人も、(笑)。 朝吹先生は亮二さんでしょうか、3代慶応教授だってね。「フランス語に乾杯」は名著でした。 <美しい日本語>、極め付きはやはり、樋口一葉だと思います。文語調といっても私にも読めて、。解ったのは「たけくらべ」ですが絶品でした。只の美文ではなく作家の心根の優しさ美しさ、。これ程かと震えましたです。 奇跡の12ヶ月!で作品群書き上げたとか、。 松浦理恵子さんや蓮実氏が「あれは恩寵!」の為せる技、と言ってたけど、それ程の達成だと思います。 古文ではなく、しかし口語体でもなく。その語りNarationも革命的だそうですよ、今の批評家によると。 只の言文一致とは違うようです。  日本近代文学の起源」柄谷行人。その言文一致や、内面・風景・児童の発明。これは学生時代目から鱗でした。既読でらっしゃいますか? 氏はイェール大学でも教えてて翻訳本は指定文献になってます、読まないと日本文学やるにはモグリだと、。肯定否定は有るにせよ、確かに必読だとは思います。自然主義がやり玉になっとります、独歩とか。私は結構好きでしたけど、。批評家などに心酔など致しませんが、熊野大学で会ってみると、愉快な人物です。色男で喧嘩も強い、でも言う事コロコロ変るので読者は吟味が必要です。漱石と同様の病気持ちです(笑)、だから人間は信用できます。  長くなりました、それでは御機嫌よう。

noname#202494
質問者

お礼

お礼が遅れまして。 御大というのは、なかなかの。。。御大将のことですね。怒涛のマークさんに、御大のニテンズさんと、それらしい二つ名です。ご本人が、さあ、なんとおっしゃるか。 樋口一葉は、子供向けの”たけくらべ”でした。筒井筒、筒かけしまろがたけ、で、業平は絶対に女にふられることはないのですが、たけくらべでは信如さんは、どうだったでしょう。 ウウム、あの当時の物語りは、あらすじに加えて、一体どのような文体を使ってゆくかが、”それが問題だ”ったでしょうし、工夫のしどころだったでしょう。で、鴎外・露伴・一葉など比べてみて、私もやはり漱石先生とそのお弟子が(お人柄があったかもしれませんが)、普遍性を備えていて、今、一番読んでみたい人になっております。歌舞伎・落語に通じて洒脱、でも、真面目なところが読みやすいし、色町や、玄人さんの描写に終始していないところも、野暮な私には好ましいです。 (無駄話として:幸田文さんが、随筆の中で、一葉さんのマネージャーだった、姉上が、西洋人のように美しくて、露伴が”あぁ、高い鼻だよ、立派だよ”と詠嘆していたと聞き、写真を見てみたいと常々思っていました。) 漱石先生の後は、志賀直哉先生と、その弟子たち、になるんでしょうね。どうやら、アカデミックな方面にお詳しいマークさんにお伺いしますが、志賀先生の後は、そのあとを継ぐような、文壇の中心人物はおられるんでしょうか。もしどなたか、お心当たりがあったら、おひまなときに、教えていただけると、幸いです。よろしくお願いします。 ”鉱夫”を、読了しました。草枕の後に残ったのは、美しい狂女の憐れみの表情だったのですが、”鉱夫”の読後感としては、”何も残らない”あるいは”松並木””閉塞感”で、これは、漱石先生の狙ったとおりだったんでしょうか。 カフカで読んでいるのは、朝起きたら虫になっていた、だけですが、あれも、せっかく虫になったんだから、うちの中にくすぶっていないで、冒険にでんかい!と思いました。海辺に出かけましたか?あの虫は? 青空文庫の困るところは、狙った小説にたどり着く前に、題に惹かれて他のものを先に読みたくなることですね。”夏目さん”が見つからなくて、泉鏡花の”売色鴨南蛮”を読んでしまいましたがな。 だんだんとまとまりのない散文になってきておりますね。 柄谷行人さんは、お名前も聞いたことがありません。ううん、彼と私の趣味が合うかどうか、ですね。多分二十年ほど時代がへだったているでしょう。私の常識は、育ての親である祖父母=明治時代の常識です。アマゾンで、お気に入りに入れてみます。 アマゾンといえば、アマゾンUSAがワシントンポストを買収したらしいです。どういうニュースを作ってゆくことやら。そう、アメリカンフットボールがもうすぐ始まって、私はワシントンレッドスキンのファンなのです。でも、放映時間はいつもESTでTVにでるので、CSTゾーンに住む私は、一時間遅れて、しまった、ということが多いです。(本土ではEST,CST,MTZ,PTZの四時間です。いつもは、忘れていますが、おっしゃるとおり、アラスカも、ハワイもありますね。) 久米正雄や吉村昭のメッセージ、ニテンズさんに伝わりますように。私からもお礼でお伝えします。残念なことに、今”河内弁”東光氏のリンクは、私のPCでは、化けてしまって読めませんでした。。。 ご回答ありがとうございました。 まとまりのないお礼で、本当に申し訳ありません。

noname#196757
noname#196757
回答No.6

おはようございます。 わざわざTVのご紹介をいただきました、ありがとうございます。 両方面白そうですね、是非観させていただきます。 土曜日は睡眠不足で、昨日は少し買い物があり、 東京へ出かけたのですが色々回っているうちに疲れてしまい、 人酔いするのでしょうね・・・帰宅するなりグッタリです! PCを開ける元気もありませんでした。 前回の回答で少しお詫びと訂正があります。 藤原ていさんの「流れる星は知っている」 正しくは「流れる星は生きている」ですね! どうも守屋浩の世代なものですから星と言うとすぐ知ってるです。 もう一つは鰻の養殖は無理ではなく稚魚を作るのが、 無理と言う意味です。 鰻については面白い話があるのです! Ciaopolpoさんは鰻の名店、老舗の「野田岩」はご存知でしょう。 この話しは長くなりますからまた機会がありましたら・・・。 芥川の話しをしましょう。 Ciaopolpoさんが今まで読まれたものと同じように思いますが!? 私が小学2年頃でしょうか? 学校で「トロッコ」を朗読して先生に大層褒められたことがあります。 あれが芥川を好んで読むようになったきっかけでしょうね。 小学4年の頃は「鼻」の貴族の殿様を演りました。 以来、短編の多い人ですが読んだように思います・・・。 面白かった?はて・・・自伝的小説で「或阿呆の一生」などは? 中で漱石を自分の星と言ってたような・・・面白いと思いました。 少しだけ漱石の話しをしましょうか!? 漱石の小説の魅力は大きな視点からの文明批評なのでしょう・・・ 評論を内在していると言えるかも知れませんね。 marcさんの「抗夫」が現代評論家の評価が高い!? ほう・・・と。 漱石の全作品の中では屈指の不人気の作品でしたが・・・。 世間の人は何故この作品の面白さが分からない? 私は分かる・・・ まあ、評論家とはそう言う人種なのでしょう。 評論の神様、小林さんはどう評価したのでしょうね? 私は寡聞にして聞いておりません 最後に海音寺さんの本を2冊紹介しておきますね。 「悪人列伝」と「列藩騒動録」、この2冊です。 「悪人・・・」は、平安、鎌倉、江戸、明治と悪人ばかりの評伝集です。 「列藩・・・」は山本周五郎でも有名な「樅の木は残った」、 あの伊達騒動を始めとする各藩の騒動録です。 いずれもCiaopolpoさんでしたら面白く読めるのかなと思います。 あと暇がありましたら、慎太郎さんの「私の好きな9人の日本人」 小林さん始め、漫画家の横山隆一さんたちとの当時の交友録です。 長くなりました、またお話ししましょう。

noname#202494
質問者

お礼

そういえば、もともとは石原慎太郎は作家でした。政治家として名を成したのと、著作を読んだことがなかったので、文壇にご縁があるのは奇妙な気がしてしまいました。お時間が取れたら、文筆業に戻られると良いですね。 歴史ものでは、私、司馬遼太郎さんのファンなのです。”とぶがごとく”から、”坂本竜馬”、さらには”新撰組血風録”などを、仕事を始めた頃に愛読していて、森瑤子や渡辺淳一ファンの友人に趣味が悪い、とからかわれていました。海音寺さんでは、”三国志”ですか。男性的で、大雑把だったような。判官びいきできめ細かい、司馬さんのほうにどうしても心惹かれてしまいます。 ”樅の木は残った”については、うちの縁戚が、チラッとでてくるので、本だけは持っています。郷土史に詳しい遠縁の叔父が送ってくれまして。探せばどこかにあるはずです。わりと、”オラが殿様のうちの大事件”として、現在も研究中のようですよ。 ”鉱夫”は、今、読み終わりました。ううん、魅力のある登場人物が一人も出てこない、驚愕の作品です。こういう、挫折も屈折も中途半端な人間像が評価されるのは、現在の日本の若者に何か通じるところがあるのではないか、と推理いたしましたが、どうでしょうか。 芥川の作品には、楽しい思い出がおありのようですね。”トロッコ”を小学校二年生で朗読なさいましたか。思い切ったことをなさる先生です。ずいぶんと難しかったでしょうに。あと、貴族の殿様(?!)。当たり役、とか、言われませんでしたか? 文献を、読み込みに読み込んで、それに基づいた、作風が、堅苦しいように感じていました。必ず、お作のどこかに、文献の尻尾がちらちら見えていたので。”六の宮の姫君”を読み返しても、やはり最後に、内記の上人が登場して、ただの昔話では終わらせない覚悟ですね。キリスト教関係をもう一度読み返してみようか、考え中です。 若いときには、その堅苦しさから、芥川を卒業して、坂口安吾に傾倒していったんだと思います。 守屋浩とはまた、珍しいです。 鰻。。。どなたかのお礼に書いたことがあるのですが、私を育ててくれた祖母の言うには、”私の神様は、鰻の神様なので、鰻は食べられないことになっている”。それで、成人式に、友人とこっそりうな重を食べに行きました。おいしかったですね。ですから、うちでは、鰻の話はご法度でした。野田岩や神田川も、聞いたことはあるけれど、見たことはないです。 落語もうちでは禁止でしたが、叔父が内緒で遊びに連れて行ってくれました。私は文楽さんが好きで。文楽さん、神田川がお好きだったと聞いたようですが、これは、あやふやです。 暑い日は、東京などに出られず、地元でゆっくりお祭りなど楽しまれますよう。

noname#202494
質問者

補足

たった今、ひらめきました。確か遠縁の叔父は、 ”オラが殿様のお家の一大事”と申しておりました。 漱石先生の、”社会を評論している”とおっしゃるところに関しては、私、まだ、わからないでいます。 他に、何か書き忘れたことがあるような気がいたしますが。 ああ、前回、頭をひねる、と知恵を絞るが一緒になってしまったことをお詫びします。てにおは、も、だいぶ怪しいところがままあります。お許しください。 鰻のお話も、楽しみにしております。

noname#196757
noname#196757
回答No.5

こんにちは。 明け方まで質問にお礼を書いてまして眠っておりません。 頭が朦朧としております・・・。 支離滅裂な文章になるかも知れません・・・。 その前に怒涛のmarcさんの話しを少し。 私は結構悪態もついてますが評価もしています。 何よりお若いのでしょうがバランスがいいです。 古典芸能、歴史にも興味があるようで、 Ciaopolpoさんも楽しく話しが出来るでしょう・・・。 ただ、難はたまに簡単なことを難しく言います(笑) 漱石ではなく弟子ですか? 先日も仰ってましたが寺田寅彦さんなどは学者肌で俳人で、 面白い人でしたね。 後は誰でしょうね? 久米正雄の「破船」なども面白いかも知れませんね。 同じ「破船」で吉村昭にもあります、中篇ですけど面白いですよ。 江戸時代には「蔵前船」と言うものがあります。 たまに難破することがあります・・・漁民がそれを生活の糧にします。 安部次郎は「三太郎の日記」でしょうか? 後は・・・野上弥生子さんの「秀吉と利休」なども面白いかも。 そう言えば永井龍雄は久米さんの義理の弟! 芥川などは私もまた読んでみようかなと思っています。」 露伴のことに触れておられましたが、 幸田文さんは駄目ですか? あの人芸者置屋にいたりして面白いですよ。 「流れる」でしたかね? ついでに文さんの娘さんの玉さん・・・ 文章がしっとりしていて私は好きです、何より時代の匂いがあって・・・。 先日紹介していただいた柴木好子さんの「雪舞」などもそうですが、 女性ならではの感性ですね。 それと「堤中納言物語」、これもお薦めしたい一冊です。 最近で面白かったのは「絶望と言う国の幸せな若者たち」 そうそう、Ciaopolpoさんには是非これを読んでほしい! 新田次郎さんの奥さんで藤原ていさんの「流れる星は知っている」 終戦直後、藤原正彦さん三人の子供を抱えて、 朝鮮から山越え川超え帰ってくる話です。 頭、朦朧としてますのでこのへんで・・・。

noname#202494
質問者

お礼

お疲れのところ、あれこれ教えてくださったのに、お礼が遅くなりました。 アマゾンで、アカウントを取り直して、キンドルの使用方法について質問をいれて、ご推薦の本をお気に入りリストに入れたらもう、二時間も経ってしまいました。こちらは、そろそろ、お昼になります。 まず、簡単なところから。幸田さん一家は、一応、読んでおりまして。”流れる”は、映画も当時のオールスターで (杉村春子の染香さん、山田五十鈴のおかあさん、田中絹代の梨花さんでしょうか)、見てみたかったのですが、日本のCDは米国とは様式が違い、見られずじまいでした。 ご推薦の本を眺めながら、作品や随筆の普遍性について不思議に思いました。 昨夜、”三四郎”を読み始める予定が、出だしに惹かれて、”草枕”を読了しまして、漱石先生の、特に会話文の良さにうなりました。ただ、内容として、漢籍、禅、英詩、イタリア美術にある程度の素養がなければ、うん、うん、と頷きながら読み進むわけにはいかなかったんじゃないか、と。当時の人たちは、どんな読後感を抱いたんでしょう。現代を生きる私の知性に挑戦するに足りるものでした。 多分、吉村昭や藤原ていさんのお作は、内容的に百年の後にも残っているでしょう。キンドルがつながりましたら、ぜひ読んでみたいと思います。 青空文庫で覗いてみた”三太郎の日記”は改行がなくて、読みつらいものでした。これは、文庫さんの手落ちですね。 久米正雄の”破船”を青空文庫で探しても、見つからず、どうしたことか、”私の社交ダンス”(うちはダンス一家なのです)というのを読んでしまいました。谷崎潤一郎がお孫さんと踊りに来ていたりして、文献的には面白かったのですが、”この古臭さはただ事ではない”と思いまして。言葉の選び方から、対象への感じ方まで、普遍性が感じられなかった、といったら言い過ぎになるでしょうか。これも、青空文庫の編集のせいかもしれません。 私の小さい頃の愛読書のひとつに”落窪物語”があり、堤中納言物語もそれにつながるものです。王朝の日本にも、シンデレラやピーターパンに匹敵するお話があったんですね。お気に入りリストに入れましたので、一つ一つ、楽しみながら、読んでゆきたい、と思います。 芥川で、何か面白いものがありましたら、是非、お教えください。 この質問は、二週間、ぎりぎりまで、開けておきますので、よろしくお願いします。 麦茶など、水分をたくさんおとりになりますように。 ご回答、ありがとうございました。

noname#202494
質問者

補足

nitensさんのご質問、締め切りに間に合いませんでしたので、こちらで失礼します。 テレビのシリーズでよければ、 メンタリスト(mentalist)。。。警察の捜査を手伝う、霊感ペテン師の話です。カリフォルニアが舞台です。 http://store.tsutaya.co.jp/item/search_result.html?i=211&k=mentalist&= ドクター・フー(Dr. Who)。。。イギリスの長寿番組です。どうやら、主人公は宇宙人の模様。クリストファー・エルクソンが私のお気に入りです。アガサ・クリスティが失踪する謎ときと、人間が巨大な蜂に変身するエピソードが、イギリスのカントリー・サイドの景色とあいまって、印象深かったです。 http://store.tsutaya.co.jp/item/rental_dvd/087838062.html お時間のあるときに、是非どうぞ。

回答No.4

 初めまして、と言うべきでしょうか、又、私でも宜しいですか? 問題人ならどうぞバッサリやって下さい(笑)。 他では御挨拶頂きましたようで恐縮です(汗)。言いたい放題しとりますので、。  夏ですので、一門;内田百間の怪談は如何でしょう。怪談と言っても幽霊が実体化するようなモノでは無く、存在論的あるいは心理学ではなく精神分析的な不思議な感触の怪異譚が多いですね。 ホラーの恐怖なんかでは無く、鋭い切れ味が有りました。 多分同じ時期のベルクソン哲学における心霊・イマージュ論とシンクロしてるモダニティーが有ると思います。  既に御存知でしたら御免なさい。最初の短編;冥途、が入った短編集が宜しいかと、。あと、猫好きなら「ノラや」ですね。 それとチゴイネルワイゼンでしょうか。  怪談繋がりで、弟子ではないですが、泉鏡花の「夏目さん」という随筆も有りました。漱石・鏡花とも長い間大衆文学扱いされましたが、私が師事した仏文教授達は皆、一級芸術と見做して全集持ってましたね、あと映画好きでした、関係あるかも、。 漱石では「坑夫」が現代批評家の評価高いですね。書生が志願して秩父辺りの炭坑で肉体労働する話で、その地中の描写は行き詰るような見事さで涼しいです(笑)。現代の低賃金労働問題既に出てます。 他回答者様ご紹介の水村美苗さんの「続明暗」も評価高かったです。評価なんかどうでもよいとも言えませんから、何せその批評家は、柄谷「行人」とか蓮実重彦で、好悪に関わらず世界的批評家ですから。NYCの本屋にも翻訳されて出てます。柄谷氏の漱石本は読み応え有りました、全て賛成しませんが、。  どうぞお涼み下さいまし。 それでは、。

noname#202494
質問者

お礼

”怒涛の”markさんでおられますね。はじめまして。 実は、露伴の”幻談”を読み始めたのですが、どうしても、ピンとこないので、寺田寅彦に鞍替えしました。明らかに、露伴はまだ口語体を文章にしてゆく手法に抜かりがあり、江戸の洒落本を読んでいるようでした。あれだけ、教養のある人なのに、惜しいことだと思います。 内田百閒の”冥土”は、何か、”あわと胸ふたがれるここちして”という心持を広げていって、小説にしたように覚えています。筑摩書房の全集を持っています。でも、私の書籍の入った段ボール箱を、夫が、ガラクタを支えるために使ってしまいまして。。。それもあって、新しい本を探しているところです。私の全集には”ノラや”は入っていませんでした。チゴイネルワイゼンは”サラサーテの盤”といいませんでしたか? アマゾン・ジャパンにアカウントがあるのですが、サインインができなくて、それで、紀伊国屋NYにお願いしました。キンドルに直接送ってもらえるといいと思っていたのに、残念です。コンピューターは、便利なのか、欲求不満の原因か。。。両方ですね。 さて、ここまでが前置きです。 泉鏡花は、お芝居が好きで、玉三郎さんがなさった舞台と映画を見ています。三木のり平さんが出色でした。でも、随筆までは。。夏目さん、って言うのも変わっていますね。先生でしょう、一応。これは、面白そうです。 漱石先生の”鉱夫”は初耳です。探してみますね。私、閉所恐怖症なんですが、大丈夫でしょうか。この場合の臨場感は、苦しいかもしれません。 ”明暗”は記憶にないのです。”続明暗”として完結するのならば、読み通してゆけそうですね。私は”虞美人草”がとても好きだったように覚えているのですが、筋立てなどは何も覚えていなくて、印象があるだけです。擦り切れた筆でサッと一筆書きをしたような。 もし、お勧めなら、柄谷氏の漱石先生についての批評は心に留めておきます。現在のところ、美しい日本語を駆使した小説が読んでみたい気持ちがあるのです。 私の若い頃の友人も、仏文専攻で、朝吹先生に心酔しておりました。marcさんはもっとお若いですよね。こういうところですと、知った人にご回答をいただいても、わからない、ということがありますね。 お昼になってしまいましたので、ここらで失礼いたします。 何かありましたら、補足いたしますので、よろしくお願いします。 ご回答、ありがとうございました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2699/13646)
回答No.3

>漱石先生の作品で、お好きなものがありましたら、教えていただけると幸いです。 たくさんありますが、やはり代表作の一つ「三四郎」でしょうね。日本語の文章も見事ですが、明治の頃の日本人が、西洋化の大波の中でもがいている様子がありありと描かれています。今の日本人を形成した経緯が分かります。 幼少の頃からアメリカで長らく過ごされた作家の水村美苗氏が「日本語が滅びるとき-英語の世紀の中で」と言う著書の中で絶賛しています。言文一致の現代日本語を関せさせたのは、明治の文学者や作家達で、夏目漱石はその頂点だと言っています。中学高校の国語の時間は、こういう世界に希な日本文学を教えることだけに使えばいいとまで言っています。英語教育なんて二の次でいいとも。私も同感です。もしお読みでなかったらぜひ。

noname#202494
質問者

お礼

三四郎を読むつもりで入力しましたが、題に惹かれて、”夢十夜”という短編を読了しました。漱石先生、落語がお好きだったでしょうか。第三話は、落語のネタにとられたか、落語からとってきたか、聞き覚えのある話でした。 一つ一つの話に落ちがあって、確か、こさんのファンだったように聞いていますが、実際はどうだったか。。。音読をすると、余計、日本語の美しさが際立ちました。私は、第一話に心惹かれました。 三四郎は、この週末に、時間をとってはじめたいと思います。 とりあえず、お知らせまで。 ご回答、ありがとうございました。

  • dragon-man
  • ベストアンサー率19% (2699/13646)
回答No.2

良いご趣味をお持ちで羨ましいです。 お弟子さんの作品と言われますが、夏目漱石はすでに読破されたのですか。そうでなければ漱石自身の作品を読まれたら如何ですか。 私も高校生の頃に戻って、もう一度漱石を読み直してみたいと思っています。幸いなことにネット図書館青空文庫にほとんどの作品が収録されていますので、入手も容易です。何と言っても漱石の文章は現代日本語のお手本です。

noname#202494
質問者

お礼

はい、はい。 もとはといえば、青空文庫で、寺田寅彦の随筆を読み出したのが手始めで、少し地平を広げてみたいと思って質問をしてみました。 漱石先生は、実は私、坊ちゃんを読んでおりません。映画を見て、そのままになってしまったように思います。やはり、原作のほうが面白いですね。 そう、お弟子さんが皆、珠玉のような日本語を自由自在に使いこなしたのは、やはり先生のご薫陶でしょう。 漱石先生の作品で、お好きなものがありましたら、教えていただけると幸いです。 ご回答、ありがとうございました。

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