• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:戦争の事)

戦争とは何か 日本の戦争について知りたい

このQ&Aのポイント
  • 戦争の事について勉強しているが、分からないことがある。
  • 日本国民の戦争への思いや、昭和天皇の人気、日本兵の行動について疑問がある。
  • ユダヤ人の虐殺や神風特攻隊など、戦争中に起きたことが信じられない。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11114)
回答No.5

1. そう思っていましたよ。特に学校でそう教えられた世代の人ならね。昭和ヒトケタに生まれた世代の人たちはみんな小学校で「君たちは大人になったら兵隊になってお国のために死ね」と教育されたので、ああ僕らは国のために死ぬんだなと思っていたそうです。その世代の人たちはみんなそういいますね。 また沖縄などでの自害ですが、「米軍に降伏すると男は奴隷にされ、女はレイプされる」といわれていたのです。なにしろ戦場というのは殺し合いの現場です。レイプされた女性もいましたし、面白半分に殺された男性もいました。だって米兵からすると、昨日仲間を殺した憎い敵です。それは米軍に限った話ではなくて、日本軍もやったしドイツ軍もやったしソ連軍もやりました。つまり戦争というのはそのくらい人の気を狂わせる行為だということです。 米兵になぶりものにされるくらいなら、潔く死のうとしたのです。なにしろ日本軍というのは厳しく降伏を禁じられていましたから、米兵からすると「どんな状況でも絶対降伏せずに戦ってくる(つまり自分たちを殺しにくる)から、日本人を見かけたら殺すしかない」という部分もあったのです。 2. 天皇というのはもう当時からカリスマとしての存在であり、実際に統治していたわけではないのです。 例えば国にとって重要な案件は天皇が出席する「御前会議」というので正式決定されました。というか、御前会議で天皇の決裁が得られないと「国として正式決定した」とはいえないのです。しかしこの御前会議というのは多分に儀礼的なもので、首相以下政府が「陛下、このように決定しましたがよろしいでしょうか」というのを天皇が「うむ。よきにはからえ」というだけのものだったのです。 で、太平洋戦争開戦のときも当然御前会議にかけられたのですが、このとき昭和天皇は「俺は発言する」と言い出して侍従長を大変に慌てさせました。前例がなかったからです。親英だった昭和天皇は、太平洋戦争開戦には反対だったのです。日米関係が悪化している頃から昭和天皇は「戦争にならないようにやれ」と再三命じてきたのに結果として開戦になってしまったからです。 つまり天皇は名目上はリーダーだったのですが、現実的にはお神輿にかつがれているだけの存在だったんですね。それゆえに、国民的人気は高かったという部分があります。これは今上天皇も似ているし、タイの王様も似ているといえましょう。タイの王様も政治に直接口出しはしませんが、国民的人気は非常に高いです。 8/15の玉音放送は、昭和天皇による「逆クーデター」だったんですよ。「戦争にするな」といったのに戦争になるわ、「勝てるのか?大丈夫か?」と再三しつこく聞いたときにはその都度「大丈夫ッス」っていってたくせに日に日に戦局は悪くなるわ、そして東京が焼け野原になり、広島に原爆が落とされたことを聞いて「もうお前らに任せてたらホントに国が亡ぶ。誰もやらないから俺が決断する」と終戦を決意したのです。 3. まあ、はだしのゲンはかなりバイアスがかかったマンガですから・・・。 神風特攻隊はですね、ある時から日本軍が米軍を攻撃してもまったくダメージを与えることができなくなったんですよ。爆弾が当たらなくてね。んで、「爆弾が当たらないならいっそ爆弾を抱いたまま突っ込んだらどうだろうか」ってなったんですよ。その頃アメリカやドイツでは誘導弾の研究がされていたし、ドイツ軍は実用化もしたんですけれど、日本にはそんな高度な技術はなかったんですね。 で、やってみたら信じられないくらいの大戦果を挙げたんですよ。それで味をしめたというか、頼るようになってしまったんですね。そのうち米軍も対策を講じて損害を与えることができなくなったんですけど、「もう手詰まりで他に手段がない」とある種の思考停止に陥ってしまってやめられなくなったんです。 だけど、特攻が非人道的な攻撃方法といったところで、だいたい犠牲者は2000人くらいなんです。 米軍は第二次大戦で「ドイツ本土爆撃」というのをやったんですね。これがね、ものすごい犠牲者を出したのです。あるときは、出撃した爆撃機の半分が還ってこなかったということがあったそうです。爆撃機ってのは10人乗りですから、仮に100機出撃して50機しか還ってこなかったとしたら、それだけで500人も戦死したってことです(実際は帰還した機にも戦死者がいる場合があるからさらに増える)。このドイツ本土爆撃で犠牲になったアメリカ人青年の数はなんと2万人にも達します。 確かに米軍の爆撃は日本軍の特攻のように片道切符ではありません。だけど、だからといって戦車に豆腐をぶつけるみたいにじゃんじゃか若者を死地に追いやるっていうのはすごいことですよね。 そして今、中東を中心に自爆テロが横行しています。テロリストは自らを犠牲にして、標的になるのは場合によっては同じ国の何の罪もない市民で、女性も子供も老人も無差別です。彼らは、「神のために死ね」というのを真剣に信じて、女性だろうが子供だろうが無差別に殺すのですよ。その「狂気」は昔の話ではなく、現在も世界のどこかで起きていることなんです。

Kr39
質問者

お礼

分かりやすい回答ありがとうございます。 戦争で多くの人の命がずいぶんと簡単に捨てられたんですね。 やっぱり戦争をもっと早く終わらせてれば、、でも多くの犠牲者が出たことでもう戦争をしないと決めたから平和になった訳で、、。 それでも今も核抑止力に頼って核兵器を持つ国がいるんですよね。 ヒロシマ、ナガサキと同じ事が2度と起きないでほしいです。 私には何ができるんだろう。 私は平和に暮らしているから、今もそのような事があると忘れてしまいがちですが、忘れないようにしようと思います。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (6)

  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.7

日本人ですが海外生活経験があります。 アメリカに住んでいたときのことです。小学生でしたが、現地の学校に通っていました。今から30年ほど前のことです。 実はアメリカの学校では、今でも教室の黒板の上に国旗を掲げています。そして、その国旗に向かって毎朝「忠誠の誓い」という言葉を暗誦します。現在でも多く学校で行われています。 参照:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%A0%E8%AA%A0%E3%81%AE%E8%AA%93%E3%81%84_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB) あれ?おかしいとおもいませんか?これって戦前の日本であれば、天皇の肖像がかかっていた場所です。北朝鮮なら金主席の肖像がかかっている場所でもあります。 そして日本には、教育勅語というものがあり、大事な式典のときは校長が天皇の肖像を掲げて音読したわけですから、忠誠の誓いのほうがより具体的に「国民に国家への忠誠の義務を教育している」といえます。 アメリカがこのように「国家への忠誠」を求めるのは元々移民の国だからです。移民の人々がアメリカに住んでいるのに元の国に忠誠を誓っているのでは困ります。ですから、学校や政府のセレモニーの時には、いまだに「忠誠の誓い」みんなで唱和するのです。 ここで問題になるのは「国家」と「国家への忠誠」です。 戦前の日本も「国家」であり国民に「国家への忠誠」を求め、戦後はそれをやめたからこそ、ご質問のような疑問が出てくるのだと思います。ひとつ覚えておいていただきたいのは、日本は忠誠の強制をやめたが、アメリカを含めて他のほとんどの国はなんらかの方法で「忠誠心を高める教育」をいまでも行っている、ということです。それは世界には民族が沢山有り、日本のようにほぼ単一の民族がひとつの国を持っている、というわけではないからです。 ひとつの国にいろんな民族がいて、文化や考え方の違う人々が「国家」を作っている以上、国家に忠誠を尽くしてもらう必要があります。だからこそ、国家のために尽くして死ぬことは「名誉」である、というのが今でも世界の人々の一般的な意識になるのです。 そして考え方の違いなどで今でも戦争はどこでも起きています。 これを前提にご質問に答えます。 (1)日本国民は「お国のために死ね」という教えを本気で正しいと思っていたのか。 はい教えていました。ただし、現代のアメリカ軍人に「合衆国旗のために戦って死ねるか?」と聞けば100%YES:ハイと答えるでしょう。現代のアメリカ人の多くもそう答えるはずです。 ですから「国家」がある以上、「お国のために死ぬ」はどの国でも普通の教育であるといえます。 >沖縄では集団自害した人が多くいたと知りました。それは天皇のためなのか、それとも、死ななければもっとひどい何かをされるから仕方なく、という事なんですか。 これは明らかに教育の間違いです。当時の日本は「捕虜になるぐらいなら、自決せよ」と教えていたからです。理由は明らかですが、国家が残るためには捕虜であろうとなんであろうと、国民が生き残る必要があります。ですからこれは戦前の日本国家の罪といっていいでしょう。 (2)なぜ昭和天皇は人気があったのか。 戦後、昭和天皇が処刑されなかったのは国民からの絶大な人気があったからだそうですが、何千万人も人を殺しておいて、なぜ処刑されないほど人気があったんでしょうか。 ビデオで、昭和天皇が原爆投下後のヒロシマに行き歓迎されているのを見ました。 もっと早く降伏していれば、ヒロシマ、ナガサキに原爆は落とされなかったのに。 まず「天皇制」というものを正しく理解する必要があります。日本は戦前であっても「立憲君主制」の国家であり、天皇(王様)が勝手に指示ができる封建王国ではなかったということです。今とはすこし違いますが、選挙制度もあり、普通選挙も実施されていました。(日本の普通選挙実施は大正14年からです) ですから天皇といえども、選挙で選ばれた国会の議論を重要視する必要がありました。ここで重要な事実は「昭和天皇は、終戦の詔以外、御前会議で発言したことは無い」ということです。つまり本来は国民の議会である国会が終戦の決定をしなければならなかったのです。また、このときの天皇陛下の決定を「ご聖断」といいます。(この項のみ昭和天皇に敬意を表して陛下をつけます) 少なくとも、終戦が遅れた責任は天皇にはなく、どちらかというと軍部と国会そして国民に責任があるといえます。 参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E6%96%AD そして、天皇のご聖断を国民に知らせるための終戦告知のラジオ放送(俗に玉音放送という)を、陛下自らの声で録音し、各地のラジオ局に届け、8月15日に一斉放送する予定だったのですが、この録音レコードを盗み、戦争を終わらせないようにしようと軍部が暴走した宮城事件、という事実もあります。 参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%AE%E5%9F%8E%E4%BA%8B%E4%BB%B6 終戦のころの日本は国家としての意思決定がまともにできなくなっていました。天皇のご聖断があったからこそポツダム宣言を受け入れ、終戦することができたのです。 その上で、天皇陛下はご自分が戦争責任を取るつもりで、連合軍司令官マッカーサー元帥に自ら足を運んで会いに行き会見をされ「すべての責任は私が取る。国民をよろしく」と言ったといわれています。 これには事実かどうか異論もありますが、昭和天皇の言動を知れば知るほど、そのような覚悟はおありだったろう、と私は考えます。 このような天皇であれば、国民が敬愛するのは当たり前といえますが、またそれには別の理由もあります。 (3)なぜ日本兵が日本人を殺したのか。 「はだしのゲン」を見て知りました。。 そんなに簡単に人を殺せるものでしょうか。 これに答えるためには、先ほどの敬愛される天皇の話も必要になります。重要なのは明治維新までさかのぼることです。 明治維新とは「日本が西洋に向かって開国し近代化すること」と勉強しているでしょうが、その必要性についてです。 日本が開国した直接のきっかけはペリーの来航ですが、開国後見聞を広めた日本の知識層は日本のおかれている状態の危うさに愕然とします。 つまり、欧米の数カ国以外はすべて植民地であり、独立を保ってるアジアの国家はタイと清(中国)と朝鮮だけ、それらの国も欧米人が王宮に出入りして政治に口を出し、利権を漁っている状態だったのです。 「このままでは日本という国も同じになる」と考えた知識層は結局明治維新をすることで、近代的な国家を作ることに成功します。 このときに重要だったのは「西洋的な国家、として国民の意識を変えること」です。つまり、最初に書いたように、異民族と戦う国民を作ることだったわけです。そして異民族との戦争は死ぬか生きるかしかない、ということです(生き残っても奴隷または植民地にされます) それまでの日本では「戦争」は侍がするものであって、農民は高台でお茶を飲みながら、戦争を観戦しているような国だったのです。これでは、近代的な「軍隊」(国民皆兵で植民地を取るために闘う)をもっている西洋国家に勝つことはできません。富国強兵というのはそういう意味が強かったのです。 また明治維新のとき、知識層は「国家」というものを真剣に考えました。たとえばアメリカ合衆国は最初が独立戦争(イギリス王国からの独立)ですから、王国になるわけにはいきません。そのため大統領制で国民の象徴を選挙で選ぶ国でした。 しかし、明治維新の頃の日本は異民族と戦った経験がありませんし、異民族(外国)と戦うという意味が分かっていませんでした。そのため、国民の統合として日本の統一王朝である天皇を元首にすえて「日本民族=日本国家」という宣伝をしたからです。 しかし、この方法がことのほかうまくいきます。国民が天皇を敬愛し、近代国家としての日本に帰属意識を持つようになったからです。それ以前は大きくても藩、農民などは自分の集落ぐらいにしか帰属意識をもたなかったのですから、近代国家への変革は大成功です。 そして、日清戦争・日露戦争と勝ち進み、さらに第一次世界大戦では連合国として戦勝国になり、アジア唯一の国際連盟の常任理事国になります(くりかえしますが、日本以外はすべて欧米国です) こうして、日本人は次第に「天皇制をもつ偉大な国家」であると勘違いするようになり、それが太平洋戦争(大東亜戦争)につながっていきます。 このときに勘違いしたのは、国民であって天皇ではありません。今でも学校の先生で「校則」や「教師」という立場をカサに来て、えらそうに威張る先生が沢山いると思います。当時の日本国民や特に軍部の偉い人は、勘違いしてえばり、国民を指導できると勘違いして偉そうにする人が沢山いたのです。 彼らは沖縄という本土から見れば2流(朝鮮や南洋庁と同じ)の市民たちに「日本人なら自決しろ」と強要した軍人がいても間違いはないとおもいます。このような軍人を作った当時の日本政府と日本国民にはもちろん責任があります。 それらを総じた天皇責任については「ある」という人と「無い」という人がいます。私は、天皇が元首であった以上、まったく責任は無いということはできないと思っていますが、それは同時に普通選挙があった以上、日本国民にも戦争責任がある、ということでもあると思っています。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#208392
noname#208392
回答No.6

>日本国民は「お国のために死ね」という教えを本気で正しいと思っていたのか。 あなたは、そこに正しさのかけらも見出しませんか? 日本が日本でなくなったら、あなたはいったい何者なのだと思いますか? 日本人が日本人であることを感じるには、やはり日本という国が必要です。 日本という国がなかった時期がないから、日本では「自分の国がない」ということについて考える人がとても少ないように思います。 2000年のあいだ自分の国を欲し続け、やっと自分の国を復活させたイスラエルのような例を考えてみるのも悪くはないはずです。 周りが敵ばかりの小さな国ですが、その軍隊の実力は高く評価されています。つまり、彼らはまさに国のために命かけているんです。 あそこはシャレや冗談じゃなくマジですよ。女性だって徴兵されるんですから。 また国というのは、そこには家族や友人やその他大切な人たちが住んでいるのです。 国というのは、自分とは関係のない第三者ではなく、それは自分のルーツであり、自分の家族の住むところであり、友人たちが生活しているところです。 ですから国防というのは古来より国民の義務であり続けました。 私には神風特攻隊であえて散っていった人たちの気持ちはわかるような気がします。 「戦争が起きたら逃げればいい」というような話をする人がいると見聞きしますが、私に言わせれば、家族を置いて自分だけ逃げるというような選択のほうがよっぽど異常です。 テルモピュレーの戦いでは、絶望的な状況にもかかわらずスパルタ・テーベ軍はあえて闘うことを選び、全滅しました。 彼らには命を捨ててでも守らなければならないものがあったのです。 もちろん、国のために闘う方法はいろいろあります。カミカゼ・アタックが唯一の方法ではありません。 第二次世界大戦の時に、国を侵略されたポーランドは、ある人は地下に潜って抵抗運動をつづけましたし、ある人は外国で軍を組織して連合国軍の一員として闘いました。 モンテカシノの戦いでは、モンテカシノをドイツから奪取するために最も貢献した部隊の一つがポーランド人部隊です(もっとも多くの戦死者をだした、ということでもあります)。 彼らはまさに「国のために死んでいった」のです。 戦争が異常事態だというのはその通りだと思います。 そんなものはないほうがいいに決まっています。 ただ、国を愛する、国に貢献するということについては、もう少し深く考えてみるべきではないでしょうか。 結論は人それぞれで構わないのですが。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.4

日本国民みんなが戦争を望んでいた訳ではないと、私は思います。 お国のためにというのは、あくまで建前。家族のためだったのでは。 当時は赤紙(徴兵命令の紙)が届くと喜ぶフリをしないといけませんでしたし、お国のためにと言わないと罪に問われることもありました。 戦場に向かった人達は、一番は家族を守りたい一心だったのではないでしょうか。 昭和天皇については、その戦争責任を問うか問わないかの議論があったようです。しかし、当時天皇は「拒否権」しか持たず、実質的に戦争の指揮権は軍や政府が持っており、天皇は国民を煽動するために利用されたとする説がありました。また、開戦前、天皇は戦争を止めるべきだと述べたという説もあります。マッカーサー元帥と対面の際には、「戦争の責任は全て私にある。国民は何も悪くない」と天皇が述べ、天皇自身は退位も考えていたとか。 アメリカ側としては、天皇を処刑してしまった場合、国民に混乱が起こると判断し、罰しなかったようです。 天皇に責任が全くないのかと問われれば、それは違うと思いますが、実際昭和天皇を処刑したりしていたら、大きな混乱を招いたでしょう。実際、昭和天皇が亡くなった時、後を追って自ら命を断った国民もいたそうですから。 実は私は、「ハダシのゲン」が大嫌いなんです。あの漫画は、まるで日本国民みんなが国のために死ぬことが幸せだと考えていたかのように描いてあります。 実際私も、小学生の頃に学校の図書館で読みました。すごく恐かった。半世紀前の日本人は、こんな考え方だったのかと。こんな非情な人達ばかりだったのかと。 でも、他の文献やドラマなどを見る内に、「ハダシのゲン」とは随分違うなと思いました。戦時中の人でも、現代の人達と同じように、お洒落をしたり、恋をしたり、家族や友人のことを思いやったりしていたんだなぁと思ったんです。 私は、いつか子供を生んでもその子に「ハダシのゲン」は読ませたくありません。戦争の恐ろしさを教えることは大切です。でも、あの漫画は偏り過ぎてると思います。 私が戦争を描いたもので感銘を受けたのは、『さとうきび畑の唄』というドラマです。2003年にスペシャルドラマとして確か一夜だったと思いますが放送されました。 明石家さんまさん、黒木瞳さん、坂口憲二さん、仲間由紀恵さん、上戸彩さん、オダギリジョーさんなど、かなり出演者が豪華でした。 太平洋戦争中の沖縄が舞台です。家族の大切さ、命の尊さを描いています。本当に感動します。DVDにもなっていますので、レンタルで是非観て下さい。 私の家族や友人も、このドラマは本当に素晴らしいと話していました。 私は、さんまさん演じる男性が徴兵され、戦場に向かった際、言ったセリフがとても心に残っています。鉄砲を持たされ、負傷したアメリカ兵を殺すよう、上官から命令されて、「私は、こんなことをするために生まれてきたんじゃないんです」と苦しそうに言うんです。きっと、本当に戦争で戦った人達も、こう思っていたんじゃないでしょうか。 とにかく素晴らしいので、是非! それから、こちらは小説ですが、折原みとという作家さんの『あの夏に…』という本です。アイドルが戦時中にタイムスリップというありえない設定ですが、中学生の頃この本を読んで、戦時中の人達も、今の私達と同じように、一生懸命生きてたんじゃないかと思った本です。古い本ですので、図書館とかに行かないとないかな。 とにかく、「ハダシのゲン」だけを真に受けないで下さい。色んなものを見て、考えて下さい。戦争は恐い、もう二度と起きてほしくないと考えるのは、とても良いことだと思いますよ。その気持ちは、大切にして下さい。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
回答No.3

すごく偏って考えているようですが。 そんなことは半世紀前どころか、人類の歴史が始まってから現代に至るまで、ずっと繰り返してます。 自爆テロも起こるし、今この瞬間も兵士による市民虐殺が世界のどこかで普通に行われているでしょう。 子供が武器を持って戦っているし、殺しあってる。 もう2度と戦争が起こらない?それどころか、世界の色々な国で戦争やら内戦やらが続いています。 なんだったらお隣の国も、一応停戦中ってだけで戦争状態ですしね。 自分の国の歴史を正しく知ることも重要ですが、世界の現状も知るべきです。 理由なんて、もはや考えても意味は無いでしょう。 これが人間って生き物で、これから先もきっと変わりません。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2013/7513)
回答No.2

 地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教を御存知ですよね。国民全体がマスコミの情報操作によって、ああいう心理状態にマインドコントロールされていたのだと思います。  今でも同じような情報操作事件は起こっていますし、真実の隠蔽なども日常茶飯事です。権力者に不利な情報を全て隠蔽して、都合が良い情報だけを報道していれば、誰でも同じような考え方に洗脳されます。  インターネットで不足している情報を補ったり、他人の意見を聞いたりしているうちに、マスコミが情報操作をおこなっている事実がわかって来ますが、戦時中は、それが甚だしかったという事でしょう。  戦後にわかった事ですが、戦時中でも軍の身勝手な横暴に腹を立てた人達が暴動事件やクーデター未遂事件を起こしていて、マスコミが戦争が終わるまで隠し続けていたのだそうです。決して、一枚岩の体制では無かったようで、外国からの情報が入って来なかったので、騙されやすかっただけのようです。  あなたが知っている戦時中の話も教科書を作った文部科学省による情報操作やマインドコントロールが加わっています。そんなに国民の団結心が強かったのではなくて、不満があっても言えない政治状況にあっただけの話です。日本が負けているのを知っていた人も多かったそうですよ。  簡単に人を殺せるものなのかと言えば、軍事訓練を積んでいれば、反射的に相手を倒せるようにもなるそうです。学校の授業で殺人方法を習っていたら、人を殺すのは難しくないと考えるようになるものです。自分は人を殺せないと信じ込んでいるのは、学校教育が殺人を教えないからで、人を殺すのを恐れない教育を徹底すれば、殺人が起こらない方がおかしいと考えるようになるでしょう。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
noname#182309
noname#182309
回答No.1

洗脳。という言葉は知っていると思います。 善悪の区別さえ無くなり、言われるままに動くようになります。 戦時中は、正にこの状態でした。 情報も閉ざされ、軍が言うことは全て正しい。とされました。 それに逆らう者は、処分されました。 恐怖の中で、信じ込まされていきました。 戦争が終わり、何年も、何十年も経って、ようやくその事が間違いだった。 と気づいただけです。 現代なら、北朝鮮みたいなものです。 ちょつと違うのは、北朝鮮の人が金一族を神とは思ってないことでしょう。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 原爆はなぜヒロシマ、ナガサキに落とされたのでしょうか?

    私は戦争や歴史について余り詳しくないのですが、 アメリカが原爆を落とした理由は戦争を早期終結させてこれ以上犠牲者を出さないようにする為と学校で習いました。 ならなぜ、日本人にとって一番打撃の大きい東京と京都に落とさなかったのでしょうか? 政治の中心である東京と皇居がある京都に落とせば、完全に戦意喪失させる事が出来たはずなのに。 原爆の数もちょうど2発ですし。 ヒロシマとナガサキに落とす意味が分かりません。 いろんな人の意見を聞きたいです。 よろしくおねがいします。

  • 大東亜戦争(太平洋戦争)について。

    昨日、太田総理の番組で、ある研究所の調査結果で「アメリカには勝てない」けど、神風とかそうゆう理論で開戦したんだそうですけどね。 朝日新聞が焚き付けて、国民が乗っかったんですよね?「やれ!やれ!」みたいなノリで。 当時総理だった東条英機は反対だった戦争。昭和天皇はどうか知らないですけど。  開戦までの詳細を知りたいです。

  • 昭和天皇が戦争犯罪人であったことを知らない大人達

    第2次大戦後多数の戦争犯罪人が処刑処罰されましたが、降伏交渉時の命乞いが功を奏してか昭和天皇は処刑を逃れることとなりましたが、嘆かわしくも現代の大人達の何%くらいが昭和天皇が戦争犯罪人であったことを知らないのでしょうかね。 過去にアメリカと戦争したことさえ知らぬ人達が沢山いますし、昭和天皇って何?の人達も沢山いるでしょう。 戦後学校教育では近代日本の歴史教育を意図的に除去してきましたが、そのせいで現代日本人の多くが第2次大戦前後の歴史を全然承知していない。 虚妄の扇動や拙い妄想に流されたネトウヨが沢山出来上がってしまって、右翼プロパガンダを生業とする商業右翼が跋扈する世の中になってます。 欺瞞的商業右翼出身の青山繁晴等の自民党ネトウヨ派国会議員が幅を利かせ、そもそも総理大臣安倍晋三がネトウヨもどきでしたし。 ちなみにチミは昭和天皇が戦争犯罪人であったことを知ってましたか。

  • 太平洋戦争への持論について

     どちらが悪いとも言いませんのですが、僕の所信を言います。  広島長崎の人にはお悔やみ申し上げますが、原爆を落としたアメリカを日本人は一方的に米が悪いと責めますが、日本もアメリカに勝つぞと思って戦争をしたわけです。そこにはアメリカの事を情け容赦なくめちゃくちゃにしてやろう、と思っていました。隅から隅まで壊滅してやろう、と思ったかどうかは分かりませんが。  将棋じゃないのだからルールなんて無い。皆飛車角兼用どころか軍人将棋のヒコーキ見たいな動きを全部の駒が出来、そして1回ずつ交代で攻撃するのではなく何回連続でも可能だ。奇襲あり、総合攻撃あり、待ち伏せあり、地雷あり、空海陸あり。そして勝つためにはどんな手段でも使うはずです。負けるわけには行かないから。敵を倒すには最強の兵器を用いて来るだろう。それがアメリカの原爆だったのだ。  日本も勝てば戦争を肯定化していただろう。今でも日本に軍隊は残っていただろう。  その敗戦を皆、天皇陛下のせいにしている。天皇陛下がかわいそうだ。日本国民も戦争に入るまでは笑ってアメリカを倒すぞと意気込んでいたはず。  結局2つに1つ、負けたから戦争の道に引っ張ったものを悪者にしたんだ。勝っていればその人たちは英雄だったのだ。ところが資源の無い日本は負けた。  だからアメリカは悪くないのだ。アメリカも負けたくないというのは日本と同じ。必死で頑張る。その結果が原爆だったのだ。たまたま日本が負けたが、原爆を日本が持っていたらアメリカに投下していたはずだ。たまたま日本が負けたが、だからと言って戦争自体をしたことを後悔してはいけない。1度戦争をしたことで学んだ事も多かったのだから。また勝つ可能性もあったのだから。これは複数の人間が初めて出合った時は、1度は通らないといけない道なのだ。皆勝つことを信じて戦争をしていたのだ。  している間までは戦争を肯定していたのだ。負けたからと言ってA級戦犯だけを責めてはいけないのだ。国民全員で平等に責任を負わなければならないのだ。男も女も大人も子供も。たとえ2013年に生まれた子供でも責任を負わなければならないのだ。なぜかって言うとその戦争を経て今の日本が、世界があるのだからだ。  だがもう、一度戦争を経験して嫌な出来事だと感じているのならもう二度と戦争はしてはならない。戦争なんて、苦しい目をしながら人を殺し合う、物を潰し合う、結果何にも残らない無益な行為だから。  つまり結論は、戦争をした事を悔いて、戦争に引っ張った人にばかり責任を押し付けるのは違う。国民全員が平等に責任を感じて生きて行くべきだ。なぜかって建前は全国民が参加して行った戦争で、その戦争に参加した人とその子孫で国民は構成されているからだ。  この持論についてどう思われますか?

  • 戦争犯罪について

    終戦後、日本のトップだった昭和天皇以外の人たちは東京裁判で殺されました。 けれど、アメリカも戦争犯罪を犯していますよね。 日本に原爆や東京大空襲で一般市民を大量虐殺したことは罪に問われなかったのでしょうか? 勝った国は許されるような風潮があったんですか? 今さらアメリカを責めているわけではないです。ただ、気になっただけです。 回答よろしくお願いします。

  • 原爆の謝罪をアメリカ人に求める馬鹿について

    アメリカ人の大半が新聞や本を読まず、イラクやアフガニスタンが何処にあるのか?、世界大戦が何度起こったのか?、ベトナム戦争の敗戦国は何処か?、などということを理解できないのに、そんな国の住人にヒロシマやナガサキの原爆を落としたことへ謝罪しろという人間が馬鹿に見えてしまいます。 どうして、こんな馬鹿が多いのでしょうか? 聖書に書かれてあることのみが全て正しいと考える狂信者が国民の3分の1を占める狂った国ですよ。

  • 天皇に戦争責任がないというのは無理がある?

    嫌韓、ネットウヨは昭和天皇に戦争責任がないと言っているが、 それは、少し無理があるのではないだろうか? 東條らが天皇の命令に背いて、勝手に戦争を始めたわけではない。 天皇の裁可があったからこそ、戦争を始めたのではないのか。 まあ、開戦の責任はまだいい。 自業自得とはいえ、やむにやまれぬ事情が日本にもあったので 開戦に踏み切ったのだろうから。 問題は戦争が始まって、大勢の国民が死に、日本が焼け野原に なるまで、なぜ戦争を終わらせようとしなかったのか。 天皇は近衛文麿の降伏の助言を無視した経緯もある。と、 いうことは周知のとおりである。 つまり積極的に戦争を終わらせようともしなかった責任が あるのではないのか? 天皇は東京大空襲の後に都内を巡回しているが、その大惨事を 見て何を思ったのだろうか? みなさん どーおもいます?

  • 昭和天皇の「戦争責任」について

    天皇主権を根拠の一つとして「昭和天皇の戦争責任」を主張する人達の多くは なぜ、現在の我が国を取り巻く様々な問題は 「主権者たる国民にすべての責任がある」 とは言わないのでしょ うか? むしろ昭和天皇の「沖縄メッセージ」などの「天皇外交」を取りあげて 現在の「対米従属路線」を作ったのは昭和天皇だ! みたいな批判をする方を、少なからず見かけます。 (一方で、その結果としての高度経済成長を含む「戦後日本の豊かさ」や「言論の自由」などを、そうした人達は満喫しているようですけど) だとしたら そうした「戦後秩序の形成」には、「主権者たる国民」の「戦後責任」はないのでしょうか? 追記 なお、この質問文は昨日Yahoo!知恵袋で「不適切な投稿」として削除されたものです。 どこが「不適切」とされたのか、正直よくわかりません。 もし、本当に「不適切」であるなら、このOKWaveでも削除されるでしょう。 それを踏まえた上で質問していることをお断りしておきます。

  • 太平洋戦争、最悪のシナリオ

    日本はこれまでにも、外国との対戦でも奇跡的な幸運に恵まれてきました。 一つあげられるのは、元寇の時でしょう。 太平洋戦争の時は、ルーズベルトの急死があるんではないでしょうか? それでも、日本は結局負けてしまいましたが、戦後奇跡的な復興を果たし、現在の反映した日本がありました。  タブー的な質問だと思いますが、もし、ルーズベルトが死なずに、スターリンと組んで日本を叩き潰そうと、第1戦犯として東条だけでなく昭和天皇も処刑されていたら今頃日本はどうなっていたでしょうか?

  • ★太平洋戦争について

    日本はなぜ、もっと早く降伏しなかったのですか?・・・ 少なくとも、昭和18年以内に降伏出来たはずです。 そうすれば戦争被害はかなり抑えられた筈であります・・・・・・・・ 誰が、もっとやれと主張したのですか?・・・・・・・・ 昭和天皇陛下がやれと言ったのですか?・・・・・・・・・

このQ&Aのポイント
  • iPadとiPhoneでいつも連動していたMFC-J737DNが急にオフラインになりました。どのように接続されているかは無線LANです。
  • MFC-J737DNが急にオフラインになったため、iPadとiPhoneとの連動ができなくなりました。接続は無線LANを使用しています。
  • MFC-J737DNがiPadとiPhoneとの連動ができなくなり、オフラインになりました。接続方法は無線LANです。
回答を見る

専門家に質問してみよう