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「均衡点の変化」と「需要曲線・供給曲線の変化」

先日こちらで質問をさせていただいたのですが、質問文に問題があり、必ずしもうまく意図をお伝えすることができませんでした。その際、わかりやすいご回答もいただいているのですが、再チャレンジの意味で、もう一度、質問させてください。 -- 「ある市場において均衡点が変化したとすれば、それは、需要曲線と供給曲線の少なくとも一方が変化したためである。すなわち、ある市場において、需要曲線と供給曲線のいずれにも変化がないまま、均衡点が変化することはありえない。」 上記の命題の真偽を教えてください。なお、需要曲線・供給曲線の「変化」には「シフト」も含むものとご理解ください。

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回答No.1

命題は真です。以下の質問でも回答している(↓)ので参照してください。    http://okwave.jp/qa/q8121709.html もし命題が偽であると考えるなら、反例を出してください。反例とは、この場合、「需要曲線あるいは供給曲線がシフト(変化)しないのに、当該財の均衡(価格・需給量)が変化する」例のことです。上級のレベルの問題では、反例はないわけではありません。市場に複数の均衡あり(需要曲線と供給曲線が一致する点が複数個ある)、ファンダメンタルに何の変化がないのに、「サンスポット」によって均衡間を移動する、というサンスポット均衡モデルを考えることも考えることも可能です。でも、ここでの議論のレベルを超える問題です。興味があるなら   http://en.wikipedia.org/wiki/Sunspots_(economics) を参照してください。

kuro_man
質問者

お礼

リターンマッチにもお付き合いいただき感謝申し上げます。また、今回も明快かつ有益なご回答をありがとうございます。 理論上、複数均衡がありうることは、以前に学んだ記憶がうっすらとありますが、ここで反例として挙げることはしないでおきます。 その代わりというのはいささか強引ですが、なぜこの場でこのような質問を重ねているかについて、少しお話しさせていただきたいと思います。私は、大学から大学院にかけてある技術系の分野を専攻し、いまはその分野の研究・開発職に就いています。職を得たあと、自分の研究者としての幅を広げるために、経済学を体系的に学びたいと考え、通信制大学の経済学部に入り直し、優秀とはいいがたい成績で卒業しました(勉強はとても楽しかったのですが、仕事でも多忙を極めた時期で、十分な時間がとれませんでした)。これまで、そこで得た知識を直接的に業務に利用することはなかったのですが、先だって上司から、ある市場の経済分析を行い、組織内で用いるディスカッションペーパーとしてとりまとめるよう命じられました。ただ、通信制で、独習が基本だったため、学習したはずの内容であっても、情報発信する立場としては理解が甚だ甘いことを痛感していました。そのような折、こちらのページに「経済学」のカテゴリがあることを知り、一度ご相談してみようと考えたものです。 このような事情ですので、今後も面倒な質問が続くかもしれませんが、ご無理のない範囲で、お付き合いいただけましたら幸いです。

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