• ベストアンサー

ガスクロマトグラフィーについて

化学系学科に属する大学生です。 先日、学生実験で混合溶液の精留実験を行いました。 その際実験で得られた、主として低沸点成分が含まれる分留液、及び主として高沸点成分が含まれる分留液の2つをそれぞれガスクロにより分析しました。 私は各溶液に付きピークが2つずつ出るものだと思っていたのですが、極々微小ながら3つめのピークが両結果に存在していました。 これは一体何を検出しているのでしょうか。 なお混合試料内には他の試料は含まれていません。 教員に質問をしておけばよかったのですが片付けに追われて質問することをすっかり忘れてしまっていたもので… どなたか回答の程をよろしくお願いします。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数1

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hg3
  • ベストアンサー率42% (382/896)
回答No.2

>シクロヘキサン-トルエン混合溶液を分留しました。 補足ありがとうございます。 そういうことなら、考えられるのは、不純物もしくはノイズでしょう。 不純物が入り込む原因としては、 ・もともとの試薬(シクロヘキサンまたはトルエン)に入っていた。 ・容器や器具が汚れていたために入った。 などが考えられます。 ガスクロ分析は、各試料(分留液や標準液)を原液のまま注入したのでしょうか? それとも溶媒で希釈して分析したのでしょうか? もし溶媒で希釈したなら、溶媒に不純物が入っていたという可能性もありますね。 熱に弱い物質を蒸留した場合は、途中で分解する可能性も有りますが、今回は、シクロヘキサンやトルエンなので、蒸留の途中に熱で分解したという可能性は無いと考えて良いでしょう。 ノイズは、試料を注入した際に空気が入ったり、キャリアガスの流量が乱れたり、検出器が不要な信号をひろったりすると出る可能性が有ります。 微小なピークは、各試料で、どの位置に出ているのか、高さや幅は同じなのか違うのか等々、様々な状況から考えられる可能性を推理してみたら良いでしょう。

Grignard007
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 標準溶液にも第3の微小ピークが存在していたので実験器具の汚れ等によるものでは無いのでしょうね。 混合試料中の不純物やガスクロのノイズという方向で色々と考えてみます。 大変ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • hg3
  • ベストアンサー率42% (382/896)
回答No.1

ご質問の文だけでは、何が疑問なのか良くわかりませんね。 「混合溶液」なるものの成分は何ですか? 何故、各溶液に付きピークが2つずつ出るものだと思ったのでしょうか? それから、それぞれのピークは、同じ成分を示しているのか、違う成分を示しているのかも分かりません。 分析結果を理解するためには、まず、そのあたりの整理をしないといけませんよ。

Grignard007
質問者

補足

言葉足らずでしたね、申し訳ありません。 シクロヘキサン-トルエン混合溶液を分留しました。 それぞれを1:1で混合した標準溶液もガスクロにより分析したため各ピークが表しているものの判別は間違っていません。 「トルエンのピークとシクロヘキサンのピークのみが表れると思っていたが、もうひとつ極々微小ピークが各結果に存在していた為、その微小ピークが何の成分を表しているのか」を質問したつもりです。

関連するQ&A

  • ガスクロマトグラフィーの定性分析について。

    こんばんは。ガスクロの定性分析のことでお聞きしたいのですがよろしいでしょうか? ベンゼン、トルエン、エチルベンゼンの混合試料を分離する実験を行い、ガスクロマトグラムにそれぞれピークが出てきました。このピークをそれぞれどの物質であるかを定性したいのですが、どのようにすれば良いのでしょうか?実験では各物質での測定を行っておりませんので、それから帰属することは出来ません。単純に沸点の順で検出しているのかと思ったのですが、カラムの固定相液体(DNP フタル酸ジノニル)に極性があり(分子式の構造から自分で判断しました。)、キャリアーガス(ヘリウム)が無極性であることを考えていたら、各物質の蒸気圧が影響を受けて簡単には沸点である結論付けることは出来ないのではないかと考えるようになりました。今回用いたDNPと3種類の物質がどのように相互作用したかを論理的に記 述して各物質を帰属したいのですが、どのように考えていったらよいのでしょうか? 所々文章が読みにくく意味がわからないところもあるかと思いますが、よろしくお願いします。

  • FIDガスクロマトグラフィーを用いての定量分析

    二成分(トルエンとエチルベンゼン)に対してそれぞれ縦軸に面積、横軸に各物質の体積をとったグラフ(検量線)を描く。 次に未知試料を注入し、得られたトルエンとエチルベンゼンのピーク面積から検量線を用いて混合比を決定する絶対検量法と、 内部標準物質(トルエン)と試料中の定量しようとする成分の純粋物質(エチルベンゼン)との混合物を種々の比で調製したものを注入する。試料のピーク面積(A)と内部標準のピーク面積(As)との比(A /As)を縦軸にとり、横軸に混合比(エチルベンゼン/トルエン)をとって検量線を作成する。 次に未知試料を注入し、得られたトルエンとエチルベンゼンのピーク面積の比から検量線を用いて未知試料のトルエンとエチルベンゼンの混合比を決定する内部標準法の実験を行ったんですが、 両方のやり方で未知試料の混合比が違っていました。 その考えられる理由として何か教えてください。 長々とすいません。。

  • ガスクロマトグラフィーに関する質問です。

    先日、ガスクロマトグラフィーの実験で、ベンゼン・トルエン・キシレン・トリメチルベンゼンとそのうち2種類が入った未知試料の定性分析と未知試料の定量分析をしました。 その実験で、トリメチルベンゼンのクロマトグラムで、ピークが複数現われました。先生曰くトリメチルベンゼンには製造された時点で不純物が含まれているようなのですが、その不純物が何なのかは教えてくれませんでした。 すごく気になっています。知っている方教えてください!!!!

  • 類縁物質 計算式について

    類縁物質 計算式について 日本薬局方に基づいて試験をしています。 私の知識のなさを恥じながら質問させていただきます。 たとえば 本品30mg+移動相→100mL(試料溶液) この液、1mL+移動相→100mL(標準溶液) 10μLを液クロで測定 試料溶液から得た主ピーク以外の各々のピーク面積はは標準溶液から得た主ピーク面積より大きくない(0.1%) 試料溶液から得た主ピーク以外の合計ピーク面積は標準溶液から得た主ピーク面積より大きくない(0.3%) という試験の計算式は 各類縁物質:試料溶液から得た主ピーク以外の各々のピーク面積÷標準溶液から得た主ピーク面        積×0.1??=(0.1%以下) 総類縁物質:試料溶液」から得た主ピーク以外の合計面積÷標準溶液から得た主ピーク面積×0.1        (0.3%以下) という計算式なのですが、この0.1という数値がどのようにして導き出されているかがわかりません。 ほかの試験ではこの部分が0.5や1や2.5といろいろと変わっているようなので、濃度なのかと計算してみましたが計算が合わないのでこの数値の意味がわかりません。 ご存知の方は教えてください。

  • 高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

    HPLCで分析をしたのですが、測定してえられたピークが予想していた物質ではなく全然ちがうものでした。この場合、やはり標準物質をふやしてリテンションタイムを調べて、試料中の物質がなんであるか調べるしか方法はないのでしょうか? ちなみにカラムはShodex RSpak DC‐613で移動相は0.1N硫酸です。 ピークは9分30秒と29分にでました。糖分の分析をやっています。 不勉強ですみません

  • 混合溶液の分留の際に得られる留分について

    「シクロヘキサン-トルエン混合溶液の分留を行った際に得られる留分の内、最初の数滴は濁っている可能性があるがこれを説明せよ」という課題が出ました。 最初の数滴は両成分が混じっているため濁るのかなと思ったのですが、この考えは正しいでしょうか。 また正しいのならば両成分の沸点には約30℃程の差があるのに何故混じってしまうのでしょうか。 他にも、実験器具の汚れによる濁りや混合溶液中の不純物が留分として得られたことによる濁りといったことも考えたのですが…どの考えが正しいのでしょうか。 回答よろしくお願い致します。

  • 液体クロマトグラフィーのカラムのついて

    こんにちは 私は現在、HPLC(液体クロマトグラフィー)を扱っております。 最近起きた珍事件です。 ODS(内径4.6mm×長さ15cm)のカラムを使用しております。そのカラムが分析中に今まで5、6分だいで出ていたピークが2分台に再現し始めました。 新しいカラムに変更しても初めは5、6分だいにピークだ現れますが、また少し経つと2分台にピークが出始めます。 とても急ぎの仕事があり、焦っています。 液クロの条件は下記のようになってます。 *移動相・・・ リン酸緩衝液:アセトニトリル(3:2) *カラム・・・STR-ODSII *流量 ・・・1.0ml/min *波長 ・・・254nm *試料は移動相で溶解しております。 なぜ保持時間が変るのですか?他の成分の定量にも同じ事が起こりました。 どなたか分かる方教えてください(><)

  • ガスクロ分析におけるピークの同定方法を教えてください。

    はじめての質問で、至らない点が多々あるかと思いますが、どうかお教えください。 ガスクロ分析で標準品中の成分を同定したい場合、標準品中の成分というのが複数成分の混合物であるときには各成分の同定はどのように行えばよいのでしょうか? ちなみに、分析したい成分とはピレトリンという除虫菊の成分で、ピレトリンI、シネリンI、ジャスモリンI、ピレトリンII、シネリンII、ジャスモリンIIの6成分の混合物からなります。この標準品には、ガスクロによる分析で実施された試験成績書が添付されており、分析メソッドと各成分のクロマトグラムが付いております。 この分析メソッドと同様の操作で行って得たクロマトグラムと試験成績書のクロマトグラムとを比べるしか方法はないのでしょうか? 質問にまとまりがなく申し訳ありません。

  • 薄層クロマトグラフィーについてです

    TLCを使って実験をしたのですがいまいち以下のことが分かりません。よかったら教えてください 使ったものは展開容器(蓋つきガラス瓶)展開液、クロマト板です 1試料スポットが展開溶媒の液面より上でならなければいけない理由 (試料が溶け出してしまうだけでしょうか) 2展開溶媒の蓋をしないとRf値にどんな影響があるのか(蒸発するからどうなるのですか) 3混合飼料を分析する際TRC板の上端に達するまで長時間展開しすぎるとどうなるか(Rf値がだせない?) 4高濃度の資料スポットをTLC上に形成し展開させるとどうなるか (尾をひくとどうなるのか) 実際にやりたかったのですがTRCが提出用しか配布さぜずできません。

  • HPLCの前処理として適切でしょうか。

    HPLCで試料及び標準品を調製する際に、 標準品は純粋なものを使用し、希釈溶媒は目的成分の抽出溶媒あるいは 移動相というのが一般的です。 又、試料に関しては他のものを新たに加えるのではなく、試料中の目的成分以外のものをできるだけ取り除くように処理するのが一般的だとおもうのですが、目的成分の綺麗なピークを得る為に標準品と試料に添加剤みたいなものを加える方法はHPLC分析法として適当なのでしょうか。(移動相には添加剤は加えない。) こういう分析方法で分析を行っている方おられますでしょうか。 例)・標準品に0.1%硫酸銅水溶液を加える。→メタノールで全量を50mLとし、標準品とする。   ・試料をメタノールで抽出し、硫酸銅水溶液を加える。→メタノールで全量を50mLとし試料溶液とする。   ・移動相:メタノール:水(3:2) 宜しくお願いします。