源氏物語の翻訳について

このQ&Aのポイント
  • 源氏物語の翻訳についてわからないところと訳の間違っているところを教えてください。
  • A.Waleyの『TALE OF GENJI』(帚木The Broom-Tree)からの翻訳について、疑問と修正箇所を教えてください。
  • 源氏物語の翻訳について、A.Waleyの『TALE OF GENJI』(帚木The Broom-Tree)からの翻訳について意見を募集します。
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源氏物語の翻訳について

いつもお世話になっています。 A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『 ”I thought I had managed matters very cleverly, though perhaps in the heat of the moment I might have spoken somewhat too roughly.』 ●ことによると激したはずみに私(馬頭)は(ひょっとしたら)幾分あまりに手荒く話したかもしれませんが、事態をとても上手に処理したと思いました。・・・? 2) 『 She smiled faintly and answered that if it were only a matter of bearing for a while with my failures and disappointments, that did not trouble her at all, and she would gladly wait till I became a person of consequence. 』 ●彼女は力なく笑い、そしてもし私の不足と期待外れとともに、ただしばらくの間耐える事だけなら、それは彼女を全く悩ませず、そして彼女は私が立派な人間になるまで喜んで待つでしょう、と答えました。・・・・? it were only a matter of~・・・ここの「it」は「状況のit」ですか? that did not trouble her at all・・・・・・ここの「that」は「 a matter of bearing for a while with my failures and disappointments」ですか? ここは馬頭が昇進するまでに彼がまた浮気をしてしまうのではないか、ということを彼女は懸念しているということですか? 3) 『 ’But it is a hard task,’ she said, ’to go on year after year enduring your coldness and waiting the time when you will at last learn to behave to me with some decency; and therefore I agree with you that the time has come when we had better go each his own way.’』 ●「でもそれは困難な課題です。」彼女は言いました。「来る年も来る年も、あなたの冷たさを耐え続けることと、あなたがついに私に対していくらかの品位を持って振舞うことを学ぼうとする時を待ち続けることは」 それだから、私たちがそれぞれしたいようにした方がいいならば、私はその時が来たということであなたに同意します。・・・・・? it is a hard task to go on year after year~は「仮主語構文」ですか? waiting the time ~・・・「time」の訳に悩みましたが、「時点」、「・・・時」の意味ですか?それとも「機会」ですか? therefore I agree with you that the time has come when we had better go each his own way.について when we had better go each his own way.・・・ここの意味をとるのが難しいです。 「when」は(対象・譲歩・条件などを示す副詞節を導く)「・・・ならば」ですか? each his own way・・・・それぞれしたいように?この場合「his」は特に訳さなくてもいいのでしょうか? the time has come・・・・それぞれしたいようにする時が来た、という意味ですか? これは別れ話の流れになっているのでしょうか?相手を信じて待つべきか、新たな道を行くべきか・・・人生には見極めが大切でしょうか。 よろしくお願い致します。

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  • go_urn
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回答No.1

今晩は。今年の桜は2つの週末を楽しませてくれて、philanthropic ですね。 いつも大変ていねいなお礼をありがとうございます。黒帯返上されましたので、またの機会に取っておきます。 1)『 ”I thought I had managed matters very cleverly, though perhaps in the heat of the moment I might have spoken somewhat too roughly.』 >ことによると激したはずみに私(馬頭)は(ひょっとしたら)幾分あまりに手荒く話したかもしれませんが、事態をとても上手に処理したと思いました。・・・? ●完璧です。「激したはずみに」は名訳ですね。 2)『 She smiled faintly and answered that if it were only a matter of bearing for a while with my failures and disappointments, that did not trouble her at all, and she would gladly wait till I became a person of consequence. 』 >彼女は力なく笑い、そしてもし私の不足と期待外れとともに、ただしばらくの間耐える事だけなら、それは彼女を全く悩ませず、そして彼女は私が立派な人間になるまで喜んで待つでしょう、と答えました。・・・・? ●bearing for a while with my failures and disappointments のところですが、bear は他動詞用法もありますが、 bear with ~という自動詞使用法もあります。この場合は、for a while を挟んでbear withとつながっています。 >it were only a matter of~・・・ここの「it」は「状況のit」ですか? ●その通りです。「状況のit」の出現頻度が異常に多いのは、源氏物語のような日本語のぼんやりした記述に起因するのかもしれませんね。普通はこんなに多く現れるものではありません。 >that did not trouble her at all・・・・・・ここの「that」は「 a matter of bearing for a while with my failures and disappointments」ですか? ●その通りです。小うるさく言うと、bearing for a while with my failures and disappointments でしょうか。 >ここは馬頭が昇進するまでに彼がまた浮気をしてしまうのではないか、ということを彼女は懸念しているということですか? ●おっしゃる通りだと思います。昇進するまで、馬頭が挫折と失意の日を送ることだけなら、まったく問題なく耐えることができるが、浮気(having an affair with other women)だけはどうにも我慢ならないというわけですね。 3)『 ’But it is a hard task,’ she said, ’to go on year after year enduring your coldness and waiting the time when you will at last learn to behave to me with some decency; and therefore I agree with you that the time has come when we had better go each his own way.’』 >「でもそれは困難な課題です。」彼女は言いました。「来る年も来る年も、あなたの冷たさを耐え続けることと、あなたがついに私に対していくらかの品位を持って振舞うことを学ぼうとする時を待ち続けることは」それだから、私たちがそれぞれしたいようにした方がいいならば、私はその時が来たということであなたに同意します。・・・・・? ●最後の文だけ構造を取り違えられていますが、後は完璧です。 >it is a hard task to go on year after year~は「仮主語構文」ですか? ●その通りです。 >waiting the time ~・・・「time」の訳に悩みましたが、「時点」、「・・・時」の意味ですか?それとも「機会」ですか? ●どれも通じるように思いますが、「時」という訳語で十分でしょう。 >therefore I agree with you that the time has come when we had better go each his own way.について  when we had better go each his own way.・・・ここの意味をとるのが難しいです。 ● each は「めいめい、それぞれ」という副詞として使われています。each of us had better go his own wayと同義です。his は今の英語圏では叱られるでしょうね。his or her か our にしろ、と言われることでしょう。 >「when」は(対象・譲歩・条件などを示す副詞節を導く)「・・・ならば」ですか? ●前にも出てきたような記憶がありますが、the day (time) has come when S Vという頻出構文で、「when」は関係副詞で time に掛かっています。 >each his own way・・・・それぞれしたいように?この場合「his」は特に訳さなくてもいいのでしょうか? ●go each his own wayで、それぞれ自分の(わが)道を行く、です。所有形容詞は、主語とダブるときなど、「自分の」と訳すといい場合が多いです。eg. I don’t like my voice. 「私は自分の声が嫌いだ」 >the time has come・・・・それぞれしたいようにする時が来た、という意味ですか? ●その通りです。 >これは別れ話の流れになっているのでしょうか?相手を信じて待つべきか、新たな道を行くべきか・・・人生には見極めが大切でしょうか。 ●この話は、馬頭の最前の話(general theory)———真贋はおのずと明らかになる———の例証(illustration)であるべきですが、どうつながるのでしょうか。馬頭はつまらぬこと(嫉妬をやめさせること)で、この女性を失ってしまった、しかし後で考えると、この女性ほど本当の情愛を持っていた女性(真贋の「真」)はいなかったと悟った、という形で脈絡を持たせているのでしょうか。それはともかくとして、何だか妙に reality のあるepisodeで、記憶に残りますね。 ********************* 《余談》また師範レベルの読書力で随分たくさん読まれましたね。『潮騒』と「ダフネスとクロエ」を比べると、『潮騒』のほうがずっと生彩がありますね。神話をうまく現代に甦させるとそれだけのインパクトが生まれますね。  前に読まれた「グリーブ家のバーバラの話」も「ピグマリオン」伝説に依拠しています。そうすると「春琴抄」も間接的にギリシャ神話に連なっていることになります。  「春琴抄」で誰が春琴に熱湯をかけたのかミステリアスに描かれていますが、佐助が犯人であった可能性も含みとして残されているわけで、そうなると、「ピグマリオン」と同じように、自分の創作した彫像(=春琴)に究極の infatuation を感じるということになります。それが火傷で爛れた美貌というところが谷崎の倒錯的な美学にかなうのでしょう。 ******************    イプセンは天才でしたが、その天才を見ぬいたもう一人の天才がアイルランドにいました。ジェイムズ・ジョイスです。ジョイスは語学でも天才的能力を持ち、イプセンを原語で読むためだけにノルウェー語を学び、イプセンに称賛の手紙を書いています。  脱線しますが、並外れたドイツ語の実力を持っていた関口存男(つぎお)は、『罪と罰』の独訳を読むことによってドイツ語を、オッペンハイマーは『神曲』を読むことによってイタリア語をマスターするなど、語学上達の1つの秘訣は、自分の惚れ込んだ古典を徹底的に読むことにあるのかもしれません。ですので今、sweetapplechoco さんが、『源氏物語』の英訳を精読されているのは、傍目には迂路と見えるかもしれませんが、実は語学学習の本道なのかもしれないですね。1冊の古典の中には、ダレた表現は少なく、構文も語彙も豊富で、学習材料に満ちています。(つづく)

sweetapplechoco
質問者

お礼

今晩は。情け深い桜のためにもう少し暖かい気候になってくれるといいのですが。(お花見には寒いです) いつも大変丁寧に回答をしてくださってありがとうございます。 白帯でチャレンジしていきたいと思います。 「in the heat of the moment」・・・「激したはずみに」はインターネットで調べた時に例文に使われていたのでここの訳にうまくあてはまると思って使いました。 bear with ~とつながるのですね。辞書の「bear」の自動詞のところに「bear with」で「・・・に我慢する、辛抱する、耐える」とありました。 「if it were only a matter of bearing for a while with my failures and disappointments」は「もし不足と期待外れにただしばらくの間耐える事だけなら」という訳でしょうか。 「状況のit」がとても多いですね。源氏物語の翻訳特有の現象ということでしょうか。日本語のぼんやりした記述にはよく使われるのですね? that did not trouble her at all・・・「that」は「bearing for a while with my failures and disappointments」ですね。「bearing」は動名詞で「耐えること」、「a matter of bearing 」は「耐えることについての事」ということで(?)、微妙に違いますね。 2)は浮気については我慢できません、ということは直接には言っていませんが、そう言いたいのだろうな、ということを推測できるような言葉になっているということですね。 「the time has come when we had better go each his own way」の「the time has come when ~」は以前「a time comes when such a one can restrain herself no longer,~」で出てきていました。(記憶から抜け落ちてしまっていました) そうするとここの訳は「私たちはそれぞれわが道を行った方がいい時が来ました」でしょうか。 「go each【his】own way」について、所有形容詞は、主語とダブるときなど、「自分の」と訳す、というのがわかりました。(今はこの部分は「his or her か our」なのですね) 馬頭としては思わぬ展開になってしまったようなのですが、立場の弱い側である女性が結構強気なので驚きました。失ってみるとその真の価値がわかるような気がします。このエピソードは紫式部が見聞きしていたことだったのかもしれませんね。 ************************************** いつもいろんな本を読む機会をくださってありがとうございます。 『潮騒』はもっとずっと長いストーリーだと思っていました。本を手にとってみたら薄い本だったので意外でした。歌島という場所がよく描けていると思います。舞台がしっかりしているのでそこで生活している登場人物も生き生きと感じられる気がします。神話というとおとぎ話的であまり現実味がないイメージでしたが、普遍的なものがあるのですね。 有名な作品も基にしている作品があるというのは興味深いですね。 「ピグマリオン」伝説も読んでみますね。(読んでいない本がとても多いです) 人が何にinfatuation(心酔、夢中にさせるもの)を感じのかは人それぞれですが、そんなものにはまさか心酔しないだろう、というものをもってきて描いたところに強いインパクトがありますね。(佐助が犯人だとすると更に奥が深いですが、ここを謎にしたままにしておくところがいいですね) 倒錯しているだけでなく、美的なものを追求しているところに芸術性が感じられますね。 ******************************** ジェイムズ・ジョイスは『ユリシーズ』の作者ですね。 《モダニスト》と呼ばれる文学者ですね。 前回紹介してくださったイプセンの『人形の家』と『ヘッダ・ガブラー』を読みました。 女性に対するとても強いメッセージを感じました。テーマがしっかりしていて惹きつけられます。 そしてラストがいつも衝撃的ですね。 関口存男(つぎお)は演劇人でもあった人ですね。『罪と罰』は以前読んだことがあります。 オッペンハイマーは物理学者でしょうか。『神曲』は正宗白鳥が終生聖書と一緒に愛読した書物だったと本の解説で知りました。 『源氏物語』の英訳の精読にあたっては、毎回わからないところや間違って訳しているところを教えていただいて、充実した学習をさせていただいて、ありがとうございます。 『源氏物語』の英訳ではたくさんのことが勉強できています。内容も興味深いので楽しく学ぶことができます。 ****************************** 長くなってきてしまいましたが、アーサー・ミラーの『セールスマンの死』も読みました。 働き盛りのセールスマンを主人公にした話だと思っていたのですが、違っていました。 これは過去の幸せな様子が描かれているだけにこういう結末になってしまうのは悲しいですね。 イプセンが影響を与えたのですね。 この作品に出てくる奥さん(リンダ)は夫の理解者でしたね。 家庭劇というのは大作ではないですが、共感するところが大きいです。 (火曜日にまた投稿します)

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  • 源氏物語の翻訳について

    いつもお世話になっています。 A.Waleyの『 TALE OF GENJI 』(帚木 The Broom-Tree)から わからないところと訳の間違っているところを教えていただければと思います。 1) 『 ”But when all is said and done, there can be no greater virtue in woman than this: that she should with gentleness and forbearance meet every wrong whatsoever that falls to her share. ” He thought as he said this of his own sister, Princess Aoi; but was disappointed and piqued to discover that Genji, whose comments he awaited, was fast asleep. 』 ●「しかしすべてが言われ、なされる時、これより立派な美徳は女性の中にありません。それがどんなに彼女の分担にふりかかるとしても、きっと彼女は優しさと寛容と共にあらゆる不正を受けるでしょう」彼(頭中将)は彼(馬頭)がこれを彼(頭中将)自身の妹、葵上について言ったように思いました。しかし彼(頭中将)は、彼(源氏)の論評を待ったのですが、彼がぐっすりと眠ったのに気づいてがっかりして憤慨しました。・・・・・? there can be no greater ~・・・「can」がうまく訳せませんでした。 ~in woman than this・・・「this」は次の「that以下」ですか?? she should with gentleness~・・・ここの「should」は(期待・可能性)の意味の「きっと・・・だろう」「・・・のはずである」ですか? meet every wrong~・・・・「meet」は(同情・敵意・災難などを)「受ける」の意味ですか? whatsoever that falls to her share~・・・・・「falls to」は「~にふりかかる」? whatsoever・・・代名詞ですか? her share・・・「share」の意味をとるのが難しいです。「分担」? as he said this of his own sister・・・・「this」は「she should with gentleness~that falls to her share.」ですか? あらゆる不正を優しさと寛容で受け止める女性というのが、女性の美徳の一番である、という趣意ですか? また、この女性は葵上のことである、と頭中将は感じた、ということですか? 2) 『 Uma no Kami was an expert in such discussions and now stood preening his feathers. To no Chujo was disposed to hear what more he had to say and was now at pains to humor and encourage him. ”It is with women” said Uma no Kami, ”as it is with the works of craftsmen. 』 ●馬頭はそのような議論の専門家でした。そして今彼の羽を整羽して立ちました。頭中将は、ややもすればもっと彼が言う必要があることを聞きたい気がしました。そして今、彼を満足させ、勇気づけようと骨を折りました。 「女性に関して」と馬頭は言いました。「それは技芸家(職人)の仕事に関してのようです」・・・・・? now stood preening his feathers・・・意訳するとどういう感じなのでしょうか?服装をきちんと整えて、というニュアンスでしょうか? It is with women・・・Itは仮主語のItですか? It is with women as it is with the works of craftsmen. ・・・・「with women」と「with the works of craftsmen」を同格で並べて言っている内容に思えますが、うまく訳せませんでした。 「with」・・・・関して? 女性は職人の仕事のようだ、という意味ですか? ここでは葵上が女性の美徳を兼ね備えているように書かれていますが、源氏とはうまくいっていませんね。 よろしくお願い致します。

  • 源氏物語の翻訳について

    いつもお世話になっています。 A.WaleyのTALE OF GENJI(KIRITSUBO)から わからないところを教えていただければと思います。 1) 『 Duly crowned, Genji went to his chamber and changing into man's dress went down into the courtyard and performed the Dance of Homage, which he did with such grace that tears stood in every eye. And now the Emperor, whose grief had of late grown somewhat less insistent, was again overwhelmed by memories of the past. 』 ●正式に冠をいただかされ、源氏は彼の部屋に行き、そして成人の男性の服に着替えて中庭に降りた。そしてすべての目に涙がたまるそんな優雅さをもって行なったDance of Homage(尊敬の踊り?)を演じた。そして今帝は、彼の深い悲しみは近頃はいくらかより小さい固執に次第になっていたが、再び過去の思い出によって圧倒された。・・・・・・? Duly crowned・・・・・出だしがこのように始まっているのは何か意味があるのでしょうか?crowned・・・・受動態ですか? which he did with such・・・・ここのwithは(様態)のwithで、「・・・・をもって」、「・・・を示して」、ですか? the Dance of Homage, which he did with ~・・・whichの前のカンマで区切られているので、ここは「~を演じた。」 「彼は・・・・優雅さをもって行なった。」と切る方がいいのでしょうか? And・・・・・そして? 2) 『 It had been feared that his delicate features would show to less advantage when he had put aside his childish dress; but on the contrary he looked handsomer than ever. 』 ●彼が子供の服をしまいこんでしまった時、彼の繊細な顔つきがより少ない利点を示すだろうということが危ぶまれていた。しかしこれとは反対に、彼は以前よりもより立派に見えた。・・・・・・? It had been feared that his delicate features would show to less advantage・・・・・ここの訳が変な感じです。 より少ない利点=より大きな欠点の意味でしょうか? It had been feared that his delicate features~・・・仮主語構文ですか? 源氏のDance of Homageを見てみたい気がします。 よろしくお願い致します。

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    いつも回答をありがとうございます。 続きです。 1) ”They say that the child is asleep,”the quiver-beare's daughter answered. ”I should like to have seen him and told the Emperor how he looks;but I am awaited at the Palace and it must be late.” ●I should like to have seen him・・・・・ここは I would like to~に置き換えられるでしょうか? (私は彼を見たかった?) ●and it must be late・・・・・・「it」は光源氏を見るにはという主語になるのでしょうか? (それは遅いに違いない?) 当然の推量のmustで「遅いはずだと」訳すのでしょうか? 2) She was hastening away,but the mother: ”Since even those who wander in the darkness of their own black thoughts can gain by converse a momentary beam to guide their steps,I pray you sometimes to visit me of your own accord and when you are at leisure. この文は長くて頭の中でまとまりません。単語のいくつかの意味もわかりません。 ●冒頭のSinceはどうやって訳すのでしょうか? ●black thoughts・・・・・・黒い考え?(闇の思考?) ●converese・・・・・談話?逆の? ●step・・・・・・道のり? ~の人たちは彼らの道を導く絶え間ない光によって得ることができる・・・・??? 意味不明です。。。 ●when you are at leisure・・・・・あなたが暇な時、と訳すのでしょうか? ●I pray you sometimes to visit me of your own accord and when you are at leisure. 私はあなたについて祈ります、あなた自身が心を合わせて私を訪問してくれたこととあなたが暇な時。。。。では文が変ですね。 今回は訳してみても文がほとんど通らない感じでした。 よろしくお願いいたします。

  • 源氏の物語の翻訳について

    いつもお世話になっています。。 A.Waleyの源氏物語英訳(桐壺)を読んでいます。 わからないところを教えていただいて 少しずつ読んでいかれればと思っています。 英語の勉強もしたいと思っています。 続きをよろしくお願い致します。 1) With one accord I they agreed that he had acted with great prudence and the Emperor determined not to set the child adrift upon the world as a prince without royal standing or influence upon the mother's side.For he thought ”My own power is very insecure.I had best set him to watch on my behalf over the great Officers of State.” ●一斉に彼らは帝が非常に慎重に行動していたことに同意し、そして帝は途方に暮れて、国王の地位もしくは母親の側の影響なしに若宮を王子として置かないように決めた。というのは彼が、「私自身の力はとても不安定だ。私は国の偉大な役人たちに代わって見るために彼を最もよく置いた。」と考えたからだ・・・・・・? With one accord・・・・一斉に? I theyと主語が続いているのがわかりません。(Iは誰のことですか?) adrift upon the world・・・・・途方に暮れて? royal standing・・・・国王の地位? For he thought・・・・というのは彼が~と考えたからだ? I had best set him・・・・・彼を一番ベストな地位に置いた、ということでしょうか? watch on my behalf over the great Officers of State・・・・on my behalf ofのイディオムはありますがoverになるとどうなるのでしょうか?  2) Thinking that he had thus agreeably settled the child's future,he set seriously to work upon his education,and saw to it that he should be made perfect in every branch of art and knowledge. ●彼はこのように若宮の未来を快く決めたことを思いながら、彼は彼の教育に真面目に働きかけることを置き、そして彼が芸術と知識のすべての部門で完璧を作られるはずであろうということを見た。 Thinking・・・・・思いながら? he set seriously to work upon his education・・・・・ここの訳がよくわかりません。set to workで仕事を始める? work uponで・・・に働きかける? saw to it・・・・toが入るのはなぜですか? he should be made・・・・・受動態になっているのはなぜですか?若宮が周りの人から作られるという意味が入っているのでしょうか? should・・・・・・はずであろう? 3) He showed such aptitude in all his studies that it seemed a pity he should remain a commoner and as it had been decided that it would arouse suspicion if he were made a prince,the Emperor consulted with certain doctors wise in the lore of the planets and phases of the moon. ●彼は才能をすべての彼の勉強の中にとても表したので彼が庶民にとどまっているべきことは残念に思われ、そしてもし彼が王子に作られていたなら、それは不審を買うだろうということが決められていたので、帝は占星術と月の相の学問に賢い医者たちに相談した。・・・・? it seemed a pity he should remain a commoner・・・・・強調構文ですか? as it had been~のasは「ので」? *非の打ちどころがないような人の幸せに満ちた物語では人の心を惹きつけないという気がしました。* よろしくお願い致します。

  • 源氏物語の翻訳について

    いつもお世話になっています。 A.Waleyの源氏物語英訳(桐壺)を読んでいます。 わからないところを教えていただいて 少しずつ読んでいかれればと思っています。 英語の勉強もしたいと思っています。 続きをよろしくお願い致します。 1) and all his servants,both men and women kept on whipering to one another”What a senseless occupation has ours become!”and supposed that he was obeying some extravagant vow. ●and all his servants,both men and women kept on whipering to one another そしてすべての帝の召し使いたち、男性と女性たちは互いにひそひそ話をし続け・・・・・? ●What a senseless occupation has ours become!”and supposed that he was obeying some extravagant vow. 「なんて非常識な業務になってしまったのだ!」そして(彼らは)帝はある途方もないいくらかの誓いに従っているのだと思った。・・・・? ours・・・・・Emperor?(私たちの帝?) ここはThe Emperor has become a senseless occupationでしょうか?帝が非常識な業務になったというのはおかしい気もするのですが。 some・・・・いくらかの?ある程度の・・・?(それとも特に訳す必要はないのでしょうか?) 2) Regardless of his subjects' murmurings, he continually allowed his mind to wander from their affairs to his own,so that the scandal of his negligenece was now as dangerous to the State as it had been before,and again there began to be whispered references to a certain Emperor of another land. ●Regardless of his subjects' murmurings 彼の臣民たちの不平不満のつぶやきにも関わらず、・・・・・・? subjects・・・・・臣民たち? ●he continually allowed his mind to wander from their affairs to his own 彼は頻繁に彼自身に対してそれらの行事からそれる事を彼の心に許した・・・・・? to his own・・・・・彼自身に対して? ●so that the scandal of his negligenece was now as dangerous to the State as it had been before, それで彼の怠慢の反感はそれが前にあったのと同じくらい国家にとって危険だった。・・・・・? it had been before・・・・・何を意味しているのでしょうか? ●and again there began to be whispered references to a certain Emperor of another land. そして再びそこで他の国のある帝について引用文を囁き始めた。・・・・・? there・・・・・そこで? be whispered・・・・ここが受動態になっているのはなぜですか? 3) Thus the months and days passed,and in the end the young prince arrived at Court.He had grown up to be a child of unrivalled beauty and the Emperor was delighted with him. ●Thus the months and days passed,and in the end the young prince arrived at Court. このように月日は過ぎ、そしてついに若宮は宮廷に着いた。・・・・? arrive・・・・・・着いた? ●He had grown up to be a child of unrivalled beauty and the Emperor was delighted with him. 彼は成長して無比の美しさの子供になり、そして帝は彼に喜んだ。・・・・? 4) In the spring an heir to the Throne was to be proclaimed and the Emperor was sorely tempted to pass over the first-born prince in favor of the young child. ●春に王位の後継者は公に宣言され、そして帝は幼い子供への寵愛で最初に生まれた皇子を無視する(越える)ことをはなはだしく誘惑された。・・・・・? やっと光源氏が登場してきた感じです。ここまでが長かったです。 よろしくお願い致します。

  • 源氏物語の翻訳について

    いつも回答をありがとうございます。 続きです。 1) The messenger alighted the entrance of the house.At first the mother could find no words with which to greet her,but soon she said: whichの前にwithが入るのはなぜでしょうか? 2) ”Alas,I have lingered too long in the world!I cannot bear to think that so fine a messenger as you have pressed your way through the dewy thickets that bar the road to my house,” この文中のbarは動詞(<道を>ふさぐ)でしょうか? you have pressed~と現在完了形になっていてもbarは現在形になるのでしょうか? 3) and she burst into uncontrollable weeping.Then the quiver-bearer's daughter said, ”One of the Palace maids who came here,told his Majesty that her heart had been torn with pity at what she saw.And I,Madam,am in like case.” ●at what she sawは「彼女が見たことで」になるのでしょうか?atの所の訳し方がわかりません。 ●またここのsheはone of the Palace maidsとすると his Majestyのhisが誰なのかわかりません。 ここはher Majestyなのでしょうか? ●like caseとなっていますが、ここはlike the caseとならないのはなぜなのでしょうか? よろしくお願いします。