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物流のどこが遅れているのですか

 今日の新聞によるとあのユニクロが食品にも進出すると云う話。消費者にとっては嬉しいことですが関係業界にすれば大変なことでしょう。衣料品のように、安い輸入品によって今の何分の一とかの価格で販売されるとなると、日本の農業は一体どうなるのでしょう。とても手放しで喜ぶわけにはいいきません。  ただその中で、今の価格の相当部分が物流費など生産費以外であると書いてあります。もし生産する人々に相応の収入が約束されるのならば、(もちろん合理化すべきは合理化して)物流の経費は最小限になるのが当たり前と思います。  ここで質問です。物流業界が遅れているというのを良く耳にするのですが、何がどういけないのか、自分の無知かも知りませんがそこのところが知らされていないと思うのです。昔と違い一次問屋、二次問屋などはなくなり、産直なども当たり前なのに、そのへんが判りません。どなたか教えて下さい。

noname#2328
noname#2328
  • 経済
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noname#5751
noname#5751
回答No.3

「定価100円」の工業製品の場合、材料費30円とメーカー粗利20円をあわせた50円でメーカーから出荷されます。 メーカー粗利は人件費と土地や生産設備の償却に当てられます。 現在、メーカーがリストラや工場閉鎖、海外移転により、コストダウンの努力をしているのはこの20円を15円や10円にしようとしている訳です。 そして、残り50円が流通にかかるコストです。 現在、問屋さんや商店は在庫を持たなくなっているため、店頭で電化製品を購入してもメーカーからmarushinさんの自宅に直接送られてくることが多くなっていますが、商社→一次問屋→二次問屋→小売店の帳簿を通す取引と流通マージンは昔と変わりません。 ユーザーさんへの割高な小口直送費用もメーカー粗利20円の中から工面されています。 流通の持っている商権をメーカーが侵害することができないので今も帳簿取引が継続しているわけですが、メーカーのリストラ努力と比べて、流通段階での役割が減っているのにマージンの変わっていない流通は、どうしても努力不足という評価になってしまうのは仕方ないんじゃないでしょうか。 最近パソコンメーカーがインターネットを使った直販に力を入れているのも本音は「中抜き」つまり、国内の流通を見限ってこの「50円」にメスを入れようという思惑があるようです。 ただ、流通でも文具通販のアスクルの様に独自にメーカーとユーザーを結ぶ合理的な販売方法を開発したり、商社のマーケットプレイスのように自社の与信管理の強さを生かした新しい流通のあり方を模索する動きが出始めてきています。そう悲観ばかりしたものでもないでしょう。 つまり市場は常に変化しており、変化に対応したものが勝ち残っていくと言うことだと思います。

noname#2328
質問者

お礼

有り難うございました。流通で食べている人もいるのですから簡単にはいかないでしょうが、作る方が一所懸命コスト削減に努めそのうえ小口直送費まで持たされるなど、力関係なのか、不合理ですね。しかし変化の兆しはあるとのこと、期待したいです。

その他の回答 (2)

noname#24736
noname#24736
回答No.2

物流業界で一番の問題点は、効率が悪いことに有ります。 行きは満車で出発しても、帰りの車は荷物がない場合や、有っても少量で採算が取れないので、その様に基準で運賃が算定されています。 これが、帰りの車の積載量が増えれば、相対的に運賃の値下げが可能になります。 業界では、共同運行などで、この問題の解決に踏み出している段階です。

noname#2328
質問者

お礼

有り難うございました。共同運行などで効率良くなれば、運賃は下がり、しかも空荷で動くクルマの数が減れば交通渋滞も減ってますます効率があがるでしょうに。好循環ですよね。

  • ajaja622
  • ベストアンサー率11% (19/165)
回答No.1

まだまだ問屋は実在します。一次も二次も、場合によっては三次もありえます。 チェーン展開している大型店は、メーカーから直接仕入れられるのですが、個人経営の商店ではメーカーとの直接取引きは無理なのです。 個人経営では、メーカーの基準としている出荷単位。例えば(食器スポンジ1ケース120ケ入。これを2ケースから)個人商店では、食器スポンジを240ケも仕入れても利益も少ないうえに、売ってしまうのも難しいのです。 昔ながらの商店街も、あなたが心配されてる農業と同じ道をすすんでます。 安く買う為だけなら、大型店で売り出し中に買うのが一番なんでしょうが、昔から知ってる顔見知りの商店に閑古鳥が鳴いてれば、少しくらいはここで買ってあげたい。この気持ちが個人経営の商店を助け、流通の進歩を遅らせてるのではないでしょうか? 海外などで生産しコストを抑えた商品を買う。と、言うことは、日本の国内の利益を少なくしているのです。不況を作ってる原因なんです。 昔は、日本が安い製品を海外に流し利益を得。ここまで成長してきたのですが、これからは日本が生産を依頼してるような国が力をつけてくるのではないでしょうか? でも、日本は輸出する原料等が少ないから、これから先厳しいものがあるのではないでしょうか?

noname#2328
質問者

お礼

そうですね、大型店やチェーン店ばかりじゃないですもんね。農業も他の産業もみな大変ですね。人々がどんな生活を望むのか、本当はそこが問題かも知れませんね。有り難うございました。

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