• 締切済み

NMRで用いるラジオ波

rei00の回答

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.1

NMR を主な武器にしている天然物化学者の rei00 です。 NMR の発振器も通常のいろんな所で使われている発振器だと思いますが,普段はあまりそんな事は気にしないので正確なところは分かりません。 お薦めの文献とは NMR 一般についてでしょうか,それとも上記の発振器についてでしょうか。 とりあえず,発振器について若干の記載があったもの2冊をあげておきます。これらは実際に NMR 測定をするうえでの情報が中心ですので,NMR 一般については他の書籍の方が良いと思います。どの様な事がお知りになりたいかを補足下されば,それらについても回答できると思いますので,補足下さい。 「実用NMR -CW・FT NMRの使い方」 著者:通 和夫,竹内敬人,吉川研一 出版社:講談社サイエンティフィク  この本によると,CW NMR での RF 発振器は,高精度水晶発振器を使っているそうです。 「化学者のための 最新NMR概説 -よりよいスペクトルを得るための実験法と考え方-」 著者:Andrew E. Derome 訳者:竹内敬人,野坂篤子 出版社:化学同人

sink
質問者

お礼

さっそくの回答恐れいります。 今のところ参考にした書物では、核磁気共鳴の原理についての説明だけが詳しいものがほとんどでして、装置図とその解説が載っているような資料があればありがたいと考えております。ご紹介いただいた2冊はまだ目を通したことがないものなので、当たってみようと思います。 ありがとうございました。

関連するQ&A

  • NMR概要について

    NMRの概要に↓のような説明があるのですが。いくつかの疑問があります。 「磁場のなかにおいた試料に電磁波を照射させると、試料中の原子核がその特性に応じて異なるエネルギー状態を生じる。核磁気共鳴分光法とは、このエネルギー差に相当する電磁波を与えたときに起こる共鳴吸収を観測し記録する方法である。NMR法は有機化合物の構造決定や医療分野ではMRIなどとして応用されている。」 とあるのですが (1)その特性といいますのは、要は何なのでしょうか??核スピンのエネルギー吸収、放出過程のことなのでしょうか? (2)共鳴吸収とは何かよくわからないのですが・・? 例えばHの核が周ってたとして、それによって周波数が生じる。←これと外部磁場からのパルス?がどうなるとNMRが観測できるのでしょうか? (3)NMRは有機化合物やMRIには利用されないのでしょうか?? まことに恐縮ながら、一つでもわかる方がいらしたら教えて頂けるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

  • 核磁気共鳴 (NMR) について

    バイオメディカルを勉強しており、化学の授業で核磁気共鳴のことを習いました。 しかし、物理で教わった理論ほど説明が詳しくなく、物理学的な理論と整合した理解ができていません。 次の授業までにそこを克服したいと思っています。 今日教わったのは ・・・ 物質(試料)を静磁場において高周波の電磁波で物質にエネルギを与えると、物質を構成する最外殻の電子の磁気スピンにそのエネルギは吸収される。 そのとき、最外殻のスピンのエネルギ順位が決まっているので、吸収される電磁波の周波数と吸収される(再放出される)エネルギの大きさから、試料の物質を特定できる。 ここまでは理解しました。 しかし、そのほかに、例えば分子を構成する原子の数や付きかたなども分かるという説明を受けました。 《質問》 (1) 資料で見かけた電磁波の吸収(再放出)のスペクトルの図が、横軸は周波数かと思ったところ、『 (CH3)4Si を基準にした ppm 』 という表現になっていましたが、(CH3)4Si を基準にするのは一般的なのでしょうか? (2) 試料の分子を構成する原子の数や付きかたはどのような原理で特定できるのでしょう? 特に (2) については、どんな点を勉強すれば理解できるかも教えていただけると助かります。 よろしくお願いいたします。

  • NMR「核磁気共鳴」

    NMR「核磁気共鳴」の原理について分かりやすく教えてくれませんか? ウィキペディアでNMRの説明を読んだのですが、よくわかりません。 よろしくお願いします。

  • NMRに関して

    NMRを理解しようと本を読んでいるのですが、 よく分からなかったことがありましたので教えて 頂けると助かります。 (1) 300MHzと600MHzのNMRを比べると600MHzの方が分解能が 高いと言われますが、それはどうしてなのでしょうか? 300MHzの測定機ではδ=0と1の間は300Hzですが、 600MHzでは600Hzあり、このことが関係しているのでしょうか? (2) NMRチャートの右側(高磁場領域)を低周波数、 左側(低磁場領域)を高周波数とされるのはどうしてなのでしょうか? 原子核の周りは右側にいくにつれて電子によって遮蔽される度合いが大きくなり、 より強い磁場をかける必要があるため高磁場領域と 呼ばれるのだと自分なりの考えをしました。 この高磁場領域では原子核に歳差運動をさせるのに必要な ラジオ周波数がどうして低いのかよく分かりません。

  • NMRとレーザー分光の共通点

    「NMRとレーザーの共通点と差について」 http://okwave.jp/qa4365277.html という質問が、 「本質的に吸収スペクトルが関わる以外何の共通点もありません。」 という回答で締め切られていましたが、 NMR(=「核磁気共鳴分光」)と「レーザー分光」でしたら共通点はあるのでしょうか?

  • NMR(核磁気共鳴)について

    NMR(核磁気共鳴)についてなんですが、なぜこれにより結晶状ではなくより生理的条件に近い水溶液状の構造情報が得られるのでしょうか。

  • スペクトル分析で回収可能なのは?

    紫外吸収スペクトル(UV)、赤外吸収スペルトル(IR)、核磁気共鳴スペクトル(NMR)、質量分析(MS)、ラマンスペクトル、旋光度測定(CD、ORD)、X線分析法、で測定後、回収が可能なのはどの測定法でしょうか。MS以外は回収は可能かなと私は思うのですがどうなのでしょうか。

  • 共振とはなんでしょうか?

    「共振」(あるいは「共鳴」)について、物理的に、しかし領域特異的でないという意味で包括的に、論じてほしい、です. 目的は、電磁波工学における電気的共振を、納得して理解をしたいところにあります.いわゆる教科書の説明では、LCR回路とか細かい話へいく傾向があり、腑に落ちない.腑に落ちる理解のため、いったん、この領域(電磁波工学)を越えて、核磁気共鳴(NMR)とか、電波天文学とか、分光学(分子振動)とか、音響学とかまで範囲拡大し「共振」の最大公約数としての、記述枠組みを得たい. 背景: 例えば、電磁波の吸収にともなう電子の励起も「共振」とか「共鳴」とかの概念に合致すると思います. 一方、FMとかTVの電磁波と空中線・受信機の相互作用「共振」と、当然言うと思います. 他には、電子レンジの中で、マイクロ波を受けて水分子が分子振動するのも、「共振」とか「共鳴」とか言うと思います. さらに、音叉が音を介在させて、他の音叉を振動させるのも、「共振」とか「共鳴」とか言うと思います. また、そんなによく知らないのですが、核磁気共鳴(NMR)では、周期変動する磁場変化を受けて原子の中の電子?のスピンが反転、反転を繰り返す、つまり、「共鳴」するようだったと思います. さらに、天文のジャンルでも、巨大なレベルで「共鳴」とか、「共振」とかの具体例と研究があるのではないかと推定しています.(よく知らない). 予想: 私見では、「離散的なエネルギー準位」「波によるエネルギー伝達」「振動子が、あるエネルギー準位から、別のエネルギー準位へ、ジャンプ」などの用語が骨格となるか…と考えています.しかし、それにとらわれず、別の枠組みもあるのでは?と思います.

  • NMR (設定値(?)について)

    NMRについて 以前からこのサイトにおいて、 いろいろな質問がなされていて、 いろいろな参考文献などが挙げられているということは 知っているのですが、、 残念なことに、それらの本が、 学読ではすべて貸し出し中、近くの本屋さんには 売っていないという状況で、 いくつか至急知りたいことがあるので教えてください。 29Si NMRについての質問です。 (1)spinning rate 5kHz resonance frequency 79.30MHz a 45°pulse length of 4.1us(マイクロセカンド) recycle time 60s The chemical shift were expressed with respect to tetramethysilane 設定値についてなのですが、 どういう意義があるのか教えてください。 NMRスペクトルは 共鳴周波数を固定しておき、 基準物質、試料中のそれぞれの Si原子(?)が共鳴を起こすために必要な 外部磁場を測り、 化学シフト量 = (Bo)r*10^6/ {(Bo)r-(Bo)s} 但し (Bo)r :基準物質中のシリコン原子が共鳴をおこす      ために必要な外部磁場 (Bo)s :試料中のシリコン原子が共鳴を起こすために      必要な外部磁場 を計算することにより得られる。 (違いますか?) ということで、共鳴周波数の意義はわかっている と思うのですが、他の設定値の意義が わからないです。

  • 緩和現象について(NMR)

    緩和という現象は→吸収したエネルギーの放出過程と、核スピンの歳差運動の位相がコヒーレント(きっりりした状態)からランダムに戻るという過程という同時に起こる独立した二つの過程からなっている。とありますが (1)なぜ(どのようにして)エネルギーが放出されるのでしょうか? (2)なぜコヒーレントがランダムになっていくのでしょうか? わかる方が居ましたら、よろしくお願い致します。