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柄谷行人氏 「代議制は寡頭政治である」

柄谷行人氏が「代議制は寡頭政治である」とモンテスキューが書いていると言っていますが、それは何という本に書かれているのでしょうか。翻訳されている本でしょうか。また、その翻訳書の何ページに載っているのでしょうか。横着者で申し訳ありませんが、教えてください。

  • 政治
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質問者が選んだベストアンサー

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  • wiz0621
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回答No.1

うーん、ちょっと直接思い当たる文が無いんでが・・・ 代議制(に限らず政治制度は)すべて寡頭制にいたる、ってのは モンテスキューの理論じゃなくて、後の社会学の手法で検証構成された理論なので、 モンテスキューがそれに言及してるかなぁ?と。 無理やりひねり出すとしたら、多分、法の精神の第二巻からじゃないでしょうか? こんなこと書いていますし。 dans la république, le peuple en corps a la souveraine puissance, c'est une démocratie .la souveraine puissance est entre les mains d'une partie du peuple, cela s'appelle une aristocratie. かなりざっくり意訳すると、「"共和国においては人々が主権を持っており、まさしく民主主義であるが 最高権力は一部の"貴族"と呼ばれる人にある。」ですね。 第二巻はここから貴族制を併用した民主制、つまり共和国という制度の分析が始まり、 投票によって選ばれる議員の利点と起こりうる問題点とかが列挙されているわけです。 ただ、これは古代共和制ローマの分析であってニュアンスがやっぱり違いますし、 仮にこのチャプターを現代社会の代議制と共和国の問題点の指摘として取り上げているんなら 引用者の見当違いの誤用になっちゃいますよねぇ。 設題の「代議制は寡頭政治である」がどういう流れで出てきた言葉かは知りませんが、 そもそもとして現代とローマ時代の民主主義の論理的根拠はまったく別物ですし。

uriusei
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。そうなんですね。柄谷氏の私の読んだ本は、インタビューを文字化したもので、説明を省いているのかしれませんね。ところで、このような代議制、議会制についての否定的見解を述べているのは、ルソーだと思いますが、ルソーについての著作に同様な言葉はないでしょうか。これも、自分で調べるべきなのですが、もしお分かりでしたら教えてください。

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