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非イオン性界面活性剤の疎水性
非イオン性界面活性剤(ポリエチレンオキシド[PEO]、ポリオキシプロピレン[PPO]の共重合体)の疎水基ポリプロピレンオキシド[PPO]はなぜ疎水基を示すのでしょうか? 非イオン性界面活性剤(ポリエチレンオキシド[PEO]、ポリオキシプロピレン[PPO]の共重合体)を無機物(水酸アパタイト)の鋳型として使用しようと考えていますが、そもそも、なぜ、PPOが疎水性を示すのか分かりません。 PEOはエーテル型なので極性を持ち、同じ極性を持つH2Oと馴染みやすそうなことはわかります。 しかし、主鎖が同じエーテル型(親水性)なのに、側鎖に極性を持たないメチル基がついただけで疎水性を示すのはなぜなのでしょうか?構造阻害のみで、疎水性を示す理由も納得がいきません。 本当に困っています。 どうかご教授ください。
- nikumannmann
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- NiPdPt
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疎水性とか親水性というのは明確な線引きがあるわけではなく、程度の問題であると考えます。 とすれば、親水性を高める要因と疎水性を高める要因のバランスを考えるのが妥当でし。 ご質問の例では酸素原子が親水性の原因になります。つまり、水の水素と水素結合を形成できるからです。 疎水性の原因になるのは炭化水素基です。 そして、単純に酸素原子と炭素原子の割合を考えれば、PEOでは1:2となり、PPOでは1:3になります。この割合の違いが親水性の差に関与すると考えるのがわかりやすいと思います。 「メチル基は極性をもたない」というよりも、その疎水性を考えるべきでしょう。
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