• 締切済み

分体積と分圧の考え方

2つの気体が1つの容器に一緒に入っていたら、体積について、それぞれは影響を及ぼしあうのですか?または体積は影響を及ぼしあわないが圧力について及ぼしあうのですか?結局どっちの考え方(分体積か分圧)やるかですよね?

  • tote
  • お礼率37% (17/45)
  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数8

みんなの回答

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.4

siegmund です. 前の回答は多少不親切だったかも知れません. rei00 さん,適切なフォローありがとうございます. まさに,rei00 さんの言われるとおりです. tote さんの, > 影響を体積についても圧力についても及ぼしあわないとしたら、 > なぜ、分圧の考えが生まれるんですか? ですが,どんな量をどんな状況で考えるかにより, 相互の影響がないとき不変な量と加算される量などとがあります. すべての量が不変だということはありえません. すべての量が不変だったら,2種の気体を混合させた効果はどこにも 現れなくなってしまいます. 今の状況では,体積は不変な量で(箱などに閉じこめているから当然), 加算される量が圧力になっているわけです. 2種の気体が実は同種のものだった,と思うと状況がはっきりします. 体積 V のところに n モルの気体を入れておきます. 当然 (1)  PV = nRT です.温度と体積ははそのままにして,さらに m モルの気体を詰め込みます. m モルについては (2)  P'V = mRT で,両方合わせたものについては (3)  P''V = (n+m)RT です.(1)(2)(3)式を比べれば当然 (4)  P'' = P + P' になっているわけで,rei00 さんが P = Pa + Pb と書かれていることの 特別な場合になっています. なお,非理想気体だとこうはいきません. 例えば,van der Waals の状態方程式 (5)  (P + n^2 a/V^2) (V - nb) =nRT で考えてみましょう. a,b は気体に特有な正の定数で,温度,圧力,体積にはよりません. この方程式で,上の(1)(2)(3)に相当することをやっても(4)の式は得られません. すなわち,非理想気体だと単一の気体でも分圧の考えは成立しないということです.

  • rei00
  • ベストアンサー率50% (1133/2260)
回答No.3

お二人の回答で十分だと思いますが,補足の「影響を体積についても圧力についても及ぼしあわないとしたら、なぜ、分圧の考えが生まれるんですか?」を拝見して一言。 回答者お二人が「影響を及ぼさない」といっているのは,気体 A, B が一つの容器に一緒に入っている場合の個々の気体分子の「体積」と「圧力」が,気体 A, B がそれぞれ別々に存在する場合の「体積」と「圧力」と同じだとの意味です。 例えば,体積 V の容器に気体 A が入っているときの圧力を Pa とし,体積 V の容器に気体 B が入っているときの圧力を Pb とします。で,気体 A と気体 B の間には相互作用がないとします。 これらの気体を一緒の容器(体積 V)に入れた場合を考えると,各気体分子間には「相互作用がない」ので,混合後も自由に動けます。したがって,それぞれは「体積 V」を占めています(= 体積には影響を及ぼさない)。 一方,容器の受ける圧力 P はどうかというと。これは容器の壁に分子が当たった時に壁が分子から受ける力です。で,今混合後も分子 A, B 間には「相互作用がない」ので混合後も自由に動けますので,各分子は個々に存在する場合と同じ様に自由に壁にぶつかります(= 圧力には影響を及ぼさない)。 壁は両分子からの力を受けますので,壁の受ける圧力 P は各分子から受ける圧力 Pa と Pb の和になります。 つまり,P = Pa + Pb です。 いかがでしょうか。siegmund さんあってますか?

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.2

0985 さんの言われるように,化学反応はないものとします. 2種類の気体が両方とも理想気体として扱えるようでしたら, 相互の影響はないとして大丈夫です. 非理想気体の場合は相互に影響を及ぼします. 大体,非理想気体ですと, 単一の気体でも自分自身の分子の体積などが影響しますから.

  • 0985
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.1

厳密にはわかりませんが、化学反応しなければ、体積にも圧力にも 影響を及ぼし合わないと思います。toteさんがおっしゃるように、 どっちかの考え方でやればいいと思います。 高校生の頃に解いたときは、影響を及ぼし合わないものとして解いて ました。 あまり役に立ってないですねι

tote
質問者

補足

影響を体積についても圧力についても及ぼしあわないとしたら、なぜ、分圧の考えが生まれるんですか?

関連するQ&A

  • 分圧と体積の関係

    いきなり問題からの質問、失礼します 容器(体積一定)の中に、それぞれ理想気体の 物質A 分圧Pa 物質B 分圧Pb 分圧の割合 Pa:Pb=2:1 で存在しているとき(常に温度が一定) それぞれの物質が占める体積の割合は 物質A:物質B=2:1 であるのはなぜですか? 分圧比=モル比 (体積、温度が一定の時) 体積比=モル比 (圧力、温度が一定の時) というのは、理解できるのですが。 圧力の比=体積の比 というふうに直接結びつけるとなると 条件として、何が一定でないとダメなのか、よくわかりません 回答よろしくお願いします

  • 分圧の算出方法

    1Lの容器にN2、O2、Arが体積比で2:3:5封入。圧力計が5気圧(絶対値)を示している。 各気体の分圧を求めよ。 また、20℃の場合の分圧を求めよ。 状態方程式を使って計算を試していますが、求めたい数値と異なる結果が出てしまいます。 どうぞ、宜しくお願い致します。

  • ドルトンの分圧の法則について

    体積って、分子の圧力で決まるのですか? 教えてください! もしそうならドルトンの分圧の法則で、成分気体の分圧の和は、混合気体の気圧になるということなので、各成分気体の体積より混合気体の体積の方が大きくなるってことですよね? なんか、知識に乏しくてすいません(;ω;) 言葉の表現方法も間違っていたら指摘、お願いしたします!

  • 混合気体の分圧比・モル比・体積比について

    以下の2つの基本問題のとらえ方の違いについてです。 計算過程は省略しておきます。 問A・・・空気を酸素と窒素の体積比が 1対4 の混合気体であるとして、 1atmの空気中の酸素と窒素の分圧を求めよ。 問B・・・3Lの容器に4atmの酸素、2Lの容器に2atmの窒素が入っている。 温度を一定に保ってコックを開いたとき、酸素と窒素の分圧を求めよ。 答A・・・酸素の分圧 0.2×1atm 窒素の分圧 0.8×1atm  答B・・・酸素の分圧 2.4×1atm 窒素の分圧 0.8×1atm 問Aでは分圧比=体積比になりますが、問Bでは分圧比≠体積比です。 問Bではもともと異なる圧力下の気体を混合しているので 分圧比=体積比が成り立たないのはなんとなく想像はできますが 自分の頭の中で重要な前提条件の認識が欠けているのか 問いBの分圧比を3L対2Lと一瞬考えそうになり、なぜかすっきりしません。 問A・Bの答えの結果は当たり前のことかもしれませんが 分圧比=体積比が成り立たない明確な要因をシンプルに知りたいです。 (余談ですが、問Bでは、分圧比は、コックを開く前の体積と圧力の加重平均比と 一致してますが、この考え方は問題ないでしょうか?)

  • 気体の体積について

    "気体の体積とは、気体分子の体積ではなく、 気体分子の動きうる空間の大きさをさす" とありました。 A・・・気体分子自身が現実には圧力の影響を受け 気体分子自身の体積が変化するということはないのでしょうか? B・・・例えば、密閉容器に気体の酸素が入っているとして 容器中では分子と分子の間は大きく隙間が空いており 酸素分子は動いていますが、この隙間には 何が存在しているのでしょうか?

  • 分圧の問題について

    問題で、1atm、27℃において、空気の入っている容器(1リットル)に水を加えて密閉した。100℃に加熱したときの空気と水の分圧について求める(気相は理想気体とする、また容器の体積は不変とし、液体状態の水の体積は無視する)問題で、水の分圧は、PV=NRTの式から求めることができたのですが、空気の分圧がどう求めたらよいか、またどの公式を使ったらよいかわかりません。  どなたかわかる方教えてください。

  • 圧力と体積の求め方を教えて下さい。

    水素6.0g、メタン16gをある容器に入れたところ、0度で全圧が0.2MPaとなった。 このときの各成分の気体の分圧、容器の体積を求めよ。 答え:水素の分圧 :0.15MPa     メタンの分圧:0.05MPa    容器の体積 :45.4リットル 上記答えにたどり着くまでの式を教えて下さい。 五者択一で答えは載っているのですが、過程が分かりません。 宜しくお願いします。

  • 分圧と燃焼の問題

    27℃で2.0L,2.0×10^5PaのCOと,27℃で3.0L,1.0×10^5PaのO2を,あらかじめ真空にした容積10Lの密閉容器に移し,27℃に保った。 (1)この容器内の圧力はいくらか。ただしCOとO2はこの温度では反応しないものとする。 (2)この混合気体中のCOを完全に燃焼させた後,温度を27℃に戻した。容器内の圧力はいくらか。 という問題です。 (1)は分かったのですが,(2)の解き方がわかりません。 解説では,気体の物質量は,温度と体積が一定なら分圧に比例することを用いて反応式を書き下し,反応前後の分圧の変化をもとに分圧を計算しています。 しかし,私は理想気体の状態方程式をもとにCO,O2の物質量を計算したのですが,モル数はCO>O2となり,そもそもCOを完全に燃焼させるなんてことはできないのでは?と思っています。 このあたり,どう考えれば良いでしょうか。 よろしくお願いします。

  • 混合気体と分圧です

    2リットルの容器A、3リットルのようきBがコックのある細いガラス管で連結している。コックを閉じて容器Aに水素を入れたところ圧力は3×10五乗パスカルであった。また容器Bにヘリウムをいれたところ、圧力は2×10五乗パスカルであった。温度一定でコックを開いて気体を混合させたときの各気体の分圧と全圧をもとめよ。 答えを出す過程では、容器AはV=5/2なのでP=2/5、 容器BはV=5/3なのでP=3/5 となっています。 この意味がわかりません。Vは体積の比からだすのはわかるのですが、Pが逆数をとる理由がわかりません。進路変更をしたため、この範囲の授業を受けておらず、解説だけでは理解できません。わかりやすく説明していただけたらありがたいです。

  • モル体積と部分モル体積

    温度T、全圧力P、体積Vの容器での気体Aの物質量をNA、気体Bの物質量をNBしたら 気体Aと気体Bのそれぞれのモル体積と部分モル体積を求める問題です 教えてください!