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BL、やおい、JUNE、薔薇、耽美、スラッシュの違

BL、やおい、JUNE、薔薇、耽美、スラッシュの違いは何ですか? また、これらの言葉と似たような意味で他の言葉があったら教えてください。その際、簡単に意味も添えて下されば有難いです。

noname#191620
noname#191620

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  • kawa20710
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回答No.1

■BL 二次創作ではないオリジナルものにつけられる、のですが、そうじゃなくても一般的な広がりやイントネーションから使う人もいます。 一般社会での位置を定番づけた言葉でしょう。 ■やおい 1970年代後半に登場し、80年代には定着していました。 元々は「やまなし・おちなし・意味なし」の頭文字。 ストーリー性より性描写をメインにしていることから、この表現が使われ、二次創作の同性愛ものについてはやおい(ヤオイ・801)と称されるようになりました。 二次創作の同性愛作品はこちらに分類されますが、一般的に使われているBLを代名詞にしている人達も多いです。 ■JUNE これは雑誌「JUNE」のこと。 1970年代後半に発行、現在も続いています。 この雑誌が出たことで、同性愛ものを読む人も増え、後にCDやDVDなどのメディア進出もしています。 竹宮恵子さんが漫画道場、中島梓(栗本薫)さんが小説道場を掲載して、たくさんのプロ作家が生まれています。 そういう意味では、男性同性愛の女性向け作品が一般的になった重要な雑誌と言えます。 なので、BLが生まれる前はJUNE=耽美という風に使っていましたが、学園ものも多くなり、やおいという言葉に抵抗がある人はJUNEを使っていた人もいますが、今ではあまり「JUNE」と使う人はいませんね。 ■薔薇 元々「薔薇族」という雑誌から。 薔薇族は「日本初の男性同性愛者向け雑誌」。 女性向けではないので、女性向けではタブーのエイズなどの病気や同性愛心理について、より「現実的」に分析・作品掲載をしています。 ■耽美 BLという言葉が生まれる前まで、普通に使われていました。 どちらかと言うと、年齢の高いキャラが出ていたり読者層の年齢が高い作品が耽美ものと呼ばれています。 「美」を追求していますので、生臭くない表現がありますが、ハッピーエンドという訳ではないというのも耽美ものの特徴です。 ■スラッシュ 海外の同性愛作品をスラッシュと言います。 また、海外の映画・ドラマ等の二次作品・役者の作品も含まれます。 *** うーん、私はこれ以外には思い出せないですね(笑)

noname#191620
質問者

お礼

なるほど、性描写の過激さや同人かどうか、男性向け女性向けなどで細かく分類されていたのですね。この世界は奥が深いとつくづく感じました… おかげでそれぞれなにが違うのだろう?ともやもやしていたのがスッキリしました。 ご回答ありがとうございました! お二人ともとても丁寧で詳しい素晴らしい回答をして下さったのでベストアンサーを決め難いのですが、最初に回答して下さったkawa20710様にさせて頂きます。すごく勉強になりました。お二方ともありがとうございました。

その他の回答 (1)

noname#235729
noname#235729
回答No.2

 ANo.1でだいたい説明されていますが、同人用語に限定してという事で。 「やおい」  元々は男性向け同人誌、特に性的描写のみを扱ったものを呼んでいました。  ストーリー性も何もなく、ただただ男の欲望のままに制的シーンだけ描いた、まさに「ヤマなし、オチなし、意味なし」の作品。  これが1980年代に入って規制が強化され下火に。  代わって同人界への女性の参入も増えてきたのと同時に、今度は男性の同性愛を扱ったものが「やおい」と呼ばれるようになりました。 「耽美」  美しい男性同士の同性愛を扱ったもの。  美を追求しているためか、女っぽい趣味を取り入れたような外見をしていることが多かったです。  イメージ的にはベルサイユの薔薇とか宝塚? 「JUNE」  耽美を主に扱った漫画雑誌。  絵柄的にはレディースコミックに近かったような気がします。  JUNE系と言うときは、そういった意味で「やおい」とはちょっと毛色が違う形で使われていました。 「BL」  ボーイズラブ。  基本的には少年同士の同性愛。  ただ、性行為というより、いちゃつくシーンを多く扱ったものを言う事が多いです。  そういう理由から「BLはホモではない」という主張もあります。 「スラッシュ」  カップリングを表記する時に「A君/B君」と書くことから、この間の「/(スラッシュ)」から取ったもの。  こちらの場合はもっと軽めで、ただただそのカップリングの絡みがある作品という意味で使われます。性的描写は少ない。  二人が仲良くしてるだけ。 「薔薇」  ホモ向け雑誌「薔薇族」から。  同人用語としては、「男性作家による男性向けの同性愛作品」  もちろん男同士の同性愛です。  最近は背徳感を楽しむのか、同性愛者でないのに男同士の同性愛者を扱う漫画とかが好きな男性が増えているようです。  彼らや、もちろん生粋の同性愛者に向けて作られた性的描写ありのジャンルが薔薇。  他には特に新しい単語は出ていないと思いますが、やっぱり今でも根強く使われてるのは「腐系」かな。  「腐女子」はもちろん「腐男子」「貴腐人」なんてのもありますし、「専業主腐」なんてのもありましたね。なんの専業なんだか知りませんが(^_^;  

noname#191620
質問者

お礼

やおいが元々性描写の過激な男性向け同人誌のことを指していたとは知りませんでした!驚きました。 スラッシュはカップリングを/で表すところからきていたんですか、納得です。 新しく「腐系」という言葉も教えて下さってありがとうございます。 専業主腐ですか、色々な言葉があるんですね。面白いです。 ご回答ありがとうございました!

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