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回答(1件中 1~1件目)
戦争で食料がなくなった状態で、人肉を食してしまうという「カニバリズム」をテーマにした問題作ですね。
宿題は、「この作品が象徴するもの」を問うというより、「このどうしようもない問題に立ち向かい考える姿勢があるかどうか」を問う設問と思われます。
「心」が人間性であるなら「心」が抜けてしまった「死体」は人間ではない・・とするなら、牛肉や豚肉同様に食べても、罪悪感にさいなまれる必要はないのではないか、ということと、「人間は人間の肉を食べてはいけない」という観念の葛藤、極限状態での、人間性、理性、道徳の限界を描いたもので、「なんだかんだいっても、人間、自分が生き永らえるためならインモラルなこともやってしまう」ということと、「それをやってしまったら、その(精神的)苦しみはとてつもないものである」ということ。
まさに文学が読者の喉元にナイフを突きつけるような作品です。
同様のテーマ「カニバリズム」で、ビデオ「生きてこそ」とか「ひかりごけ」なども参考になると思います。
「400字」は目安で、多少オーバーしてもOKと見るのは私だけでしょうか?
投稿日時 - 2004-01-28 21:10:04
お礼
ありがとうございます。400字は原稿用紙に書かされるのでオーバーはできません。また、私の聞き方が悪かったと思うのですが、【『野火』が象徴するもの】の『野火』は作品名の『野火』ではなく作品中に出てくる『野火』です。田村一等兵が部隊から追い出されたあと何度か立ち上る野火は誰かが何かの目的で付けたものであるのに、そばまで行っても誰もいないという矛盾点や、情景描写、野火の向こう側へ行くことへの田村一等兵の不安などから『野火』は何を象徴しているかということでした。まだ受け付けていますのでよろしくお願いします。または、この『野火』を通じての『生』or『死』についての考察も募集しています。
投稿日時 - 2004-01-29 15:52:16