• ベストアンサー

間接受け身

Head_Syndicateの回答

回答No.2

じゃあ、yamato-miyabiさんはもちろんご存知なのでしょうがおさらいということで…。 間接受け身とは、元の文章で目的語でない語が主語になる受け身の ことです。 直接受け身は以下のようなものですね。 「私は本を読んだ」 「本は私に読まれた」 元の目的語である「本」が、主語になっています。 以下のようなものが間接受け身です。 「先生は私の日記を読んだ」 「私は先生に日記を読まれた」 「私」というのは元の文では目的語ではありませんね。「読んだ」の 対象は「日記」です。 で、これは他動詞ですが、自動詞の場合。うーん、wyvern2さんがせっかく 例を出してくださっているので、他の例も挙げてみようと思ったの ですが、いい例がとっさに思いつかない。wyvern2のおっしゃった ことと重複してしまいますが、ご勘弁ください。 「雨が降った」 「私は雨に降られた」 「女房が逃げた」 「私は女房に逃げられた」 「降る」「逃げる」は目的語を取らない自動詞ですね。元の能動態に 戻そうとしても ×「雨が私を降った」 ×「女房が私を逃げた」 にはなりません。 これらの例は、突然「私」というのが登場してますね。天候である ことといい、英語での形式主語「it」が突然現れるのに似ています。 ここで、「私」じゃなかったらどうなるでしょう。 「雨が山に降った」 「山は雨に降られた」 となります。「山に」は目的語ではないか?と思うかもしれませんが、 「山を降る」でもありませんし、やっぱり「降る」は自動詞です。 先の例も 「雨が私に降った」 「女房が私から逃げた」 だと問題ない文になります。 私も学者では無いのではっきりとはいえませんけど、シロウト考え を書いておきます。 「~ニ」とか「~カラ」などは本来の「~ヲ」と違って他動詞に 対する動作目的ではないとされないようですが、それに類するもの として自動詞に対して擬似的に目的語となる場合があるのではないか、 と感じます。そういった場合自動詞の間接受け身となるのでは ないでしょうか。

yamato-miyabi
質問者

お礼

おさらいまでしていただいて、至れり尽くせりです。 例文を沢山挙げてくださって、ありがとうございました。 お陰様でモヤモヤがすっかり晴れました。

関連するQ&A

  • 日本語の他動詞文における直接受身と間接受身の相違

    前略、日本語教育歴浅いため、「日本語の他動詞文における直接受身と間接受身の相違」をうまく説明出来ません。いろいろ調べましたが例文そのものがわかりにくく余計混乱しています。イメージしやすい例などで指導等いただける大変ありがたいです!

  • 間接受け身がある言語

    日本語には間接受け身がありますが他にこの間接受け身を持つ言語教えてくれませんか?何語にある、と教えていただけるととってもうれしいです。

  • 受身

    日本語を勉強している者です。 例文:1世界平和は保たれる。「保つ」は他動詞です。 2この文章は当時の新聞に掲載された。「掲載する」は他動詞です。 *受身で元の動詞は他動詞しか使えないのですか? *「英語力がないと編入学を許可されない」は違いでしょう。「を」は「が」か「は」に換えると正しいですか? *不適切な表現が現れたら、あわせて教えてください。

  • 日本語文法の直接受身と間接受身

    日本語を勉強しています。 受身には直接受身と間接受身があると習いました。 受身文を見て直接か間接か区別できる簡単な方法を教えてください。

  • 日本語の自動詞の受け身を英語で表わすには

    日本語では自動詞も受け身の形になることがありますよね。例えば次の文です。 (1)雨に降られた。 (2)子供に泣かれた。 しかし、英語の場合は他動詞でしか受動態を作れませんよね。ですから次のように英訳しても、日本語の受け身のニュアンスは伝わりませんよね。 (1) It rained. (2) The child cried. また、日本語では他動詞であっても、話者が迷惑を被る受け身もありますよね。例えば次の文です。 (1)南側にビルを建てられた。 これを次のように訳しては、迷惑のニュアンスが出てきません。 (1)The building was built on the south. 以上、よろしくお願いします。 そこで英語の得意な方に質問ですが、この日本語の受け身のニュアンスは英語ではどのように表現したらいいでしょうか?

  • 自動詞を受身にできる?

    こんにちは♪ちょっと混乱してます 1、自動詞は受身にできない 2、自動詞+前置詞で他動詞になる 3、すると自動詞+前置詞は受身にできます? 例; He talked about the problem. The problem was talked about by him. I agree with you. You are agreed with by me. これらの文は正しいですか?

  • 「逃れる」は自動詞ですか?

    あまりにも基本的な勘違いをしているような気がするので恥ずかしいですが、教えてください。 「責任を逃れる」という表現がありますが、この「逃れる」は自動詞なのでしょうか、他動詞なのでしょうか。 自動詞か他動詞かの見分け方については、既に他の質問や辞書などで次のように説明されています ・日本語においては,○○が□□するの形で表されるのが自動詞,○○を□□するの形で表されるのが他動詞です。 ・「~を○○する」の様に(目的語+「を」)の後に続くのが他動詞です この説明によれば「責任を逃れる」は他動詞ということになりますが、外国人向けの某日本語辞書サイトでは自動詞と明記されていました。そこでそれを見た人(日本人ではありません)から「なぜ自動詞なのか」と質問され、自信がなくなってしまいました。 私は何か基本的な勘違いをしているのであって、「逃れる」は自動詞なのでしょうか。

  • 日本語「変化する」が「変化される」ではダメな理由

    日本語について外国人から質問されたのですが答えられませんでした。 「労働人口が大幅に変化すると思われる」という文章で「変化される」ではダメなのか? という質問です。自動詞、他動詞、受身などが関係しているのかと推測したのですが、明確に説明できません。 このような動詞のルールについても教えてほしいと言われ、困っています。どなたか教えて下さい!

  • 他動詞と自動詞の見分け方

    日本語と英語の自動詞・他動詞の見分け方はちがいますよね. 日本語では「~を」となる動詞が他動詞でそれ以外が自動詞と聞きました. しかし英語ではenter~「~に入る」など,日本語の他動詞より多くの単語がありますよね.winやloseなども前置詞なしで「~に勝つ/負ける」という他動詞の意味もありますよね. 一方go to~「~に行く」ですがgoは自動詞です. このように,日本語では自動詞,英語では他動詞.という単語の見分け方はないのでしょうか? それともこれは単語の意味を覚えるしかないのでしょうか?

  • 「られる」:自発、尊敬、可能と受身の用法に分類されますが、すべて自発であると主張したい。

    以下のような説明を読みました。筆者は「られる」のいくつかの用法(自発、尊敬、可能と受身)の可能の用法としていますが、私はそれらの4つの用法はすべて起源とも内面化された語義素とも「自発」の用法に収斂しうる、と主張します。その点からすると、「英語を話せる」で目的格マーカーである助詞「を」を使うのは「英語などの外国語からの影響」であって、ごく近代になって初めて可能になった用法であると推測します。伝統的には、自発のようほうなので助詞の「が」が要ると思われます。 皆様はどうお考えですか?たしか、「自発」が起源であるとするのは私が始めてではありません。 引用:「話せる」は、自動詞であるとは限りません。 「英語を話せる」の「話せる」は、明らかに他動詞です。 元が他動詞である「英語を話す」を、単に可能動詞に代えただけですから。 自動詞として「話せる」を使う例は、今、私の頭の中にありますけれども、 それは、ここには書きたくありません。:引用おわり