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芥川龍之介の「娑婆から逃れる河童」の横にあることば

芥川龍之介が自殺の数日前に描いた「娑婆から逃れる河童」の絵の左側に、芥川龍之介本人でない誰かが書き加えた五七五のことばがあります。誰が書いたのか、またなんと読むのか、教えてください。

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  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

死の数日前、葛巻義敏氏の部屋に投げ込まれていたこの画に書込みされた句であれば、署名の通り、本人の手になるものです。 「橋の上ゆ  胡瓜なぐれ  ば水ひびき  すなはち   見ゆる     禿の頭     龍之介」  http://www.bungakukan.or.jp/kankoubutu/ehagaki2.htm もともとは、1922(大正11)年晩春に物した屏風絵では、長崎丸山遊郭の芸妓照菊宛ての為書きと共にあります。 http://www.eonet.ne.jp/~nagasaki/kappa/kpteigi.htm また後にも例えば、 1925(大正14)年末の小手川金次郎宛て書簡にてもまた披露されています。 http://melma.com/backnumber_127130_241292/ ところで、自殺直前に書いた色紙の一句は次のようです。 「水洟(みづぱな)や 鼻の先だけ 暮れ残る」 http://homepage2.nifty.com/iitoma/shiryoushitu/jisei.html/

raidennhonngi
質問者

お礼

早速のご返事ありがとうございます。おかげさまで大変助かりました。龍之介についての理解も少し深まりました。龍之介が晩年直面した精神の病についてもこれから勉強をして行きたいです。

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