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公認会計士と税理士のちがいは?

vcmshiroの回答

  • vcmshiro
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回答No.2

目的とする本質が全く異なります。 会社の経理処理の目的が税金対策やできるだけ課税されなくない。との観点から経理処理したいのであれば、税金対策を良くご存じの方をお薦めします。(税理士でも、会計士でもどちらでも良い) しかし、IPOを目指す経営者や純資産を正確に管理し健全経営をしてゆきたい。つまり、税金対策や税務署に対して準備するのでは無く、純粋に純資産を管理しディスクロージングしてゆきたい!と考えるのであれば、会計士になるでしょう!! 会計監査などは、証券法などにも記載ある通り、監査法人の会計士からの監査を受け、その証明書(A4で1枚)を頂く事によって株主に対して通信簿(BS/PLを含む会計監査結果レポート)を提出する事になります。 会計士であっても、ベンチャー企業などの特有のスタートアップからアーリーステージまでの赤字期には、一般的に言われている会計処理や税務処理をしてしまうと、真っ赤っかになってしまいます。(爆)(当たり前ですよね) その様な会社の場合、本来、赤字と言う事は何かに投資し使った訳ですから将来投資したものがお金に換金回収できる。といった観点から会計処理をするテクニックを持つ会計士が、IPOを目指すベンチャービジネスには不可欠です。 私は財団法人ベンチャーエンタープライズセンターにてここら辺を学べる仕事に就いておりましたが、詳しくは監査法人トーマツの北地さんなどの書籍をご覧になって勉強する事をお薦めします。(興味があればですが・・) また費用についてですが、これはケースバイケースです お友達価格もあれば、しっかりと。。。と言うパターンもあります。 目的に応じて、税理士・会計士を選び、会社の目標などに応じて会計士を始めに選ぶ事をお薦めします。 ちなみに、税理士は会計監査など守備範囲外なので税務処理中心の経理処理を奨めてきます。零細企業や年収3億年未満程度が目標であれば、税理士にお世話になっていても良いでしょう!! スタート時点又は3年以内にVCから投資を受けるのであれば、IPOを熟知している会計士がお薦めです。 会計士同士で優良なコネクションを持っている会計士なら更に良いでしょう!! 普通に処理すると赤字になってしまうベンチャー企業を投資に値する様な形に処理して頂ける会計士は、私が知る限り彼しかいないかと思いますよ。(笑) 会計業界も奥が深いんだなぁ~と思えたのは彼のお陰です。(笑) 経営者からすると、会計処理や、BS/PLは学校で言う通信簿の様なものであって、本当の価値や凄いと思う部分は経営そのものの実体にある。と考える経営者が多いかと思うんです。税務署から色々言われるから・・・などやむなく経理処理を変えて行くなど、そんな感じが実体なんですが、自分だけ会社をコントロールしている間であれば、どんな経理処理などしても良いかと思うんです。(これをプライベートカンパニーと呼びます) しかし、一旦公開など目指す事や、第3者からの投資・融資を考えるのであれば、外から見る場合の見易さなども考慮しなければ、投資・融資する人達からの賛同は得にくくなるわけです。(これをパブリックカンパニーを目指すと呼ぶ事にします) その様な意味からすると、、、 プライベートカンパニーであれば、税理士で十分で パブリックカンパニーを目指すのであれば、会計士でなければならない。 と思われます。 最近の動向では、国際会計処理や国際会計基準なるものに日本も段階を作り準拠する方向で進んでいる様です。 米国では株主を一番に保護する様な価値観で公開市場・株式市場は成り立っていますが、日本では米国の様に全く同じ基準にはなっていないのです。 その様な意味からすると、会計士は更に忙殺される程の勉強を強いられ当分の間大変な状況のままになるかと思われます。 その点、税理士は、国内だけを考えれば良い事と税金・課税中心の経理処理を施すだけで良いので、税理士がベンチャービジネスを立ち上げる事も十分考えられます。(笑) ネットを絡めてオンデマンド会計処理サービスや、他色々。 会計士は忙殺されている状況なので時間が無いので当分の間は本業を大きくする様なベンチャービジネスを考える余裕すら無いでしょう。 以上、余計なお話でした。(*^.^*)プ~

kennedy2
質問者

お礼

奥が深いのですね。すごいのですね。思わずうなってしまいました。じつは近々個人開業を、と考えておりまして税理士さんとおつきあいが始まったのですが、別の同業者は公認会計士関係の事務所と契約しており、何故・・??と感じていました。プロの奥の深いお話、ありがとうございました。

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