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TSSの今日的意義
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いくつかの教科書のように、OSを何々世代と明確に分類するのは、それほど意 味がないと思います。もちろん、OS/360なんかはそれ以前とは一線を画すもの ですし、以降のOSのTSSの技術とか、仮想記憶の技術とか、それぞれは革新的 な技術です。でも、それらの技術が以降のOSで使われなくなったと考えるのは 誤りで、ただのあたりまえの技術に変化したに過ぎません。TSSを分類すると いうも、意味がないと思います。強いて分類するなら、例えば、従来のものに 「リアルタイム処理」の機能が付加されたOSとか、「ネットワーク機能」が付 加されたOSとかくらいでしょうか。教科書に書いてあるTSSは、「タイムシェ アリングしか目新しい機能のないシステム」とでも理解すればいいかと思いま す。 ミニコンピュータ用とかPC用とかの分類はあるかもしれませんが、それらは単 に用途であって、それが新世代で従来のものを置き換えるんだというのも幻想 です。クライアントサーバシステムが汎用機を置換するというのも、それが新 しい世代で、従来のものを技術的に凌駕しているからというよりは、経済的に 安価に見えるというだけの理由です。でも、何でも分散すればいいという風潮 には、見直しがされているはずです。 学校の講義や情報処理などの資格試験の場合には、上のような概念的な理解を した上で、教科書どおりの言葉を覚える必要はあるでしょうね。OSの教科書の 第一章は、たいがい受験用の歴史の教科書みたいで、つまらないものです。
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補足であげているWEBページを見ましたけど、オンラインリアルタイム処理(以下OLRT処理とします。 OLRT処理と言う単語ははあえてここだけで使います。一般的な言葉ではないと思うので、他の人に言っても 通じないと思うので他の人にあえて言ったりしないでくださいね。)とタイムシェアリング処理 (以下TSS処理とします。)と並列に見るのはどうかな? と(^^;; まぁ、考え方によってはそういう考え方もあるのかもしれないですけど、 OLRT処理でも、中央に置かれるコンピュータはTSSが使われてるんじゃないかと思ったりします (必ずしもそうでないのかもしれないけど)。OLRT処理では中心に置かれるコンピュータが必ずしも 1台とは限らないと思うので、「1台のマシンを複数のユーザが時分割で使う」ものをTSSと言い切っちゃうなら OLRTはTSS処理を必ずしもしないことになりますけど(複数台のマシンを使う場合はTSSと言わないんだと 言い切っちゃうならという意味でです)、マシンが1台だけであろうと複数台あろうと、マシンを時分割で 使用する場合は、「TSSを使ってる(もしくはその技術を使っている)」と言っていいんじゃないかと思います。 (TSSってそういう意味だと思ってます。) 同WEBページに載っている問題1についてですけど、オンラインリアルタイムシステムの代表例が 「座席予約システムや金融機関のバンキングシステム」なので、同問題の答えがOLRTとなっているだけ だと思います(うがった見方をすればTSS処理も使ってるだろうから間違いじゃないだろうと言えなくはないけど)。 ちなみに、「クライアントサーバシステムにTSSが使われているわけがない」とお思いかもしれませんが、 サーバもしくはクライアントにTSSが使われていれば(一般的にはサーバには使われているでしょうね)、 「立派に使われているぞ」と言えると思うのですが..... (サーバもしくはクライアントにTSSが使われていたらいけない理由でもあるのでしょうか?)
お礼
やっと分かってきました。技術が画然と切替わるのはそんに沢山起きるわけはないですね。有難うございました。
逆にお聞きしますけど、すでに置換わっている別な技術ってなにを 指しているのでしょう?
補足
有難うございます。オンラインリアルタイムシステムや分散OSのように後から名づけられた後世代のOSを別な技術と推定したのです。このように理解したのは(1)用語としてTSSはほとんど聞かない.今や死語?(2)OSを5世代に分けるとTSSは第2世代でオンラインリアルタイムシステムが第3世代にあたるとした本がある。(3)GOOで「タイムシェアリングシステム」を検索すると(2)のような表現が多い。(4)http://www14.freeweb.ne.jp/computer/civ/newsisuado/syorisisutemu.html ではりアルタイム処理をオンラインリアルタイム処理とタイムシエアリングに分類している。クイズでは座席予約システムや金融バンキングシステムはオンラインリアルタイムシステムを正解とし、タイムシェアリングシステムを不正解としている。 また、汎用大型計算機は出荷台数が減り、汎用機はクライアントサーバシステムに置換えられる傾向にある。以上が私の理解でした。 もしこれらもTSSの1種ならTSSの正しい分類を教えていただけたら幸いです。
- ken2
- ベストアンサー率36% (86/235)
TSSという言葉は、今はあまり使いませんが、マルチタスクという言葉で、置き換えてもいいのではないかと思います。 逆にいうと、現在の新しいOSのほとんどに使われているといって過言ではないと思います。 それで、かえって言葉としては、使われなくなったのではないのでしょうか。
- punchan_jp
- ベストアンサー率55% (155/280)
どうしてそう解釈されたのでしょう? 汎用大型計算機を「かつて」と表現されていますが、 今でも現役で使用されていますよ。 それどころか、UNIXも、Windows2000も、TSSの一種なんです。
補足
有難うございました。TSSをこのように解釈したのは(1)用語としてほとんど聞かない.今や死語?(2)OSを5世代に分けるとTSSは第2世代でオンラインリアルタイムシステムが第3世代にあたるとした本がある。(3)GOOで「タイムシェアリングシステム」を検索すると(2)のような表現が多い。(4)http://www14.freeweb.ne.jp/computer/civ/newsisuado/syorisisutemu.html のクイズでは座席予約システムや金融バンキングシステムはオンラインリアルタイムシステムを正解とし、タイムシェアリングシステムを不正解としている。 また、汎用大型計算機は出荷台数が減り、汎用機はクライアントサーバシステムに置換えられる傾向にある。以上が私の理解でした。第3,4,5世代のOSの違いについて教示いただければ幸いです。
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お礼
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