クラシック音楽作曲家の思いやテーマとは?

このQ&Aのポイント
  • クラシック音楽の作曲家が曲を作る際の思いやテーマについて知りたいです。
  • クラシック音楽の作曲家はどのような思いやテーマを持って曲を作曲するのでしょうか?
  • 作曲家が作曲する際にはどのような思考プロセスがあるのでしょうか?
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クラシック音楽の作曲家の作曲した際のテ-マや思い

60歳を超えてからクラシックに興味を持ち、よく聴くようになった者です。まだ知識は相当に浅いです。 交響曲や協奏曲が好きでよく聞きます。ただ聴けば聴くほど、”作曲家自身はどのような思いやテ-マを持ちこの曲を作曲したのだろうか?”と、思うことが多くなりました。 しかし曲名から推測しようにも「交響曲第○番 △調 作品□番」などと記号で表わされていることが殆どです。運命、英雄など副題があるものもありますが、大抵は作曲家自身の言葉や説明によるものではなく、周辺関係者や後世に解釈表現されているものが多いと思います。聴けば聴くほどに、作曲家自身の中に”この曲でこのことを表現しよう”との思いが無ければ、数百年後の人たちに素晴らしいと感じさせることはできないと思います。いやむしろ現代人もそれを感じるからこそ、聴かずにはいられないんだと思います。私が疑問に思うのはジャズやタンゴ、ポップスなどの様に曲名にそれが表現されていないことです。曲名に表現されていなくても、仮に例えば「ベ-ト-ベンは交響曲3番の初演の際、”英雄をテ-マとして作曲した”と観客に紹介した」とあれば、観客自身がなるほどと思うかどうか別にしても、鑑賞する際の標になると思います。時代が立ちすぎているから無いのでしょうか 楽譜があるくらいですからそのたぐいのものがあるようにも思うのですが? それともクラシックとは聴き手自身が自分の感じ方や解釈で聴くのがセオリ-なのでしょうか? うまく記述できていないかもしれませんが、どなたか私の疑問に腑に落ちる回答いただけましたらありがたいです。

質問者が選んだベストアンサー

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noname#157218
noname#157218
回答No.3

 No.1です。的確なお答でなくて申し訳ありません。  そのような趣旨であれば、「何故、言葉でタイトルや内容を説明しなかったのか」ということに対して、下記の本にヒントのようなことが書かれています。  岡田暁生「西洋音楽史」~「クラシック」の黄昏 (中公新書、¥819) http://www.amazon.co.jp/%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E9%9F%B3%E6%A5%BD%E5%8F%B2%E2%80%95%E3%80%8C%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%BB%84%E6%98%8F-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E6%9A%81%E7%94%9F/dp/4121018168/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1338911690&sr=1-1  19世紀前半のロマン派の時代、ドイツでは「音楽こそ、言葉では言い表せない理念を表現できる」、「言葉を超えたものを表現できる」というとらえ方をするようになったとの記述があります。言葉では表せない、「神」「無限」「哲学」といった抽象的なものをも表現できる、言葉よりも上位にある、という考え方です。  だから、せっかくの「意味深」な音楽を「数語の言葉」で限定的に言い表すことを意図的に避けた、ということなのでしょう。  シューマンやマーラーも、最初は交響曲の各楽章にタイトルを付けましたが、あとで撤回した、というようなことがあるようです。やはり、限定的に解釈されてしまうことを嫌ったようです。  これに対し、フランスではサロンで楽しむ、享楽的な(そんな高尚ではない)音楽が主流だったということで、フランスの音楽にはしゃれたタイトルが多いのは、そんな背景もあるようです。

その他の回答 (2)

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15294/33013)
回答No.2

    僕は、聞いているのが僕に取って快ければそれでいい、と思っています。作曲家が何を考えていたかは分かりませんし、もし作曲家が「わたしはXで、YのZを書いた」と言ってもそれが事実かどうかは分かりません。    僕は漠然とした音の繋がりが、不快なのは聞かない、快いのは聞く。名前は番号でも何でもいい、と思っています。分からないものを勝手に想像して聞くのも一法、分からないものは詮索しないでただ音楽を聞くのも一法、だと思います。

noname#157218
noname#157218
回答No.1

 そういったことは、作曲者の心の中の問題なので、外からは分かりません。伝記作家や評論家の方々がいろいろ勝手に自分の考えを主張し、おおむね落ち着くところに落ち着いた「定評」みたいなものはあると思いますが。  ベートーヴェンの交響曲第5番なら、冒頭は「運命はこのように扉をたたく」と言ったとか言わなかったとか、「苦悩を通して歓喜へ」という内容になっている、とか。  あとは、その作曲間の伝記などを読んで、その人生から曲を眺めてみる方法もあるでしょう。  こういったことは、「聴く前の準備」ということで、音楽から受ける感動の手伝いをすることもあれば、何の役にも立たないこともあります。最終的には、あなたがその音楽を聴いて、いいなと思ったり、感動したりするかどうか、ということです。いくら知識を得ても、音楽に何も感じなければ無駄になります。でも、何も知らずに聴くよりは、感動するための「ヒント」になり得ることは間違いないと思います。(知らなければ見過ごすことも、知っていれば注意が向くので)  最近読んだ本で、指揮者の金聖響氏のものがそういった面から役に立つと思います。 「ベートーヴェンの交響曲」(講談社現代新書)¥798 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%87%91-%E8%81%96%E9%9F%BF/dp/4062879158/ref=ntt_at_ep_dpt_1 「ロマン派の交響曲」(講談社現代新書)¥798 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E6%B4%BE%E3%81%AE%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2~%E3%80%8E%E6%9C%AA%E5%AE%8C%E6%88%90%E3%80%8F%E3%81%8B%E3%82%89%E3%80%8E%E6%82%B2%E6%84%B4%E3%80%8F%E3%81%BE%E3%81%A7-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%8E%89%E6%9C%A8-%E6%AD%A3%E4%B9%8B/dp/4062879905/ref=ntt_at_ep_dpt_2 「マーラーの交響曲」(講談社現代新書)¥903 http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%81%AE%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%87%91-%E8%81%96%E9%9F%BF/dp/4062881322/ref=pd_sim_b_1  その他、先日亡くなられた吉田秀和氏の本なども、音楽を聴く上で大変参考になります。  街歩きをするのに、ガイド本や地図があるとよいように、音楽にもそういった道案内や経験談などが大変参考になると思います。  いろいろ知識を仕入れた上で、あとはご自分の耳で「あなたにとっての良い音楽」を見つけていってください。

classic_jazz
質問者

お礼

回答ありがとうございます。やはり質問の記載が不足だったと反省しています。 基本的にはその曲を聴き、自分なりに感動・高揚感・心地良さを味わうことができればそれでいいと思っています。ただ人は無から有を創造するには何かその背景や主張したいテ-マなどがあるはずです。文学本・小説・絵画・陶器類などもそうだと思うのですが、これらの著名なものには作者自身がその主張なるものを命名していることが多いと思います。しかしクラシックにはそれが無いか、非常に少ないのは何故か?(この疑問の為、聴けないというものではないですが・・) 人気がでると作曲家自身あちこち公演に出かけたようですが、まさにその場で鑑賞感動した観客はテ-マを知りたいと思わなかったのだろうか? 作曲家はそれを紹介しようと思わなかったのだろうか? との素朴な疑問です。 例えば回答例として、(1)そのようなことは求められた時代性ではなかったとか、(2)公演の際、そのようなことは行われていたが、確認する文献が残っていないとか、誰か言い切ってくれるだけでいいのです。しかし解釈・解説の中にそのような記載はありません。(勉強不足かもしれません) 先にあげた文学本etcと違いなぜクラシックだけが・・・です。 もしトルストイの「戦争と平和」が無題もしくは作品番号で出版されたとしたら、読み手はもっと限定的になったような気がします。 ネット検索で得られる又はご紹介頂いた本と同様のもの手元にあります。これらは十分に手掛かりになりますし、今少し皆さんからの回答も待ち、今後も参考にして楽しんでしきます。 ありがとうございました。

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