ボーア水素原子モデルの電子の動き

このQ&Aのポイント
  • ボーアの水素原子モデルにおいて、電子の動きはベクトルの計算で表されます。
  • 講義中で、電子に働く力FはF=m*dv/dtと表されます。
  • 具体的には、dt=2πa/vとdv=2πvと表現されます。
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ボーア水素原子モデルの電子の動き(ベクトルの計算)

ボーアの水素原子モデルを考えるとき、電子に働く力Fは単純に F=m*dv/dt と表せます。 このとき講義中で、 dt=2πa/v , dv=2πv (a:水素原子モデルの半径, v:電子の速さ) と表現しました。 このdv=2πv  がうまく理解できません。 vはベクトルであり、電子が一周する事を考えると、電子を中心にそえて半径vの円の円周を求めるとこの dv が求まると講義後に聞いたのですが、後になって考えてみるとなぜ 「半径vの円の円周を求めるとこの dv が求まる」 のかがわかりません。 Fはベクトルのはず?であり、であればdvもベクトルになるのかな~と考えて、なおさら 「半径vの円の円周を求めるとこの dv が求まる」 というのがわからなくなってきました。そもそもが説明から受けた自分の誤解なのでしょうか? 解説よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • eatern27
  • ベストアンサー率55% (635/1135)
回答No.1

電子が原子核の周りを一周する間の"速度の変化の大きさの合計"みたいなものをdvとしているのですね。 横軸をv_x,縦軸をv_yとするような速度空間を考えた時、時間dtの間に、この速度空間上では半径vの円を描く事になりますよね。 この速度空間上での「道のり」を"速度の変化の大きさの合計"だと思うと、dv=2πvだという事になるのですね。

msnaruo
質問者

お礼

なんとなくわかりました、ありがとうございます。

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