鉄骨 鉄筋って？

質問

鉄骨　鉄筋の違いを
教えて頂けませんでしょうか？

(1)５階建て鉄筋造りなんて表示しておりますけれど
　　鉄骨じゃないのかしら？
人間も骨が要るでしょうに？
それを支えるのに筋があるのでは？
　有識者様教えて頂けませんでしょうか？

回答No.3

Mokuzo100nenn · ベストアンサー

鉄筋、鉄筋と申しますのは、鉄筋コンクリートの省略系でございまして、コンクリート建築の事なんですよ。

コンクリートは重たいものを支える柱としは十分な強度があるのですが、曲げると簡単に折れるんですな。
曲げると言う事は、内側が圧縮され、外側が引っ張られることなんですが、その外側の引っ張りに対してコンクリートはからっきし弱いので、この引っ張りの弱さを補うためにコンクリートの内部に鉄筋を仕組んで使うんです。

内部に少量の鉄筋を仕組むことで、地震などの曲げにも強くなってコンクリート建築が実用化されたと言うわけです。

ところが鉄筋が入ったコンクリートも、自重が重たいので、超高層建築には適さない。
そこで、コンクリートを使わずに鉄骨自体をフンダンに使用して軽量化したのが鉄骨造りというわけです。

２０世紀の後半には大規模製鉄所が実用化され、鉄が廉価に大量生産されるようになったので、鉄をフンダンに使う建築というのが出来るようになりました。

超高層建築だけでなく、建築物全体が軽量に仕上がるので、地盤の悪いところでも比較的簡単な基礎工事で済むため、倉庫などの低層建築も鉄骨が主流になりましたなぁ。
鉄骨建築の悪い点は、構造全体が軟くて、振動や音が伝わりやすいなどありますので、住居性は多少劣りますよ。
それから、錆止めの処理が悪いと錆て強度が落ちますから、耐久性でも１００年は考えない方が良いでしょうね。

お礼

有難うございます。
　丁寧なご説明、有難うございます。

回答No.2

ko-riki

５階建ての場合、（１）鉄骨造、または、（２）鉄筋コンクリート造のいずれかの構造が一般的です。
したがって、５階建て鉄筋造りというのは表現は誤りです。

（１）鉄骨造（Ｓ造ともいいます）
柱、梁などの骨組みを鉄骨で構成しているものです。
鉄骨にはＨ形鋼、角形鋼管などの鋼材が用いられます。
鉄筋コンクリート造に比べて建物が軽く、工期も短くできる傾向にあります。

（２）鉄筋コンクリート造（ＲＣ造ともいいます）
コンクリートの中に鉄筋を配筋したものをいいます。
コンクリートは圧縮力には強いのですが、引張力に弱い性質を持っています。
このコンクリートの弱点を鉄筋で補なった構造が「鉄筋コンクリート造」です。
一般に、鉄筋には異形棒鋼が用いられます。
異形棒鋼とは、丸い棒状の鉄筋にリブがついたものをいいます。

参考URL：

http://www.tochi-katsu.net/hint/comparison/

回答No.1

DJ-Potato

鉄骨というのは、工事現場でイメージされる、断面が　エ　のような形の鉄の棒や柱などですよね。
鉄筋というのは、鉄筋コンクリートの略であると思います。コンクリートの中に、ぶっとい針金が埋め込まれているヤツです。