物理実験で誤差を減らす方法
- 物理実験における誤差を2%以内に抑えるための方法について紹介します。
- 試料の両端に熱電対を銀ペーストでくっつける際、抵抗の真上に位置するところはやめなるべく内側につけることで、誤差を減らすことができます。
- また、試料が層状にできていることから、抵抗についてる面に熱電対をくっつけてみることも有効です。しかし、これらの方法でも完全に誤差をなくすことは難しいため、他の方法も考える必要があります。
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物理実験、誤差について
ある試料を長方形(試料の性質上、もともとの厚さは非常に薄い)にカットし、その両端を小さな抵抗に乗せくっつけて電流を流すと試料の両端に温度差がでます。これを使って試料の両端に熱的に熱電対を銀ペーストでくっつけ、ゼーベック係数を測定しています。 しかし、1回熱電対を試料からとり、再び銀ペーストで試料をくっつけ測定すると1回目の数値からかなりズレてしまいます。(1回目との誤差は5~10%程度です。いろいろ工夫はしました。たとえば抵抗の真上に位置するところはやめなるべく内側につけてみたり、試料が層状にできていることから抵抗についてる面に熱電対をくっつけてみました。が誤差がでてしまいます。 誤差を減らす(2%以内)ため何かいい案、これ以外の案があったら聞かせてください。
- towaerio
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通電時間と温度傾斜を計ったほうが繰り返し精度はでます。℃/secで求めます(目標の結果に合致するかわかりませんが) また電流を大きくして電力を注入しないと放熱との兼ね合いで誤差がでます。 そのような訳で温度がどの程度の差かわかりませんが、放熱や風など周囲環境で熱を奪われますので、発泡スチロール等で囲って計測する必要があるかも知れません。 温度上昇で2%の繰り返し精度は意外とてこずるような気がします。
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