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van der Waals 力とは分子間相互作用すべて?

siegmundの回答

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.5

siegmund です. rei00 さんから過分なおほめをいただきまして恐縮です. rei00 さんや ryumu さんの回答もよく拝見しています. こういう質問は私自身にも勉強になりますし,回答にも力が入ります. その方面の本ならたいてい載っていることを 「○○について教えてください」では,やはり力が入りませんよね.

rei00
質問者

お礼

お礼でもないですが,一言。 >その方面の本ならたいてい載っていることを「○○について教えてください」では,やはり力が入りませんよね.  そうですね。それもそうなんですが,最近私がそれ以上に気になるのは,質問内容から考えるとどう見ても大学なり企業なりの研究の一環で,しかもその研究の核心部分じゃないかと思える質問を平気でしている事です。  勿論,十派一絡げには出来ませんが,その解決法を探すのがあなたの研究で,論文のネタじゃないのかと言いたくなります。  ま,これに関しては何らかの質問にしたいなと考えていますが,ただの議論になるのも嫌なのでどうするかといった所です。もしそうなれば,よろしくお願いします。

rei00
質問者

補足

siegmund さんの回答への補足ですが,私が調べた結果も少し書かせていただきます。 まず,先の文章を見て私が疑問を持ったのは,「ク-ロン力も van der Waals 力?」というものでした。この時,私の頭にあったのはイオン結合性の化合物の事でした。つまり,van der Waals 力は分子についての話だという事をすっかり忘れていたのです。 これがそもそもの間違いで,分子に関する話と気付けば,siegmund さんがお書きの様に,本来の由来から言えば全て含まれて当然と納得いたしました。 さて,昨日物理化学の教科書ではどうなっているかと調べてみましたが,van der Waals 半径は出てくるものの,van der Waals 力はあまり出てきません。出てくる場合は,分子間相互作用の説明として出てきて「主として London 力」みたいな説明がある程度です。 一方,ついでに見かけた「分子間力」や「クラスタ-の化学」などの本では比較的はっきりと,全てを含む的な表現がなされています。 これらの結果からみると,有機化学では炭化水素の所で出てくるため,「van der Waals 力 = London 力的」な説明がされているとの結論になりました。 私も予想以上に勉強になりました。皆さんありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

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