解決済みの質問
AVの世界では、今、デジタル音源、デジタル化映像が主流です。前者はCDディスク、WAV、AIFFファイル再生、後者はDVD、BD再生が主だったものになるとおもいます。
デジタル化はオリジナルマスターテープやフィルムに対して、ある程度間引くことで、成立しています。
ノイズ比や、再生の簡便化は向上しても、元のものに対してなにかが足されるわけではないので、情報量としては、多くなる、良くなる、ということはないとおもっています。(私はアナログディスク派ではありません。CD派です。)
オーディオのほうでは、プロの現場でなくても、コーデック方法やDACの性能、アナログ変換後の回路の良し悪しなど、ものすごく細かいことまで議論され、また製品もたくさんあります。映像のほうは、新しい映像作品製作という点では、ハード(PC)の性能向上とともに、コンピューターグラフィックが著しい進化を遂げていますが、一般生映像の再生に関しては、MPEG,DVD(MPEG2),MPEG4,H.264(MPEG4AVC)と、高圧縮することとメディアの高容量化を主目的に進化してきており、オーディオのようにあまりハードの性能ついて議論されることがないようにおもいます。むしろ高圧縮=劣化です。H.264の映像はちょっとひどいです。もちろん各映像機器(TV)メーカーとも、画像エンジンがどうの、プラズマは、液晶は、ということが議論されることは多いですが、最近はLED液晶とか有機なんとかとか省エネ方向に話の主体は移っているようにおもいます。
これはオーディオは、いまや一部の愛好家をターゲットにしているのに対して、映像は、もっと一般大衆をターゲットにした市場を相手にした商売だからでしょうか?
個人レベルでの音声のコレクション(所有)はレコード(蓄音機)の時代からその歴史がありますが、映像の所有となると、ビデオデッキが一般に出だしたここ30年ぐらいしかまだないという歴史の浅さからくるものでしょうか?
投稿日時 - 2011-12-21 17:27:42
オーディオより映像の方がハードに対する取り組みが少ないのは
『デジタルからアナログに変換する部分』
をメーカー側が作りこんでいるため他人が介入できないからだと思います。
例えば液晶素子について考えてみます。
液晶は一定の電圧をかけることで光の偏向を変える性質があります。
そのため電圧を調整することで光を遮り、明暗を表現しています。
デジタル信号に従って電圧を作り出し、液晶素子を駆動する部分は一つの回路になっています。
つまり液晶パネル全体から考えるとデジタル信号を直接アナログに変換していると表現できます。
これでは他社が液晶というハードをカスタマイズする余地がありません。
ではどこで差別化をするかというと、圧縮されたデジタル信号を復元する部分や、解像度が足りない部分の補間というソフト処理の部分になります。
他方スピーカーやアンプの場合はディスクリート素子の組み合わせで作ることが可能です。
D/A変換のICを変更するだけでも音を変えることができます。
しかし液晶パネルの場合は前述のようにD/A変換の回路はパターンで作り込んでいるため他人がいじれるものではありません。
これがオーディオとビジュアルとの差だと個人的に思っています。
参考になれば幸いです。
投稿日時 - 2011-12-21 18:06:56
お礼
大変参考になりました。ありがとうございました。
投稿日時 - 2012-01-04 14:31:28
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