解決済みの質問
有名な竪穴式住居について。
昔からの説では地面の冷暖房効果を期待したと
言われて来ましたが他の説は無いのでしょうか?
素人の私が思うのは獲物用の落とし穴だと思うのです。
円形に掘って上面を覆い落し用のロープを持って近く
に潜む。数頭の動物が上に来た時、落として狩る。
その後で周囲から柱を立て獲物を縛り付けて解体する。
解体には数時間かかるので周囲を植物で覆い雨に備える。
住居の周囲を高くしてあるのは落とし穴に水が入るのを
防ぐ為です。縄文人は少数暮らしなので中型の獲物で
一週間は食料が足りたと考えられる。殺した獲物は重い
ので運ぶのは無駄な労力です。腹ペコなら無駄はしない。
解体した後の内蔵など一部は次の獲物用の餌として用いる。
同じ場所では警戒されるので別の竪穴式住居に仕掛ける。
こういうのが竪穴式住居と考えるのです。
落とし穴を用意して見張りを残す。女達の一部は木の実を
求める。数人の男達は周囲の地に獲物を狩る。獲物を獲たら
竪穴式住居に運び解体し周囲を覆い一週間ほど過ごす。
こういうのが縄文人の暮らしと考えるのです。
落とし穴が目的なので初期の物には炉が無いのが当然です。
後期には落ちる獲物が居なくなったので炉が作られた。
暖房に地熱利用説ですが私は納得できません。
山で一番手軽で暖かいのは落ち葉を集めて敷く事です。
穴を掘らずに草の上に落ち葉を10センチ以上敷く事で断熱
は十分なんです。落ち葉を集めるだけで暖房は十分。
落ち葉に首まで埋めて眠ると快適なんですよね。
冷房説はさらにおかしい。
狩猟を主体に暮らしている段階では水浴びという方法が在る。
地面を掘るより夜を待って外で眠る方が快適。冷房説は自然
暮らしを知らない机上の空論と思う。
食料貯蔵説も変。
そもそも貯蔵するほどの食料が在ったのか?木の実に温度
は無関係。肉類保存は乾燥が主体と思う。生肉を食し残りを
煮炊きする。あぶって乾燥し保存食を作る。山暮らしの基本。
◎質問は竪穴式住居の落とし穴説の可能性は在るでしょうか?
投稿日時 - 2011-11-20 10:02:08
●落とし穴は単純なだけに存在の有無さえ確かに難しいですね。
●地形から位置を推測し発掘するのも方法でしょうか?
○最初の頃の回答に書いたと思いますが、すでに落とし穴と推定されいる遺構は、多数発掘されています。
日本全体で数千基、いえおそらくは万単位で確認されているはずです。
それは「竪穴住居」などではなく、長径1~3m、幅1m前後、深さは発掘調査段階で1~3m(註1)の「落とし穴状土坑」(註2)と呼ばれている遺構です。
斜面地や尾根筋に散発的あるいは連続して構築されています。尾根筋に構築されるのは獣道を選んだのであろうと考えられています。
遺構の密度が低いため、斜面地などを全面調査しないと確認しにくいです。多摩ニュータウンなどではよく見つかっています。
註1 これは上部が削られてしまっているためで、構築当時はもっと深かったはずです。
註2 形態的には落とし穴と推定されているものの絶対的なものではないので「状」と呼称されています。
投稿日時 - 2011-12-20 22:32:53
補足
知識が少し増えました。ありがとうございました~
ただ今、締め切りました。
投稿日時 - 2012-01-08 04:43:45
お礼
ありがとうございます。
「落とし穴状土坑」とは学問的ですねー
全部をまとめた記録なり書籍は在るのでしょうか?
読んで見たいと思います。
化石捏造事件を嘆かわしいと感じていたら
ピルトタウン人捏造事件というのが在ったと
思い出しました。これと比べると化石捏造は
手順が幼稚でかわいいものですよねー
投稿日時 - 2011-12-25 17:27:03
0人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
ベストアンサー以外の回答(15件中 1~5件目)
●出土物の保管をどうしているのだろうか?
○基本的には「遺失物」として届出され、3カ月後に「所有者不明」で「文化財認定」されて各自治体が保管・管理することになります。
膨大な出土物、特に破片資料などは収蔵場所に困り、野ざらしでブルーシートをかけて・・・・というのはよくあります。
●運よく水につかり続けたとかの好条件が無いと・・
○水につかるだけではやはり分解してしまいます。粘性のある土などで包まれて空気と遮断されることも必要です。それでも発掘した瞬間に劣化が進行します。
以前、とある遺跡で「ひょうたん」が出土したそうですが、出土した瞬間は鮮やかに当時のままの色だったそうですが空気に触れた途端に劣化し、対応する間もなくあっというまに真っ黒に劣化したそうです。
そうしたことを考えれば「土器片の中に当時の植物が原子レベルで残っている」という可能性はほぼないかと思われます。
そもそもそれが原子レベルで残っていたとしてそれが「煮炊きした食べ物のもの」なのか「土器づくりの際に混入したもの」なのか「土中で埋まっているうちに浸透したもの」なのか判別がつかないかと思います。
●5200年前に大規模で急速な世界的気候変動が在ったという説
○世界的に、かどうかはわかりませんが、姶良カルデラの大爆発により火山灰は空中に浮遊して気候が寒冷化ししたというのは確認されています。
実際、縄文時代の最盛期は中期後半で、この時期の遺跡は多数見つかっており、一般的に縄文土器と認識される典型的なものはこの時期のものです。
しかし、気候寒冷化により、後期になると遺跡数は激減します。
また、「縄文海進」と呼ばれる海面上昇が終わり、遠浅の海が減って貝などが採りにくくなったとも言われています。
●温暖な湿地帯が急速に氷河地帯となったという。
○そんな事実は確認されていません。
急激、というのは人間レベルの話で寒冷化は数十年から100年単位で変化したと言われています。自然界では数十年~数百年は「急激」です。
また「普通の植物が形をとどめたまま雪と氷河に呑まれたほどの急速変動」そんなことは聞いたこともありません。冷蔵庫で冷凍するように数日で凍らせればそうなるかもしれませんが、水につかって凍ったなら凍るまでに枯れてしまうでしょうし、降雪が氷になるまででも結構な時間が必要なはずです。
投稿日時 - 2011-12-17 11:27:42
お礼
出土物保管に野ざらしでブルーシートはなさけないですよね。
ひょうたんはおしい事でしたね。急速酸化の対策が必要になる
事もあるのですねー
5200年前の気候変動はどうも世界的大変動のようです。地殻
や海流の大きな変化の後が発見されつつ在るとされています。
温暖な湿地帯が急速に氷河地帯という説はここ数年南米のある
氷河が急速に溶け出して下に在った地面が現れてきた場所で湿
地帯植物がまさに急速冷凍されたような形態で多数発見された。
多数の根はもちろん葉の形状もとどめているそうです。
温暖な湿地帯に雪が続いて溶ける事無く数千年かけて氷河と成った。
それは数十年もの時間ではなく一年よりはるかに短い時間で起きた。
これは考古学では無くて氷河とか生物学の研究なのでしょうね。
そういう大変動が世界的なら縄文人にとっても影響は大きかったと
考えられます。人口が激減するほどの・・・・
落とし穴は単純なだけに存在の有無さえ確かに難しいですね。
地形から位置を推測し発掘するのも方法でしょうか?
投稿日時 - 2011-12-20 19:23:05
●水だけを取り除けば付着物は残せるのにしないのか?
○何度も言うようにそもそも「付着物が残存している」ということが確認されておらず、また現実的にそのようなものが残存している可能性もほぼないです。
さらに何万点と言う土器を洗浄するために高純水を用意するなど費用的、物理的に無理です。
繰り返しになりますが、数千年の間、有機物が残りにくい酸性土壌の中にあって「検出できる残存物」がある可能性はほぼないです。
天文学のように観測を続けて蓄積することとは根本的に意味が違います。
●真空パックして土器と一緒に管理すれば後世の研究に活用出来ると思うのです。
○真空パックした上に温度管理もしなければ無理です。現実的に「ただ保管しておく」だけでも困難で「展示もできないような破片など捨ててしまえ」という意見を押しとどめるのが精いっぱいです。
●そういう研究はされているのでしょうか?動物標本の考古学的な骨折研究。
○酸性土壌の日本では有機物や骨は極めて残りにくいです。エナメル質の歯は残ることが比較的多いですが、それでも部分的です。
骨折を研究できるほど良好な資料はほとんどありません。
一度、考古学の入門書を読まれることをお勧めします。
そうすればわかっていただけると思います。
投稿日時 - 2011-12-17 00:01:26
お礼
ありがとうございます。
現代の測定器は条件が整えば原子数個を検出できます。
考古学用測定器を開発すれば何らかの資料は得られるか
かなとは思うのです。土器内部に浸透した物質とかも測定。
超純水は大量に生産可能なので費用もそんなには・・・
測定困難は理解しました~
そういわれれば以前から疑問だったんですが次々に見つかる
出土物の保管をどうしているのだろうか?全国規模の保管
施設が在るのでしょうか?それとも博物館や大学で各自保管?
土地価格の高い場所の施設で保管なら量に限界が来ますよね。
土器や人骨を含め全ての出土物を保管する施設を聞いた事が無い。
確かに普通に土中に在れば数十年でぼろぼろですよね~
数千年どころか数百年で形をとどめないという事ですよね。
運よく水につかり続けたとかの好条件が無いと・・・
う~ん。落とし穴研究の専門家がいない訳ですねえ~
5200年前に大規模で急速な世界的気候変動が在ったという説が
在りますが考古学上においても前後で劇的な違いは在るのでしょうか?
普通の植物が形をとどめたまま雪と氷河に呑まれたほどの急速変動。
温暖な湿地帯が急速に氷河地帯となったという。
投稿日時 - 2011-12-17 01:55:26
●泥つき土器を現物資料として残すという発想は無いのか?
○残すとしても汚染や分解から守るためにそれなりの保存処置が必要になります。できるかどうかわからない将来の技術のためにそこまでするのは不合理です。
またもし将来的にそのような技術が開発されたらばその時点で発掘調査を行ってそのような資料を得るという方法が合理的です。
現時点でできるかどうかも分からないことで出土した土器を泥のまま保存するほうが現時点では学術的損失です。
土器の付着物の分析はともかくとして実際のところ発掘調査には技術的限界があるため、「掘らなくて良いものはなるべく残したい」のが考古学者の本音です。確かに発掘調査で分かることも多く、そのことで研究ができるわけですが、その分今でしかわからないことに限られてしまいます。
史跡などで再調査をすると「過去の発掘調査で破壊されてしまってわからなくなってしまった」ということが少なくありません。
有名な話では「トロイア遺跡」で学問的に未熟でかつ宝探し的な発掘をシュリーマンが行ってしまったために「実際のトロイアがよくわからなくなってしまっている」ということがあります。
いずれにせよ質問者さんの分析に関する主張は、「超理想論」であって「現実的ではない」です。
また仮に土器で煮炊きしたものがわかってもそれが落とし穴とは直結しません。
投稿日時 - 2011-12-06 00:24:00
お礼
ありがとうございます。
まぁ土器を洗うのも必要でしょうけど疑問はなぜ高純度水
で洗浄し水だけを取り除けば付着物は残せるのにしないのか?
なにもせっかくの掘り出し物を流して捨てる事は無いのにね。
真空パックして土器と一緒に管理すれば後世の研究に活用
出来ると思うのです。それが天文観測を例に出した動機です。
確かに落とし穴研究は難しい。難しい事に取り組むのも学者
の活動範囲と思う。落とし穴で捕らえた獲物なら捻挫とか骨折
の後が他の狩猟より多いと考えられますよね。そういう研究
はされているのでしょうか?動物標本の考古学的な骨折研究。
勉強になる何度もの回答内容に改めて感謝します~
投稿日時 - 2011-12-14 05:29:37
●土器付着物に関して現在判定不能だから水で綺麗に洗い流すと言うのは変と思う。
○では「いつできるかわからない測定技術」が完成するまで泥がついたまま研究も調査もせずに放置しろというのでしょうか?
現実問題として「数千年間土中にあったもの」に「数千年前の有機成分が変質もせずに付着している」と言う可能性は極めて低く、かつそれを分析できる技術が現在存在しない以上「土器を洗浄する」ことはおかしなことではありません。
そもそもそれを言い出したら発掘調査そのものも「現在の技術でできること・わかること」で行われていますので、今発掘調査をして破壊してしまえば「将来わかること」がなくなってしまうので「発掘調査は未来永劫できない」という極論まで到達します。
現在の技術・方法論でできる限りのことをする、のが学問であり、限界だと思います。
●測定した人達は何に使うとか使えそうだとかにより測定したのでは無い。
○それは「現在観測できるものを記録した」のですから「遺物を現在ある技術で記録した」のとなんらかわりません。
ちなみに「土器に付着したかもしれない有機物の分析をしない」ことは「旧石器ねつ造事件」とは無関係です。現実問題として「土器に使用していた当時の有機物が残存している可能性がない」「数千年の間に汚染されてって仮に検出されてもそれが当時のものか汚染されたものか判別が出来ない」からしないだけです。
炭化したものや湿地帯で有機物がそのまま残っていれば別ですけれど。
質問者さんは「理化学分析」を過信しすぎです。
フィクションの世界のように「理化学分析をすればなんでもわかる」わけではないのです。
投稿日時 - 2011-12-03 18:17:58
お礼
ありがとうございます。
土器を洗浄するのは良いのですが泥つき土器を現物資料として残す
という発想は無いのか?と言うのが疑問なのです。将来の技術進歩
が実現しても現物資料なくしては測定不可能と思うのです。
ですから出土物を現在在る技術で保存する事をなぜしないのか?
分析は無機物に対しても可能でしょうから保存が大切と思うのですよね。
化石の前段階のような物体構造を測定できれば推論により原因物質の
構造を認識できる技術が考えだされるかなぁーと思ったりします。
落とし穴研究に必要となる技術はかなり高度な物が必要なのかも?
投稿日時 - 2011-12-04 14:51:53
絶対にないとはいいきれませんが、あの大きさが落とし穴である可能性は…かなりひくいでしょうね。
狩猟の視点から、落とし穴で獲物をとるために効率的な形状はどのようなものか?
設置する場所が何処がいいのか?
なにしろ、大きすぎます。
また、落とし穴(というか罠というしかけ)は動物が通る場所に仕掛けないと(餌で釣るにしても)なりません。
日本には、群れで移動する大型獣…バッファローなんかいなかったみたいですから、あの大きさの落とし穴で狩猟をして、その場で解体して…というのは、無いのではないかと。
腹ペコだったら持って移動しない…いや、イノシシにしても複数で仕留めれば、その場で解体して一部を食し(じっさいにそのようにしていたようですし)、解体して皆で分けて持って集落まで行けばよいわけで…。
もちろん、地面の冷暖房効果!てのは、そんな事は無いと思いますけれど…。
投稿日時 - 2011-11-29 11:50:19
お礼
ありがとうございます。
落とし穴を含めて罠というのは成功率が低いと思う。動物一頭分の落とし穴で
獲物を取るのはほとんど不可能。たくさん仕掛けるか大きな罠にするかなのです。
大きな落とし穴を作り獲物を誘導するように周囲を調整するのが合理的。
円形が有利なのは切り取った表面の草を土ごと丸めて運び出した後で土をさらに
深く掘り枝を入れて最後に表面の草を絨毯の様にかぶせます。2~3人で出来そう。
獲物としては鹿でしょうかねえ・・・これはまだ考えていませんでした。
私が思うに猪より鹿のほうが数が多いし取り易いと思うのです。猪は見つける事
がまず必要なので生活の主要な獲物としてはどうでしょうかね?
現代。といっても戦後すぐの頃ですが山仕事で偶然猪を取ったという事は聞きました。
何十人も入っていて一年に一度あるかないかという率。むろん猟師では無いけれど。
その場で解体が基本なら落とし穴で解体が在りかも?
投稿日時 - 2011-12-03 03:38:28