• ベストアンサー

ポリウレタン塗料の密着性不良

ポリウレタン塗料(クリヤーコート)の密着不良(剥離現象)が発生しています。 下地は同系統のポリウレタン系塗料を使用しており、表面粗し(サンディング)→脱脂後重ね塗りしています。 塗料は何れも2液、熱硬化型の塗料です。 ・剥離が発生するものは同じロット内でもランダムに発生しいたします。 ・クリヤーコートは塗料自体にアクリル系表面調整剤の添加剤が入っているのか硬化後つるつるします。 ・東南アジア(当方)ですので湿度が高くそれの影響を受けているのも否定できません。 ・塗料自体は倉庫(温度管理あり)で保管していますが湿気を帯びる可能性はあるのでしょうか? ・硬化剤もイソシアネートは湿度と反応してしまうと聞いた事がありますがそんなにシビアでしょうか? ・熱硬化前に自然放置時間を長く取ると改善傾向にありますが”0”ではありません。(関係ないかも・・・) 解決方法、その他参考になる資料等あれば教えてください。 不備、ご不明な点あればお願いします。

  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • swisszh
  • ベストアンサー率64% (242/377)
回答No.4

1) このような問題はウレタン塗料の製造元の化学研究者(顧客の質問に答える係り)に聞くのが一番速い解決が得られるでしょう。 2) 2 液型のウレタン樹脂(塗料)は、ヂイソシアナート( OCN****NCO) とかトリイソシアナート( +++3NCO) などそれに ++++とか、***** は色々なものが考えられますが、 イソシアナート (-NCO) は 水酸基(-OH) と非常に反応性が高いので、 2液目に含まれる ヂオール ( HO----OH) トリオール など以外の水酸基との反応は ひかえるべきです 3) というのはサンデング で表面積を非常に大きくして接着面を大きくするのはいいですが、 問題は アルコールで脱脂すると、その残存アルコール(ROH)、と湿気からくる水分(HOH)がサンデイングした面にですから次にくるクリアーウレタン系のイソシアナート ( ヂイソシアナート 主トシテ) は残存アルコール、水分の水酸基(OH)と反応して、接着面での強い接着はくずれ、はがれてしまいます。 4) アルコールを使用しないで、サンデイングの後の表面処理を(例えば、オイルを含んでいない圧縮空気とか バキュームで)して、アルコール、水分をのぞくことで、接着性は上昇できるでしょうが 5) ウレタン 塗料、クレアー塗料のイソシアナート濃度がわかれば余分の(不必要な)水酸基が影響しているのも 考えられます。 6)いずれにしろ、注意してテスト

UOHIDE
質問者

お礼

ありがとうございます。 バケ学的要素が大きいようですね。 十分注意してテストしたいと思います。

その他の回答 (3)

  • nitto3
  • ベストアンサー率21% (2656/12205)
回答No.3

アルコールで拭いた後触ってみれば分るほど材料が冷えているでしょう。 その上塗料のシンナーが蒸発して冷やしますからダブルパンチですね。

UOHIDE
質問者

お礼

ありがとうございます。 脱脂後冷えているのは分かりますが、触ってわかるほど湿気が付着しているようには思えないのですが・・・ 塗装後表面から気化する溶剤で冷えて水分が付着するという事かと思うのですが、白色変化などはせずに密着(塗膜の強度)に影響がでるなどの参考文献などあれば教えてください。 脱脂作業→塗装→乾燥までを湿度の低い場所で行う事で改善が期待できるのでしょうか。

  • nitto3
  • ベストアンサー率21% (2656/12205)
回答No.2

冬場に多いということはやはり結露ですね。 素材が冷たい場合の対処;素材を前もって温めるため前日から保温室に入れておく。 塗装室の空気が冷たい場合;塗装室自体を温めることが必要です。

UOHIDE
質問者

お礼

ありがとうございます。 夏場はその他の環境より塗装室(空調)の方が寒いのでよく結露しています。ワーク自体の結露する条件を見直してみたいと思います。 ご回答を受けて一つきになったのが、塗装前にワークをアルコールで脱脂します。アルコールが気化する際にワークに結露を起こす可能性は考えられるのでしょうか。

UOHIDE
質問者

補足

塗装室内は温度管理をしており湿度80%を超える事は殆どありません。平均60%程度です。 苦肉の策としてシラン系のカップリング剤を使用しました。 密着は改善傾向に行きましたが添加量が多すぎると凝固したイブツのようなものが出て減らすと密着が悪くなるという結果でした。 湿度に影響を受けない方法というのも検討中です。

  • nitto3
  • ベストアンサー率21% (2656/12205)
回答No.1

湿度の影響が一番多いでしょうね。 封切前の塗料が湿気を帯びることはありません。 硬化剤、イソシアネートの水分との反応は重要です。 熱硬化前に自然放置、乾燥炉での時間、仕上げの熱処理すべて意味があります。 塗装室の除湿(気温の低いときには加温するだけでも効果はあります。)が必要です。

UOHIDE
質問者

お礼

ありがとうございます。やはり湿度影響はありそうですね。 ただ、傾向として冬場(湿度が比較的下がる)に多く発生する傾向がありました。 当然気温も下がっているのでべつな要因もありそうですが。 この関係性をうまくリンクさせたいです。

関連するQ&A

  • ポリウレタン塗料の密着不良(剥離現象) その3

    首題の件にて三度ご質問です。詳しくは過去の質問内容を確認お願いします。 「焼付乾燥時(特に急激な加熱)に、塗膜中の揮発していない溶剤分などがガス化し、最終的には剥離の原因となります。」 というのをネットで見ました。どのような原理で発生する現象か、また確認する方法はございますでしょうか。 当方の硬化条件としては95℃×1時間(既に温度が上がったところに入れる) ワークどうしがかなり狭い感覚で陳列されています。  ガスが残存して剥離にいたる場合、これを何かで証明できないか。 ワークどうしが近いことや効果条件意外でこれに起因しそうな点(たとえば湿度とか)あれば教えてください。

  • 塗料について教えて下さい。

    主に自動車車体、バンパー等の上塗り塗料でベース塗装の上にコートするクリヤー塗料について教えて頂きたいのですが、使用するクリヤー塗料は2液タイプで基体樹脂のポリオール(MSDSにはアクリル系と記載)と硬化剤を10:3位で混ぜて使用するのですが、塗料関連の書籍で調べる限りこのような塗料は2液型ウレタン系のハイソリット塗料じゃないかと思うのですが、あっているのでしょうか? クリヤー塗料に関して明確に記載されている書籍がなかったので、どなたか教えて頂けないでしょうか?

  • フッ素塗料について

    現在、樹脂製品にフッ素コートを行っております。 フッ素コートは、水性塗料です。 塗装方法は、作業者により塗装ガンにて塗装しています。 梅雨時期や雨降りなど湿度が高いとき、塗膜がのりにくく、膜厚が薄い・はじくなどという不具合が発生します。湿度が高いと何故不具合が発生するのでしょうか。1つの要因としては、製品に水分が附着するため、塗装がのりにくくなると思うのですが、その他考えられる要因はありますか? 湿度が高い際、同じエアー圧にも関わらず塗装ガンからの塗料の吐出量が多かったことがありました。製品に塗装すると製品のエッジ部に全く塗料がのっていませんでした。 別の晴れた湿度の低い日に、同じ塗料・同じ塗装ガンにて塗装するとエッジ部にも塗料はのりました。塗装ガンからの吐出量は少なめでした。 つまり、塗装がのる日とならない場合では塗料の粘度が異なっていると思います。塗料攪拌による影響もありますが、塗料自体が湿度によって何か影響を受けることはありますか?(塗料攪拌についていくつか検討しましたが、問題ないように思っています・・・) 湿度が高いときには、基材を暖めてから塗装するようにしておりますが、その他の改善策があればご教授お願いします。 よろしくお願い致します。

  • 塗料の仕上りの質感について

    古い木製家具を真っ白(不透明)に塗り替えようと思っています。 このサイトの過去の質問を閲覧して塗料は水性のものを使おうかと思っているのですが 塗料のメーカのサイトに行くと水性だけでもいろいろな製品ありました。 仕上がりの質感は塗料の粘着感がなく、さらっもしくはつやっとした手触りで、 「ペンキを塗った!」というようなギラギラした艶ではなく落ち着いた艶に仕上がるものを探しています。 近所のホームセンターに行ってサンプルをみたものもあるのですが 塗ってある板自体がざらざらして質感がわからなかったり、スチレンボードに塗装がしてあって よくわかりませんでした。 塗料だけでその質感が出なくてもニスやクリアカラーの重ね塗りになってもいいです。 おすすめの塗料を教えてください。 また表面を平らにするのにとの粉を塗ろうかと思っているのですが 塗料との相性などはあるのでしょうか。。。 よろしくお願いします。

  • 塗装不良

    シリコンアクリル系のクリアーでプラスチック製品の塗装を していますが、小さいブツ(粒子)不良が多発しています。 シリコンのブツと思われるのですが、なにか良い対策方法は ありますか? 早々のご回答、ありがとうございました。 ブース内の温湿度管理、ゴミ対策はできるかぎり施しており 他の塗料使用ではこのブツは発生しない状況です。 粒子が塗料中のシリコンと考え、表面に異物が発生しない様な 対策方法は考えられますでしょうか? 引き続き、アドバイスをよろしくおねがいいたします

  • アルカリ残留と塗装の密着性について

    はじめまして。 鋼材(Lアングル)に、前処理(脱脂・水洗・酸洗・水洗)を行った後、塗装(プライマー・粉体・メラミン)を行い納品しましたが、2ヵ月経過したのち、塗装が剥がれてきました。(製品全台) 素材(鋼材)表面及び剥離した塗料片をPH試験紙で測定したところPH10~PH11と強いアルカリ反応が検出されました。前処理工程の脱脂剤の残留と思われますが、アルカリと塗装も密着性についてお教え願います。 ※アルカリ成分と塗装の密着性についてお教え願います。

  • DIYでクリア塗装した後に問題発生!

    ブラックボディのルーフ部分にクリア白濁対策としてペーパーで剥離、 2,000番で研磨(この時点で乾いてもかなり艶が発生)→脱脂→マスキング →ウレタンクリア吹きつけまで行い(3回間隔をあけ重ね塗り)乾燥後の 状態ですがあまり艶が発生しないうえ、一番問題なのはスプレーの吹きつけの 後(道?)がかなり残ってしまい縞模様になってしまいました。 この後、一日置いて完全に硬化を待ちますが、このあとの処置として適切な処置としては 2,000番の耐水ペーパーで研磨? 超鏡面型のコンパウンドで磨く? どちらかの選択で このまだら(縞模様)は無くなり、艶がでてきてくれるのでしょうか? そこそこの出来ばえで結構ですがこのスプレーの後はなんとかしたいです。 お願いいたします。

  • 塗装途中の今後

    メタリック車の塗装中です。 2日ほど前に自分でスプレー缶塗装をして(色の塗料のみ)、クリアをせずに乾燥させました。 翌日クリアするつもりだったのですが、天気が悪く今日に至っています。 Q1)この後の処置は以下でよいでしょうか? 水で簡単に洗って、脱脂してクリアを吹いて(3-4回重ね塗り)2-3週間置いて磨き。 Q2)それと、よく見たら塗装の重ね塗りが少し足りなかったようで色が薄いところがあります。 この上に脱脂して単純に再度塗ってもOKでしょうか?(クリアを塗る前に) 手間がかかりそうなら、それほど気にならないので、クリアに行ってしまおうかとも、、、。 わかる方お願いします。

  • ABS表面を塗装せずに綺麗に仕上げる方法

    熱溶解式の3Dプリンターを使って、マグカップのようなものを作りましたが、 熱溶解式のため、積層跡が目立ちます。 そこで、サンディング後、プラサフをスプレー、塗料をスプレーと考えたのですが、 スプレーするためにはそれなりの環境を作らないといけないので、 スプレーの代わりになる作業方法はないか考えています。 サンディングだけでは、表面はつるつるになりますが、細かい傷があり、白っぽくなります。(基材は黒色) サンディング+αとして、塗装以外で何か良いαはないでしょうか? (アセトンは表面がてかりますので好きではありません) また、マグカップ曲面を綺麗にサンディングするのが難しいと感じています。 何か良い工具(電動でも良いです)や方法がありましたら、教えて下さい。

  • アクリルラッカーの上に2液ウレタン塗料を塗る場合、

    アクリルラッカーの上に2液ウレタン塗料を塗る場合、ラッカーが乾く前に塗ったほうがいいですか? アルミホイール、元はシルバーから艶ありブラックへの簡易DIY塗装です。脱脂、足つけはきちんとやるとして、やはり仕上がりはウレタンがいいと思います。 ただ、ウレタン塗料はラッカーに比べて4本きちんとやろうとするとちょっとお高いです。 そこで裏や全体的な細かい部分まではラッカーで仕上げて、その上から表面的な見える部分だけに2液混合のウレタンスプレーで仕上げて、軽く磨いて仕上げたいと思います。 しかしアクリルラッカーが完全に乾いたあとにウレタンを吹かないとひびやミミズが出てくるという意見や、アクリルが乾く前に吹かないとそうなるという情報もあり困惑しています。 影響が出る原因が、ウレタン塗料か硬化する時の熱によるアクリルの収縮とするならばやはりアクリルラッカーが完全に乾く前にウレタンを吹くのがいいのでしょうか?