取り柄

質問

今ふと考えてみると、自分に取り柄が無い事に気がつきました。

毎日ただ生きているという感じではありません。
嬉しかったり悲しかったり悩んだりします。
けど、特徴がありません。

普段は取り柄がなくとも家に帰れば得意な事がある
それが楽しみで嫌な事を忘れられる

というような生活に憧れています。
そうだと楽しそうだなと思いますし、あとは学校での退屈な時間がなんともなくなったりするのかなと。

そう気がつくと、ふわふわして落ち着き処がなく不安定で、とても居心地が悪いです。

取り柄ができるきっかけとは何なのでしょうか?

取り柄ではなくとも、自分をしっかり保てる何かを考えておく事は大切だなと思います。

このような経験をされた方、是非ご意見お聞かせ下さい。
できれば自分の取り柄もきかせて戴きたいです。
よろしくお願い致します。

回答No.1

marisuka · ベストアンサー

取り柄と特技と趣味とは、それぞれ違うものです。
取り柄って、くよくよしない性格とか、打たれ強さとか、寝たら忘れるとか、そういう性格的なもの。
特技は、○○ができる、得意だ、かなり上手だ、ということ。
趣味は、好きでずっと続けていること。

どれを知りたいのでしょうか。
これらは、違うものとして一旦は分けて考えて、のちのちになって一体となって「人生を楽しむためのツボ」として自分の中でよりどころとなってくれるものです。（いや、理想としてはね。）

で、思うに、まずは趣味からです。「好き」という気持ちがきっかけです。
趣味をつきつめていくことです。特技と言えるくらいに。

ただ、受け身的な趣味では、その発信源が途絶えると自分の趣味もなくなっちゃいます。たとえば音楽。聞くだけの趣味なら、そこから何も生まれませんよね。たとえばビートルズが好きだとして、全曲歌えるようになったとして、それから？　
アニメや鉄道が趣味という人が特別視されていたのは、その世界だけで自己完結してしまい、発展的なものがなかったからではないでしょうか。

昔話ですが、私の場合は文通でした。赤の他人と手紙を書き合うのです。私はその中で人生や青春や女性心理や男性心理や日本のいろんな地方の事情や、いろんなことを学びました。文章を読むのも書くのも苦でなくなり、漢字をたくさん覚え、やがて日本語で生計を立てるようになりました。日本語が趣味であり、特技であり、よりどころです。

今の若者が「うすっぺら」と言われるのは、そうした「とことん打ち込むもの」がないからでしょう。
こんな質問をするあなただから、考えることができると思います。今すぐでなくていいから、何かにとことん打ち込める人になってください。そんなヤツが魅力的な、かっこいいヤツだと思います。