英国経済史の勉強とお薦めの書籍

このQ&Aのポイント
  • 英国経済史を学ぶためのお薦めの書籍を教えてください。
  • 戦後の英国経済に興味があり、この部分を詳しく学ぶための推薦書を探しています。
  • 高校レベルの世界史と大学教養レベルの経済学の知識を持っています。おすすめのトピックに絞った読み物も歓迎です。
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英国経済史について

歴史の勉強が高じたのか経済にも興味があるのか、最近、経済史の勉強をしています。過去の教訓から今後のわが国の進むべき道(或は進んではいけない道)がおぼろけながら見えてくるのでは…という気がしているからです。 皆さんに質問なのですが、英国の経済史(産業革命から現代まで長いですが)、個人的には戦後の英国経済に興味があり、この部分を大きくつかめるお薦めの書籍はないでしょうか。 過去に読まれた本でも、教科書でも構いませんので推薦して頂けると幸いです。 当方、高校レベルの世界史に加えて大学教養レベルの経済学についての知識を持っています。 トピックを絞った読み物(例「サッチャー政権」)でも構いませんので、ご意見いただければと思います。

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  • TANUHACHI
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回答No.1

 こんばんは。企業勤務と大学で歴史学に携わる二足草鞋の者です。 イギリス経済史に関する書物でしたら、古典的な所で大塚久雄氏の『欧州経済史』(岩波書店)『近代欧州経済史入門』(岩波書店)『近代欧州経済史序説』(岩波書店)『国民経済-その歴史的考察』(講談社)『西洋経済史講座1~5』(岩波書店)『大塚久雄著作集3~5』(岩波書店)が必読書です。そして「経済史」的視点のみでは歴史の全体像を理解する事にはいささかの不足部分もありますので、同時に政治史や社会史的側面にも光をあてての考察も大切です。この意味で書店の店頭に山積みにされているペーパーバックの本はお薦めできません。殊に経済評論家と称する無責任な輩が思い付きで書いた投げ捨ての様な書籍は反って害悪となるだけであり、やはり難しくとも専門書に触れることが大切です。  また同時にヨーロッパ史として捉えることも大切ですので、ジョバンニ・アリギの『長い20世紀』トニー・ジャットの『ヨーロッパ戦後史 上・下』玉木俊明氏の『近代ヨーロッパの誕生』(講談社)川北稔氏の『イギリス近代史講義』(講談社)辺りをお奨めします。  高校の世界史程度や大学の教養課程の知識レベルでは少し難しいかと存じますが、読んでおいて後々の損はありません。また同時に岩波ブックレットの『イギリス教育改革の教訓』も現在の日本か抱える問題を考える上でとても参考になりますので一読をお奨めします。

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