細胞膜のくびれについての疑問

このQ&Aのポイント
  • 細胞膜のくびれは微小管で収縮環が縮むことで起こるという主張があるが、別の情報源では収縮環はアクチンフィラメントの束であり、ミオシンによって短縮されるとされている。
  • 細胞膜のくびれを作るための構造については複数の説があり、一つは微小管からなる収縮環が縮むことで起こるとする説、もう一つはアクチンフィラメントの束からなる収縮環が短縮されることで起こるとする説が存在する。
  • 細胞膜のくびれを作るための構造に関してはまだ解明されていない部分があり、微小管とアクチンフィラメントの両方が関与している可能性もある。研究が進めばより詳細なメカニズムが明らかになるかもしれない。
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細胞分裂における細胞膜のくびれについて

細胞分裂における細胞膜のくびれについて質問です。 ある本に、「細胞膜のくびれは微小管である収縮環が縮むことでおこる」・・・(1) ってかいてあったのですが、 ネットなでで調べると「収縮環は アクチンフィラメントの束で,これにミオシンが結合してアクチンフィラメントの滑りを起こ させ,結果として巾着の口を閉じるように短縮させ,ついには細胞をくびれ切るものと考え られている」・・・(2)って書いてありました。ちなみにURL→http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_1_kaitei/contents/bi-1/1-bu/1-3-1.htm (1)の文だと、収縮環は微小管からできていて、微小管はチューブリンっていうタンパク質 からできているのだから、(2)の文と矛盾していないですか? どちらが正しいのでしょう?

質問者が選んだベストアンサー

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  • suiran2
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回答No.1

歴史的に、昔は収縮環は微小管から形成されていると考えられていました。しかしながら今日では、収縮環は、微小管が誘導し形成するもので、収縮環自体はアクチンから成り、ミオシンIIが結合して収縮することによって細胞質分裂をおこさせていると考えられています。

ariel88
質問者

お礼

なるほど!!ようやく納得できました。 ありがとうございました。

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