解決済みの質問
ご親戚の方の術後のご心配お察し致します。
ご親戚の方は、舌癌に対しては外科的摘出術と同時にリンパ節廓清術を施行された後に、残存腫瘍(内頸動脈など脈管を巻き込んだ腫瘍は完璧に摘出できません)に対しては放射線外部照射(舌癌の組織型である扁平上皮癌は放射線に対して感受性が高い=効き易い)を受けられたとのことで、治療戦略としては完治を目指した治療です。それでも、再発や遠隔転移などの可能性はゼロではありません。
ステージ4bとのことですが、4bとは「全てのT/N3/M0」=(原発腫瘍の大きさや進展度に関わらず/最大径が6cmを超える所属リンパ節転移/遠隔転移は無い)または「T4b/全てのN/M0」=(咀嚼間隙、翼突板、または頭蓋底に浸潤する腫瘍および・または内頸動脈を包み込む腫瘍/所属リンパ節転移の有無に関わらず/遠隔転移は無い)といった術前の臨床所見です。
さらに、舌癌など口唇口腔癌は、病理所見の組織型(悪性腫瘍細胞の種類)の大半は扁平上皮癌ですが、分化度(=悪性腫瘍細胞の分化度=腫瘍細胞の分裂速度=悪性度)が予後に密接に関わってきます。もし未分化や低分化の高悪性度の病理診断結果であれば、術後5年間の定期検診を必ず受けられる他にも、何らかの異常を感じられたら外来受診するなど、日頃からのご注意が不可欠です。
ですので、術前の確定診断時または術中迅速病理診断時の「病理診断報告書」のコピーを主治医からもらい、上記の分化度をご確認してください。
ステージ4bの舌癌の5年生存率(術後5年間に再発しなければ、ほぼ寛解=完治と見なされます)は、治療を受けられた医療機関によっても異なりますが、約30%~50%でしょう。則ち、術後5年間のうちに再発する可能性は、約70%から50%です。
参考URL:http://cancerinfo.tri-kobe.org/pdq/summary/japanese-s.jsp?Pdq_ID=CDR0000062930#scrollTop
投稿日時 - 2011-09-30 15:32:58
0人が「このQ&Aが役に立った」と投票しています
OKWaveのオススメ
おすすめリンク