流通業の費用やエコの概念について

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  • ほとんどの流通業者が物流センターを通じて商品を納品しているが、センター費用が問題となっている。
  • 小売業では環境経営を掲げているが、外装不良品や賞味期限の過ぎた商品の取り扱いが課題となっている。
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流通業の費用やエコの概念について

私は食品関係を扱う卸売会社に勤務しております。 お得意先は、町の酒屋や駄菓子屋から地域に10~30店舗ほどあるチェーンストアなどがあります。 チェーンストア関係のお得意様はどこも物流業者に委託した物流センターなるものがあり、商品のほとんどがその物流センターに納品することになっております。 確かに物流センターに商品を納入すると、各店への配送などの煩雑な作業もなくなるので、納入業者にも利点はあります。 しかし、月末を迎え、納入金額について請求すると、「センター費用」としてお得意様の支払額が減額されます。月間、3~5千万円ほど売上があるお得意様だと、2百万円程度は相殺されてしまいます。 もちろん、お得意様と取引を開始する時に「センター費用」の一部を負担するという契約が為されていることと思います。また、そういった取引が流通業では慣習なのかもしれません。 しかし、実際は最終的なお客様に対しては、品物を安く提供できるものの、小売業のみが丸儲けをしており、納入業者(問屋やメーカー)がその分の利益を圧迫されているのが実情です。 このような取引は、独占禁止法などの不公正な取引とは見なされないのでしょうか? それと話は別次元ですが、小売業では、食品トレーの回収や牛乳パックの回収、はたまた「環境経営」を掲げているところが多いと思います。しかし、食品関係に限らず、納品後、外装段ボールの破れや商品の外装箱のヘコミや角潰れで返品される商品が多々あります。確かに外装は破損しているものの、中の商品そのものに穴が開いていたり、明らかに品質に問題があるケースは非常に少ないのが現状です。 そういった外観不良によって返品された商品は、運が良ければ、外観に拘らないお得意様がお買い上げいただいてくれるか、廉価で販売しております。それが出来ない場合は、メーカーに返品、返品が出来ない場合は自社で処分となります。いずれにしても廃棄されているのが実態です。 また賞味期限についても同様で、賞味期限の3分の1を超える商品を納品すると、お得意様が受け取ってくれないのが現状で、外観不良品と同様の末路をたどります。 低炭素社会の実現など叫ばれ、「エコ」とか「地球環境保護」が必須となっている現在、メーカーから消費者まで意識の変革が必要な気がしますが、そういう変化を小さいレベルからでも出来る方法はないでしょうか? 以上、大きく2点、ご教示いただければ幸いです。

質問者が選んだベストアンサー

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  • AkiraHari
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回答No.1

>月間、3~5千万円ほど売上があるお得意様だと、2百万円程度は相殺されてしまいます。 ずいぶん幅がありますね。センター1ヶ所への配達と数十店舗への配達の経費差ということで理解できます。金額が妥当かどうかはわかりません。センター費をもって小売業のみが丸儲けしているとは言えないと思います。小売業のみが丸儲けしているとおっしゃりたいのでしたら、もっとそれを納得させる事例をあげてください。 >納品後、外装段ボールの破れや商品の外装箱のヘコミや角潰れで返品される商品が多々あります。 正確には納品に対する検品時点での受け取り拒否だと思います。小売店側の取り扱いで生じたものを返品対象にしているのではないと思いますがいかがでしょうか。 これが返品されないとなると、配送時の雑な取り扱いにならないでしょうか。角がつぶれても納品できると品物を投げたりしませんか。箱どころか中身の容器がへこんでも品質に影響しない商品もあるでしょうが、乱暴な配送をされては困ります。歯止めとしては外装箱で判断するのはやむを得ないと思います。 >賞味期限の3分の1を超える商品を納品すると、お得意様が受け取ってくれない 店舗側でも販売までにある程度の期間は掛かります。消費者も購入後実際に消費するまである程度の期間はあります。製造から店舗に引き渡すまで賞味期限の3分の1というのは妥当と思います。賞味期限3ヶ月のものであれば1か月経過まではお店に納品できるとすれば十分でしょう。消費者側からすると賞味期限1年のもので製造後4ヶ月も過ぎたものが店舗にあっても納得しにくいです。 曲がったキュウリとか不揃いな桃とかも出回っています。特に農作物などは見た目は問わないという傾向も増えてきています。これは大事なことと思います。産地直送、地域産物との発想も増えてきています。流通業の方、卸売会社の方には辛いことかしれませんが中間を如何に省くかがポイントです。JAの直売場などは地元の農家が収穫したものをすぐに販売しているので品質も良く廉価です。一方生産者である農家も収入は良いです。配送も極端に短いので極めてエコです。

shiomachi
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 「丸儲け」という表現は誤解を招く表現であり適切ではありませんでした。 物流センターなるところにかかる費用は誰が負担するのが妥当なのか、誰が一番その恩恵に預かっているのか、流通業に限らず、政府や自治体のサービスの在り方などあらゆる面で必要とされるコストを誰がどの程度負担すべきか、ということに常に疑問を感じていたことからの質問です。 物流センターの費用を納入業者が負担する件につきましては、逆にその費用負担を拒否または減額をお客様に求めたら取引停止になることになります。ただでさえ利益が薄い中間流通業が成り立たなくなります。 外装箱の変形などによる受取拒否は慣例であることは承知しております。ただ、当社にある時は変形はなく物流センターに納められてからの変形となると、当方に責任があるのか物流センターに責任があるのか明確でなく、公正と言っていいのか疑問を持っております。私が破損しないよう梱包したものでも物流センターで破損扱いになるものもありますから。 賞味期限の3分の1ルールがおかしいと言っているのではなく、賞味期限の設定根拠や賞味期限の誤った解釈が多々あり、世界的に環境問題や温室効果ガス削減と言われる中、賞味期限と製造日を並記し、無駄をなくす社会の構築が必要だと考えています。もちろん私の会社では商品の鮮度管理はしており、ごく稀に事故が発生する程度です。 卸売会社などの中間物流業は何かとコスト高につながる印象があり、それを省くことがよいこととされているのが一般だと思っています。大手小売業ならばそれが可能であるとは思います。 しかし、地方都市の商店街や過疎地の商店など小規模な小売店は全く不要なら中間物流は必要ないと言えるかもしれません。しかし、実際は小さな商店と取引してくれるメーカーは皆無です。中間物流業者でも直接取引できるのは大手のみなのが実態です。大手小売業のみですべてのお客様が満足されるなら、卸売業はいらないでしょう。 また、生鮮食品と加工食品では商品の性格も違いますので、すべての食品を産直というのは難しい現実があります。 それら一方だけでなく多面的に考えて、環境問題も含めたよりよい物流環境は何なのかという疑問は耐えません。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • nana76
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回答No.2

1) 小売業のみが丸儲けとおっしゃる意味が全く分かりません。 センター費用については、物流業者に委託した物流センターであれば、当然センターの利用にかかる費用が発生します。 そのセンター費の一部・もしくは全額を納入業者が負担しているという事なのでしょうが、それを支払う事でどうして小売業者が丸儲けになるのでしょうか? 契約時にセンター費用の負担についての説明があったとしたら、当然納入額の決定はセンター費用も計算に入れてますよね? センター費用については、質問者様の会社だけではなく、そのセンターを利用する業者全てが一律で支払っていると思うので、センター費用を計算に入れて納入額を決定しても、その分他社より高くなるという理屈にはなりません。 実際のセンター費用がいくらなのか分かりませんので、偏った判断はできませんが、質問者様の言葉だけを見ると、独占禁止法などという言葉が出てくる意味が理解できませんでした。 (当然、質問者様の文章には書ききれなかった問題点があるのかもしれませんが。) 2) #1様の言う事が全てじゃないかな?と思います。 飲食店ならまだしも、小売業者であれば箱のへこみは致命的です。 とうぜん、気にしないで買っていくお客様もいるかもしれませんが、箱がへこんでいるものとへんこんでいないもの、両方が並んでいたらへこんでいない方を選びませんか? 見た目的な問題もあるかもしれませんが、何よりも「安心感」です。 中身が見えない分、箱がへこんでいるだけでも、「もしかしたら中身にも何か問題があるかも」と思います。 配送時に箱のへこみができてしまうんだとしたら、それは配送業者の問題になってくるので、ある程度の請求を行うべきかもしれません。 賞味期限については、「賞味期限」とうたっている以上、ある程度の期間に到達したら店側で排除しなくてはいけないと考えるのが普通です。 お店に届いて店頭に並べて、お客様が購入して実際に使用、使用終了。そこまででどの位の時間がかかるか分かりますか? お客様が購入してから使用終了するまでにどの位の時間を必要とするかは、そのお客様次第ですが、だからこそある一定の期間がある物を並べないといけません。 だから、賞味期限の1/3を超えた物は受け取らない。と決めているんでしょうね。 (そういった取り決めも、契約時にあったハズです。) 私が、小売業者の担当だったとしても受け取らないと思いますよ。 それよりも、賞味期限の1/3を超える商品を納品しようとすることにも、問題があるのではないでしょうか? 過剰な在庫を抱えすぎです。 (大きなお世話ですか?)

shiomachi
質問者

お礼

わざわざご回答ありがとうございます。 「丸儲け」の表現は不適切だったと思います。 回答者様は「契約」なる言葉ですべておっしゃりますが、それはルールなので現状、そのとおりにしております。 センター費用については、当然、納入業者全部が負担しております。かかる費用なので誰かが負担することは承知しており、もちろん納価に含まれております。でも、それで相当にぎりぎりな状態なのは事実です。 現状の消費者が求める価格は、本来あるべき商売の姿を越えているような状態になりつつあるのはご理解いただければ幸いです。 小売業も四苦八苦しているのは事実であり、その間の中間流通業者はもっと苦しい状況です。さらにそれらかかるコストは最終的にはメーカーが割戻しなどのかたちで負担しているのは事実です。納入単価が著しく低く継続的であれば、公正取引委員会の調査対象になることは存じています。しかしリベートなどを含めた賞味単価で該当しなければ問題ないことも存じております。 私が思った趣旨は、現在の日本人の様々なコスト負担を誰が負うべきか、という問題意識からのものです。 賞味期限や外観不良の問題を申しますと、賞味期限ありきで人間が食べられるものかどうかを判断する能力が低下しているのではないか、また賞味期限到達=もう食べられないという誤解があることに疑問を持ったことからです。 外観不良による返品は、当社から出荷された後のことが問題だと認識しております。特に「物流センター」での商品の取り扱いです。箱潰れなどないよう細心の注意で物流センターに納品したにも関わらず、数日後に箱潰れで返品されることです。責任の所在がはっきりしない中、一方的に返品という方法が当たり前にされている状況は異常だと思ったのです。 まずは私の常識は逸脱したものだと理解できました。 ご回答ありがとうございました。

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