解決済みの質問
私の印象ではおおよそ洋画の方が優れていて、邦画はたいしたことがないという感じがしていますが、
皆さんはどう思いますか?
確かに日本のアニメ映画などは優れていると思いますし、FFのCG映画などは見たことないけど、多分すごいと思います。
ただ、一般に日本映画のほうが予算が低そうですし、そのため内容も洋画に負けてしまっているのだと思います。
また映画史的には、日本国内における洋画と邦画の勢力図見たいのはどのように変遷してきているのでしょうか?
よろしくおねがい致します。
投稿日時 - 2003-10-19 15:51:56
質を問う上で「洋画と邦画」という分け方に問題があると思います。その分け方は「宮城TV」と「フジTV」を比較して宮城TVはおもしろくないと言っているようなものです。ざっくり言うと世界的には「ハリウッド」と「その他」があるという図式になります。TVでいうとキー局と地方局ですね。TVが全国マーケットと1県マーケットの違いなのと同様ハリウッドとその他は世界マーケットと1国マーケットの違いがあります。ようは世界中から金を回収できるか1国からしか回収できないかのマーケットの大きさの違いです。
さて、金がなくてもいい映画ができるというのは可能性としては事実ですが、確率が違います。金があるという事はイコール人材も確保されていることを意味します。ハリウッドが何も考えてないという前提であれば日本がよーく考えればハリウッドを越える映画を作れますが、ハリウッドだって大量の人材が映画作りに励んでいますから、人材の豊富なハリウッドの方がいい映画を作る可能性が高いでしょう。「ハリウッド映画はくだらない」という意見は昔からありますが、それは「わざと」そうしているわけです。世界マーケットとは最大公約数に受けるひつようがあるからです。つまり日本映画がハリウッド映画に勝る点はこの一点にあり、つまり日本人にしか楽しめない映画があるという事です。この点で日本映画の存在意義はあるし、(日本人限定で)ハリウッド映画に勝てるわけです。そしてこれは各国状況は同様でアメリカ人にしか楽しめない映画もフランス人にしか楽しめない映画も存在していてそもそもそういう映画は日本に入ってこないわけです。同様に日本人にしかわからない映画はアメリカに輸出されません。だから世界マーケット用のハリウッド映画だけを見てアメリカ人はあほやというのは安易でしょう。そういう前提でもちろん何事にも例外はあって一国マーケットの作品が世界に受ける例があります。それが日本では宮崎や黒澤でアメリカではバッファロー66とかタランティーノの初期作品だったのではないでしょうか。
さて、国内の洋画邦画の勢力図は基本的に大体常に半々ぐらいだったと記憶しております。しかし、洋画邦画の勢力以前に洋邦問わず映画人口が大きく増減したと言う歴史の方が重要でしょう。映画館の人口は映画発明以来爆発的に増加し(これは世界的に同様)1960年にピークの12億人に達して、その後減少し、80年代に1億2千万人(1/10)にまで減少し現在までその数で横ばいを続けています。つまり日本映画が隆盛だった1960年はハリウッド映画も同様に隆盛だった。ということです。
投稿日時 - 2003-10-19 16:24:34
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