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抗がん剤について・・。

抗がん剤は、ほとんど効果がなく、もしくは、ほんの少しだけ延命されるだけ・・・と酷評する人が いますが、実際の所、どうなんでしょうか? 日本は、必要以上に抗がん剤を使いすぎ、と言う話も ありますが。 結局の所、医者は、抗がん剤投与を勧めれば、医療報酬が増える事になります。 抗がん剤は、たとえ副作用に苦しんで、わずかな効果しかなかったにしても、「積極的に生きる証」と して、受け入れるべきなのでしょうか? 私は、癌では、ないのですが、親戚の人(五十歳代)が、2人続けて抗がん剤に苦しみながら なくなったので、色々と考えています。

  • mkot
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  • rokutaro36
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回答No.2

単純には言えません。 抗がん剤を酷評する医師もいますが、 臨床上、有効性も確認されています。 ただし、普通の薬とは、有効性の意味合いがかなり違うので、 そのニュアンスの違いが、論争の元になっている面があると 思っています。 抗がん剤は延命だけ…… とは、言えません。 抗がん剤で、劇的に効く例もあるのです。 一方、副作用が強くて、死亡する方もいるのも事実。 このあたりの論争は、肺がん治療薬のイレッサを見ていると よく分ります。 この薬は、劇的に効いて、がんが消失した人もいます。 一方では、副作用の為に亡くなった方も多くいます。 (間質性肺炎という特別な肺炎を起こすので、他の抗がん剤の 副作用に比べると、副作用による死亡と断定するのが簡単なのです) 効果があったのも事実、死亡したのも事実。 単純に、こうだとは言えないのですよ。 >抗がん剤投与を勧めれば、医療報酬が増える事になります。 抗がん剤を使うのは、ほとんどが中堅クラス以上の病院で、 その勤務医です。 なので、抗がん剤を使ったからといって、自分の給料が 増えることもありません。 そんな計算で抗がん剤を使う医師は、極めて少数派だと思います。 病院が、薬で儲けるという時代は、終わっていると思って良いですよ。 抗がん剤の有効性は、3割だと考えてください。 残りの7割は効きません。副作用があるだけです。 例えば、全員死亡すると仮定するならば、 (実際には、全員死亡と言うことはありません) 7割の人は、副作用で死期が早まったのではないか? という疑問が、当然出てきます。 3割の人は、抗がん剤を投与しなくても、長生きしたのではないか? という疑問も当然出てきます。 でも、これを正しく検証する方法は…… がんと診断されても、何もしない人と比べなければなりません。 つまり、現実には、検証のしようがないのですよ。 よく言われることですが…… 抗がん剤を使っても、70%の人が死亡する。 抗がん剤を使わなくても、75%の人が死亡する。 ならば、使わなくても大差ないのではないか。 副作用に苦しむことを考えれば、無駄ではないか。 という意見も、よく出てきます。 でも、逆の数字を見てください。 抗がん剤を使えば、30%の方が助かる。 抗がん剤を使わなければ、25%の人が助かる。 抗がん剤を使うことで、2割も多く人の命が救える…… と、見ることも可能なのです。 日本における癌の抗がん剤療法の問題点は、 抗がん剤の専門医が余りにも少なすぎるということなのですよ。 https://www.conference.jp/jsmo_asp/memberList/Meibo_Senmoni_Data.pdf 日本のがん患者の数は、年間150万人とも170万人とも言われています が、そのうち、何人が、抗がん剤治療を受けているのかもわかりません。 なぜなら、日本には、がん患者登録制度がないので、 正確な患者数も、治療状況もわからないのです。 専門医の数が足りないのですよ。 いずれにしても、一般論は、治療法法を評価するには有効ですが、 患者個々の問題では、無意味です。 有効率が30%でも、死亡した人にとっては0%。 助かった人にとっては100%なのです。 こういう問題は、平均の数字ではなく、 患者個々の選択の問題なのです。

mkot
質問者

お礼

丁重な、ご回答ありがとうございました。 母を、子宮体がんで亡くしました。 診察をしたときは、ステージ4との事でした。 医者は、このまま何もしないでいるか、抗がん剤治療をするかの、選択肢を、用意しました。 今の病状での、抗がん剤の有効性を説明してくれましたが、じっと死を待つのも耐えがたいから、 少しでも、延命効果があるならと、抗がん剤治療を選択しましたが、結果的には、医者が、最初に宣告した 余命と変わらなかった感じです。 でも、今、落ち着いて振り返ってみると、気持ち的に、何もしないより「病魔と闘った」証は、無駄では なかったと思っています。

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  • wavekazu
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回答No.3

現状の医学の中での薬理効果というのは直接的にガン細胞に働きかけ奏功の度合いを言っています。 そこで、 直接ガン細胞に働きかける抗ガン剤治療に奏効率という考え方があります。(抗ガン剤としての認可に必要とされているのです。) 奏効(効き目が現れる)とは、 (1)画像診断でガンの面積が1/2以下に縮小すること。画像上消失すればCR(完全寛解)、消失しないPR(部分寛解)、 (2)その状態が1ヶ月以上続くこと。 (1)(2)で、その治療は奏効したことになるのです。 その後、急速に悪化して死亡しても、この抗ガン剤は奏効と判断されるのです。 認可からみた“ガン”治療による有効・無効の判定。 A) 抗ガン剤治療を行い、ガンは1/2以下に縮小した。しかし、2ヶ月後にガンは増大して、患者は死亡した場合。 B) 一方、サプリメントなどでガンは大きくもならず、小さくもならず3年経過、患者は3年間自宅で好きに過ごせた場合。 この二つの場合、 A) ガン剤による治療が奏効したこととなるのでガン治療は有効となります。 B) ガン剤としての治療として無効となるのです。 患者・家族の立場で考えると、B)を望むと思いますが、奏効率をもって抗ガン剤の立場で考えるとA)となるのです。 その“ガン”の患者50%で、腫瘍が半分以下になる状態が、1ヶ月以上続いたというだけで、副作用がどうであったか、生存期間がどうであったかは、全く無関係なのです。 奏効率と生存期間は無関係で有効と判定されるのが抗ガン剤治療の現状なのです。 (1)「この抗ガン剤治療を受けたら、吐き気や脱毛などの苦しい副作用はあるけれど、50%の患者さんで奏効してガンが小さくなります。」 (2)「もはや手術は出来ないので、やるとすれば抗がん剤治療しかありません。50%の患者さんで一時的にガンが小さくなることは認められているのですが、生存期間に関してはほとんど変わりないか、延びても2~3ヶ月です。また治療に伴って吐き気や脱毛などの苦しい副作用が生じます。」 この(1)(2)の二つの説明は、同じことなのです。 患者は、(1)の場合は「やります」と、返事するでしょう。しかし、(2)の場合は、「止めてください」と、返事するのではないでしょうか。 (1)は、“ガン”、(2)は、「患者」の立場で伝えているのです。 そして(1)の伝え方で、抗ガン剤治療が行われているのが現状なのです。 また、このような場合です。 抗ガン剤以外の他の治療、サプリメントなどの場合、5人で奏効率80%、しかも生存期間5年で副作用なしの結果が得られたとしても、「エビデンスなし」の場合は、非科学的とされるのです。 エビデンスは、患者の個性を無視します。将来可能性があっても、医師が知らない分野は非科学的と無視します。権威あるガン専門病院ほど、エビデンス至上主義が現状なのです。 現状の医学は、患者ではなく“ガン”に直接抗ガン剤が「奏効」することのみを対象として「エビデンス」を根拠としている限り医学的には認めないのです。 患者中心に考えた時には代替医療を効果的に摂り入れ考える時代に来ているのではないでしょうか。 生体が持つ治癒力を高め、ガン細胞を抑制し、修復できる体内環境をつくる考え方はいかがですか。  “ガン”の根本原因は、ガン細胞の増殖を許す体内環境にあります。 具体的な要因は、 (1)細胞を酸化損傷する過剰な活性酸素、 (2)活性酸素を除去する抗酸化力の低下 (3)ガン化した細胞を取り除けなくなった白血球“治癒力”の活性の低下 (4)それを招いた不健康な血液とその循環の悪化 (5)血液を不健康にして過剰な活性酸素を生み出す生活習慣、食習慣と運動不足 と、言われています。 ガンに向かうとき、このような観点から考えてみませんか。

  • at-navy
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回答No.1

抗がん剤は癌を治すためのものではなく『癌の進行を遅くする』ためのものだと思います。 私は今年1月に父を癌で亡くしました。すい臓癌でしたが、見つかったときには腹膜に転移していて抗がん剤しか治療ができませんでした。 私は父の癌の診察に付き添いをしていましたが、医師は抗がん剤を『癌の進行を遅くするのが目標』と説明していました。 実際父の使っていた抗がん剤のことを薬剤師の叔父に聞きましたが、その抗がん剤を使っていて延命の効果がみられたのはわずか10%だそうです。 抗がん剤と聞くと、癌を治してくれると普通は思いますが、やっぱり『延命に効果があればラッキー』くらいのものだと私は思います。効果があれば一番いいことだとも思います。 ここまで割りきるまで半年以上かかりました。 父を亡くした直後は、抗がん剤治療しかしなかった医師をとても恨んだものです。 でも今、父の癌を調べると、やっぱり抗がん剤しかなかったし、抗がん剤治療を受けることで、父も癌を治そうという気力ももてたのではと思っています。 癌は本当に怖くて嫌な病気ですね。ご親戚を続けて亡くされて思うことも多いと思います。 スッキリと解決されることを願っていますり

mkot
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 すい臓癌は、癌の中でも難しい部類に入っているみたいですね。 肉親が癌を宣告されると、とてもやりきれない、思いにかられます。 医者は、同じパターンを口癖のように 繰り返します。 「もっと早く発見できていたら・・」と。 でも、子宮体がんなら、子宮の組織を取って検査したり、大腸癌なら、大腸内視鏡で検査したり、 胃カメラを飲んだりと、こんな事を、癌予防として、毎年行っている人は、少数ではないでしょうか? 確かに、乳がん検査は、簡単ですが・・・。 結局の所、癌にかかるか否かは、運命的なものでしょうか? ちょっと体調が悪くなって検診を受けるまでは、普通に元気で暮らしていたのに、いきなり、「余命・・数ヶ月」 なんて、簡単には、本人も家族も受け入れられないですよね。

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