集積点の定義とは?

このQ&Aのポイント
  • 集積点の定義について説明します。
  • 集積点は、距離空間Xの部分集合Aの点aで、A-{a}の閉包に含まれる点です。
  • 疑問がある点について解説します。
回答を見る
  • ベストアンサー

集積点の定義について

松坂和夫先生の解析入門3(岩波書店、ラングの本とは別)を読んでいます。 P63に集積点の定義があります。 Xを距離空間とし、AをXの部分集合とする。Xの点aがA-{a}の触点であるとき、すなわち、 a∈(A-{a})の閉包 が成り立つとき、aはAの集積点とよばれる。 となっています。 閉包の定義ですが、同書P53に 定義 Aの内点または境界点である点を触点といい、Aの触点全部の集合をAの閉包という。 とあります。 ここからが疑問ですが、 上の定義によれば(A-{a})の閉包というのはA-{a}の内点または境界点ということになります。 ところが、aはA-{a}の内点ではありません。なぜなら、もしaがA-{a}の内点であるとすると、あるr>0に対して、r近傍Bは、 B(a;r)⊂A-{a}となりますが、右辺はaを含みませんので成り立ちません。 すると(A-{a})の閉包というのは、境界点のみを含むとなってしまいますが、私の推論は正しいでしょうか。「(A-{a})というのは、境界点のみの集合」とはじめから言えばいいことのように思えるのです。精査よろしくお願いいたします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
noname#133363
noname#133363
回答No.1

もしかして、聞きたいことは「aはAの集積点⇔aはA-{a}の境界点?」ですか。

skylark
質問者

補足

その通りです。質問が回りくどくてすみませんでした。

その他の回答 (1)

noname#133363
noname#133363
回答No.2

質問が回答1の意味なら、答えはyesです。 理由はあなたが考えてるとおり、A-{a}の閉包はA-{a}の内部と境界の直和であり、aがA-{a}の内点ではありえないこと、です。

skylark
質問者

お礼

これで気持ちがすっきりしました。どうもありがとうございました。

関連するQ&A

  • 閉包と集積点と内部

    閉包と集積点と内部(及び境界)の関係を、初心者でもわかるように教えていただけないでしょうか。特に、それらが集合において何を意味しているのかを教えていただけないでしょうか。 閉包A ̄は、 任意のxの近傍V(x)において、V(x)∩A≠φ(φは空集合)であるxの集合 集積点a(A)は、 T∩(A-{x})≠φとなるxの集合 (Aの相違な元列が1点Pに近づくときのPのこと…?) 内部i(A)は、 Aに含まれる位相空間(X,τ)の開集合全体の和集合である。i(A)={a∈A:V(a)⊂Aとなる近傍V(a)が存在する}

  • 集積点の集合(導集合)の問題

    集積点の集合(導集合)の問題 固有名詞を出して恐縮ですが、「微分積分学 I、II」(三村征雄、岩波全書)で集積点の所を勉強しています。 同書(I、p74)に於ける集積点の定義は次の通りです。 Aを距離空間Xの部分集合とするとき、1点pの任意のε-近傍V(p、ε)が少なくとも1つpと異なるAの点を含むならば、すなわち、pからεより近いところにpと異なるAの点が存在するならば,pはAの集積点であるといい、Aの集積点全体の集合をA^aで表す。A^aはAの導集合と呼ばれる。 この定義のあとにいくつかの例題があります。 (1) A={1/n},n∈N とすれば、A^a={0}、すなわちこの場合、集積点は0ただ1点である。 (2) R(実数)において、 i)Iを閉区間[a,b] とすれば、I^a=I (skylark 注:この行の二つのaは互いに無関係です) ii)Iを開区間(a,b)とすれば、I^a=[a,b] 「これらのことは図によって容易に確かめることができる」書いてあります。実際、図をかいてみるとすぐ分かることなのですが、式でも確かめてみようとしました。 ところが、これがなかなかの苦戦。上の定義から2~3行で証明できると高をくくっていたのですが、うまくいきません。自分が発見できないだけなのでしょうが。簡単に証明する方法がありましたら教えてください。よろしくお願いいたします。 ちなみに、私の解答は次の通りです。 (1) の解答 p∈Rとして、∀ε>0 をとり、近傍V(p,ε)を考える。 (1) p=0 のとき もしε>1ならば、近傍V(0,ε)はAの元をすべて含むので、ε≦1と考えてよい。逆数をとって 1/ε≧1となる。このとき 1/ε<No となるような或る自然数Noが存在するので ε>1/No d(0,1/No)=1/No<εすなわち1/No∈V(0,ε) ∴p=0はAの集積点。 あとは、 p<0, 0<p<1、1≦pで場合分けをする (1) p<0 のとき d(p,0)=-p>ε>0 であるεをとり、近傍V(p,ε)を考える。 p-ε<p<p+ε<0 となるのでどのようなAの元もV(p,ε)に属さない。よって p<0 はAの集積点ではない。 (2) 0<p<1 のとき 1/p>1だから∃Noがあって No≦1/p<No+1 ゆえに1/(No+1)<p≦1/No そこでmin(d(p,1/No),d(p,1/(No+1))=εoとし εo>ε>0なるεをとると、V(p,ε) はAの元を含まない。よって 0<p<1 はAの集積点ではない (3) 1≦pの場合 (1)とほぼ同様にしてできる。 (2) も(1) と同様の考え方でできる。 ここまで書いてくると、木を見て森を見ず の感が強いのですが、もっとよい手法がありましたらよろしくお願い申し上げます。

  • 稠密について、集積点(触点)、閉包って何ですか?

    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14133159999 上記URLのベストアンサーの回答より下記引用します。 ーーーー引用しますーーーー  (3)稠密  集合Pの集積点(触点)をすべて付加した集合をPの閉包とい  う。Pバーであらわす。稠密とは、P⊂Q,Pバー⊃Qのとき、P  はQで稠密であるという。 ーーーー引用終わりーーーー 1がある。 1の次のものがあって、それは2である。 2の次のものがあって、それは3である。 3の次のものがあって、それは4である。 4の次のものがあって、それは5である。 5の次のものはない。 集合Q Q={1,2,3,4,5} 集合P P={2,4} 集合R R={2,3} PはQで稠密でない。だって、間があるから。間は3です。 RはQで稠密である。だって、間がないから。 とするとき、集積点(触点)や閉包が分からないです。 集積点(触点)や閉包はどうなりますか? Pの要素の2のQでの両隣の要素は集積点(触点)で1と3。 Pの要素の4のQでの両隣の要素は集積点(触点)で3と5 Pの閉包をPバーと呼ぶ。 Pバー={1,3,5} Pバー={1,3,5}⊅Q={1,2,3,4,5}   Qの要素の2と4が余るのでQはPバーに含まれない。 P={2,4}⊂Q={1,2,3,4,5}     Pの要素が余らないのでPはQに含まれる。 PはQで稠密でない。 間があるから。 Rの要素2のQでの両隣の要素は集積点(触点)で1と3。 Rの要素3のQでの両隣の要素は集積点(触点)で2と4。 Rの閉包をRバーと呼ぶ。 Rバー={1,2,3,4} Rバー={1,2,3,4}⊅Q={1,2,3,4,5}  Qの要素の5が余るのでQはRバーに含まれない。 R={2,3}⊂Q={1,2,3,4,5}     Rの要素が余らないのでRはQに含まれる。 RはQで稠密でない。 間が無いから。 稠密であることと間が無いことが合致してほしいのだが、すっき りしないです。 ⊂と⊆は同じ意味とする。 ⊂と⊊は違う意味とする。 ⊂は部分集合の意味とする。 ⊆は部分集合の意味とする。 ⊊は真部分集合の意味とする。 ⊄と⊈は同じ含まれない、真部分集合でなく、かつ、部分集合で もない。という意味とする。 稠密について、集積点(触点)、閉包って何ですか? 分数をたくさん用意しないとうまくいかないのではなかろうか? 分数をたくさん用意しても、間があるのを言うのは簡単そう。間 は1/2ですって言えそう。 分数をたくさん用意すると、間がないのを言うのは難しそう。ぜ んぶそろってるのかな?

  • 境界点について

    S={x:xは有理数で、0<x<1}とするとき、Sの境界点の集合と集積点の集合を求めよという問題で、答えは、Sの境界点からなる集合={x:0≦x≦1}、Sの集積点からなる集合=Sとなる理由がわかりません。 僕は、Sの境界点からなる集合は{0、1}と思い、例えば、x=1/2のときはSの内点になってしまい、{x:0≦x≦1}ではだめな気がします。 また、Sの集積点からなる集合={x:0≦x≦1}でもいいきがします。 よろしくおねがいします。

  • 集積点について教えて下さい。

    集積点であるとは、aのどんな近くにも集合Aの或る点が無数に存在することである。 ということですが、 例えば、実数はだと全て数において、集積点に属し、 整数は全て孤立点に属すると思うのですが、合っていますでしょうか? このように全ての点が集積点或いは孤立点であるという例は思いつくのですが、 いくつかの点が集積点でいくつかの点が孤立点という例が思いつきません。 どなたか教えて頂けないでしょうか?

  • 数学の記号&定義の意味

    数学の記号や定義の意味について、 分からない、もしくは、分かりにくいので教えてください。 1)n次元Euclid空間(定義) 2)線形空間(1に付随して) 3)内積空間(1・2に付随して) 4)座標ベクトル(1-3に付随して) 5)∀(記号) 6)ヨ(記号) 7)『→』と『|→』の違い(記号) 8)近傍(意味or定義) 9)『開集合』と『閉集合』(定義) 10)『⊂』と『∈』の違い(記号) 11)So:内点(internal point)(定義) 12)∂S:境界点(foundary point)(定義) 13)S ̄:閉包(closure)(定義)【Sバー】 ・まずは、感覚的にとらえたいです。 ・分かりやすいホームページなどを知っていたらお願いします。 ・分かる部分だけでもイイので、お願いします。 よろしくお願いします。

  • (X,U)を位相空間,A⊂Xとします.

    (X,U)を位相空間,A⊂Xとします. このとき, 「Aが閉集合 ⇒ A=A'」 の証明が分かりません. A'はAの閉包(A∪{Aの集積点})です. {Aの集積点}∩Aの補集合≠Φ になることを示せばいけそうなのですが出来ません.Aの補集合の元はAの集積点でないことを背理法示そうと思ったのですが上手くいきませんでした.また,Aが閉集合だという条件もどこで使えばいいのか….そもそも証明の仕方が違うのでしょうか? よろしくお願いいたします.

  • 点とは・・・

    x,y,z=(0,0,0)(=点P)とは開集合でしょうか閉集合でしょうかそれともどちらでもないのでしょうか?? 自分的には点Pは範囲内でそのε近傍は範囲外なので 閉集合だとは思うのですがいかがでしょうか??

  • 何が箱位相と直積位相でのR^ωのR^∞の閉包か?

    R^∞はR^ω(R^ωはRの可算個の直積集合)の部分集合でやがて0になる数列{x_n}(有限個の項は非零)全体からなる集合とする時,何が箱位相と直積位相でのR^ωのR^∞の閉包か? 正解はR^∞ の箱位相と直積位相における閉包を夫々A,Bとすると A=R^∞,B=R^ωのようです。 R^ωの直積位相T_pはTをRの通常の位相とすると S:=∪[λ∈Λ]{π_λ^-1(U_λ);U_λ∈T} (Λは可算な添数集合,π_λは射影) とするとこのSはR^ω上の準開基をなし, B:={∩[s∈S']s;S'⊂S,S'は有限集合}はR^ω上の開基をなし、 これから生成される位相T_pは T_p:={∪B';B'⊂B}(={∪[b∈B']b;B'⊂B}の意味)と書ける。 箱位相T_bの定義は B:={Π[λ∈Λ]U_λ;U_λ∈T}と置くとT_b:={∪[b∈B']b;B'⊂B} それでT_p⊂T_bの関係になっていると思います。 ヒントは ∀x=(x_1,x_2,…)∈(R^∞)^cを取り, ε_i=|x_i|/2 (x_i≠0の時),∞(x_i=0の時) とすると V=(-ε_1,ε1)×(-ε_2,ε_2)×… はxの箱位相における近傍でR^∞∩V=φ よってA=R^∞. となっています。∀x=(x_1,x_2,…)が(R^∞)^cの内点になっているのでA=R^∞という事なんでしょうが (0,0,…)はR^∞の元になっていてVの元にもなっていますよね。 したがってR^∞∩V=φは言えないと思うのですが…。 後半についてのヒントは ∀x=(x_1,x_2,…)∈R^ωを取ると直積位相におけるxの任意の近傍Vを取ると ある自然数nに対し,{x_1}×{x_2}×…×{x_n}×R^ω⊂Vで R^∞∩{x_1}×{x_2}×…×{x_n}×R^ω≠φなのでR^∞∩V≠φである。 よってB=R^ω となっているのですがこれも同様に∀x=(x_1,x_2,…)∈R^ωがR^∞の内点かもしくは境界点になっているのでB=R^ωとなるんだと思います。 xの任意の近傍Vはx∈V∈T_pと書けますよね。 それが{x_1}×{x_2}×…×{x_n}×R^ω⊂Vとどうしてなるのか分かりません もしV=(-|x_1|-1,|x_1|+1)×(-|x_2|-1,|x_2|+1)×(-|x_3|-1,|x_3|+1)×… とずっとなっている場合は,{x_1}×{x_2}×…×{x_n}×R^ω⊂Vと言えませんよね。 どのように解釈したらいいのでしょうか?

  • 位相空間における集積点

    U(n)={n∈N|n,n+1,n+2,…} O={Φ}∪{U(n)} と与えられています。(N:自然数、Φ:空集合) (N,O):位相空間におけるA={1,3,5,7,9}の集積点を求める問題で、質問があります。 私が解いた結果、集積点は 1,2,3,4,5,6,7,8 だなって思ったんです。(これあってますよね??) で、問題はその後なんですけど、9以上の自然数が集積点でないことを示した方がいいですよね。その場合、 9≦x∈N については、  x∈U(n)となるU(n)は 1≦n≦x だが、  U(i)∩A=Φ (for i≧9, i∈N) したがって9以上の自然数は集積点ではない。 っていう証明で、示せてますか??なんか論理的じゃない気がして…。アドバイスしてもらえませんか。よろしくお願いします。