複数のHDDでページファイルがストライピング?

質問

Wikipediaの「仮想記憶」に「ページファイルはストライピングが行われるので複数のハードディスクドライブに小分けにしてページファイルを作成すると、ページング速度が向上する」とありました。

複数のドライブにページファイルがある場合は、ドライブレターの若い方から使用されていくものだと考えていたので、以下のように設定していました。

ケース1
ページファイルが4GBでは足りないが、ノートなのでHDDは増設できず、同じHDDの違うパーティションに2つのページファイルを作成した。
しかし、4GBで足りなくなることは希なので、頻繁に使用されるであろう1つめの4GBをディスクの外周のパーティションに作成し、使用頻度の低い2つめの4GBをディスクの内周のパーティションに作成した。

ケース2
RAMを4GB積んでいるが、ビデオメモリのためRAMが2.5GBしか認識されていないので、GavotteでRAMDiskを作成し、認識されていない領域に1.5GBのページファイルを置いた。
RAM+ページファイルが4GBでは足りなくなることがあるため、ケース1同様、外周のパーティションに4GBのページファイルを作成し、RAMDisk内のページファイルをすべて使用したら、外周のHDDのページファイルを使用することを期待。
さらに、同じHDD内の内周のパーティションにもう一つの4GBのページファイルを作成して、不足に備えている。

しかしWikipediaの内容が事実なら、上記のケースはかなりパフォーマンスを落としていることになりそうです。

ケース1の場合はRAMDiskとHDDがストライピングされ、実質HDDの速度でしか動作しません。

ケース2の場合は同じディスクの違う場所のデータに交互にアクセスし、シークが頻繁に発生しそうです。

質問

A. Wikipediaの記事は事実でしょうか?
このことに関して出典も書いてありませんでしたし、他にこのような記事は見つけられませんでした。

B. Aが事実なら、複数のページファイルをストライピングしないで使う方法はないのでしょうか。

C. おそらくBは無理でしょうから、上記のケース1と2で何か改善策がありましたら教えてください。

ケース1ではノートで4GBのメモリを積んでいますが、HDDは増設できず、やはり物理RAM+ページファイル≧12288になるようにしたいです。
ケース2では認識されない1.5GBの領域をうまく使いつつ、物理RAM+ページファイル≧12288になるようにしたいです。

どちらのケースもWindows XP SP3 32bitです。
64bitでは1パーティションで4GB以上のページファイルが設定できるそうですが、ドライバがないためそちらは断念しています。

ちなみに、絶対的な物理メモリ不足については、あまり問題になっていないです。
(ほとんどのメモリはスワップアウトして放置)

回答No.2

0909union · ベストアンサー

たぶん、質問者は、仮想メモリーと、ページングの話をごっちゃにしているのだろう。

ケース１、２とも、その「仮想記憶」の項目には記載されていない。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%AE%E6%83%B3%E8%A8%98%E6%86%B6#.E3.83.9A.E3.83.BC.E3.82.B8.E3.83.B3.E3.82.B0

質問者が勝手に、ページングファイルを分散した場合の例題をあげているだけ。

問題の箇所は「ページファイルのフラグメンテーション」と言うタイトルにて
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%B0%E6%96%B9%E5%BC%8F

「ページファイルが先頭から順にシーケンシャルにアクセスされることはないから」

と言うページングの基本的な動作を挙げて、UNIX系のOSに標準的に行っている、特殊なパーテェーションを仮想記憶に割り当てることによる、ストライピング動作を言っている。ここで言う所のストライピングは、

http://e-words.jp/w/E382B9E38388E383A9E382A4E38394E383B3E382B0.html

で言っているストライピングとはちょっと違う。もしかしたら、このURLの事を執筆者はいっているかもしれないが、ページングされた情報にアクセスする時はランダムアクセスなので、当然検索対象は複数の違うHDDにかかれいるほうが、早くアクセスできる。

よく似ているのが、ゴミ箱で、複数のディスクを１つのゴミ箱として管理されているので、一つのディスクにはゴミ箱として使用しない設定にしても、そのディスクのファイルがゴミ箱に入らない事はない。

ページングも同じ。いくつのかのディスクに確保しても（仮想メモリとして）、システムから見ると一つのページング先として使われるので、いくつかのディスクに分散されて入る事になる（UNIX系だとテンポラリーフォルダーも、特殊に別パーティーションが使われる）。

これをストライピングと言えば、そうだし、そうでないといえば、そうではない。

Vista以降のWindowsだともっと複雑になり、かならずしも仮想記憶を最適化しても、影響されない。それはスーパープレフェッチと言う機能。この機能は起動速度に効果がある機能だが、それに合わせて、仮想記憶とページング機能が改善されている。
http://vista-review.seesaa.net/category/2731691-13.html
（結構ただしく記載されている）

ちなみに、Vista以前だと当然、ページング機能が最適化されていないので（しかも４GB以内しか作れない）、制限によりそれを超えてのページング機能もない。

＞B. Aが事実なら、複数の

単に早いディスク（RAMディスク）だけを指定するだけ。結局XPだと最適化さていないので、ストライピング効果されていない。

（またまた、ちなみにUNIX系で、どのスワップファイルがどれだけ使われているか出てくるので見ると、ちゃんとまんべんなくスワップファイル又は領域が使われている。先頭から使われているのなら、一つのスワップファイルは使われていない事になる）

お礼

Wikipediaで言っているストライピングがRAID0のようなものでないのなら、Aは事実ではあるものの私の解釈間違いですから、BとCは必要ないことになります。

しかし、先頭から使用されていくことはないということなので、外周のパーティションと内周のパーティションに分ける意味はないようなので、4GBのページファイル2つを外周の連続したパーティションに置きたいと思います。

ありがとうございました。

回答No.1

486HA

:>A. Wikipediaの記事は事実でしょうか?
Wikipediaの記事の真贋については、ここではなくてWikipediaに問い合わせるのが筋です。
「この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。」と、断り書きがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%82%B8

　ページ・ファイル設定の基本
１、最も高速なハード・ディスク上に作成する。
２、一台のハード・ディスクに複数のパーティションを切ってある場合は、最も高速なパーティション上に作成する。
３、RAMが十分に搭載してい有るPCでは過大なページ・ファイルを作成して無無駄である。
４、複数のパーティションい分散して作成するのはナンセンス以外の何物でもない。

お礼

回答ありがとうございます。

1. ノートなのでハードディスクは1台です。
2. 1つめはブートパーティションを除いて、最も外周に置いてあります。
3. RAMは4GB以上搭載できません。RAMが12GB以上搭載できるならページファイルを作成しようとは思いません。
4. 4GB以上のページファイルが作成できるなら最初からやっています。