不動態？？

質問

こんばんわｍ(＿＿)ｍ

すみません、ちょっと困っていますので
どなたか教えて下さらないでしょうか？？

「アルミニウムは空気中では(または濃硝酸との反応で)酸化アルミニウムの
不動態となる」
と、参考書に書いてありますが、

一方、その酸化アルミニウムは以下のように反応する

HCl との反応：　Al2O3 + 6HCl → 2AlCl3 + H2O

NaOH との反応：　Al2O3 + 2NaOH + 3H2O → 2Na[Al(OH)4]

とも書いてあります。

いろいろと調べ、
この式は過去の記事からコピーさせてもらったのですが、
違う回答者の方は
「酸化アルミニウムで不動態になっているので塩酸につけても殆ど反応は無いはずです。
」
とも書いてあります。

いったい、酸化アルミニウムは、不動態となって反応しないのか、
それとも、酸・塩基とも反応するのかどっちなんでしょうか？(T_T)

どなたかよろしくお願いします(>_<。)HelpMe!!

回答No.3

okormazd

#2です。
ミスがありました。

AL2O・3H2O
↓
Al2O3・3H2O
です。

回答No.2

okormazd

アルミナ(酸化アルミニウム)と言われているものに何種類かあるようです。ふつうにアルミナまたは酸化アルミニウムといわれるものは、Al2O3(α)か、Al2O3(γ)で、これらは、酸、アルカリには、ほとんど溶けません(化学便覧　難(酸、アルカリ))。一般のメーカーの資料を見ても、酸、アルカリに「ほとんど溶けない、微量溶ける」、などとなっています。ふつうの意味での「溶ける」ようなことはないでしょう。
ただし、
AL2O・3H2Oになると、容(熱酸、熱アルカリ)となります。
したがって、ある状態、条件では溶けるということだと思います。

質問の、
Al2O3 + 6HCl → 2AlCl3 + H2O
などは、高温でむしろ逆の反応になるのではないですか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0

サイトの中には、水酸化アルミニウムと混同しているのではないかと思われる情報もあります。
私もAL2O3を扱ったこと(セラミック材料や分析カラム)がありますが、酸やアルカリに溶けるという印象を持ったことはありません。

回答No.1

Saturn5

ややこしい話しなのですが、不動態のＡｌ２Ｏ３と
一般的なＡｌ２Ｏ３はちょっと違うんですね。
同じＣの単体でダイヤモンドと黒鉛が違うようなものです。

不導体のＡｌ２Ｏ３は緻密でかなり深層まで酸化被膜が付いて
いる状態です。例えば、ルビーやサファイアの主成分は
Ａｌ２Ｏ３ですが、塩酸には溶けません。