木造住宅の内壁下地(胴縁)について

このQ&Aのポイント
  • 木造住宅の内壁下地(胴縁)について理解が不十分であるため、胴縁の役割や取り付け方法、胴縁なしの場合の影響などを知りたい。
  • 胴縁を入れる利点として、地震などによる軸組の歪みへの対応と電気配線のスペースとしての利用を考えられるが、胴縁なしでも大面積の壁や吹き抜けに面する場合は胴縁が必要なのか疑問である。
  • また、GW充填断熱の場合のコンセント取り付けや石膏ボードと防湿シートの施工など、胴縁なしの場合との違いや問題点なども知りたい。
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木造住宅の内壁下地(胴縁)について

現在木造住宅について勉強中ですが、 軸組工法、大壁、石膏ボード12.5m+クロス又は塗装仕上げの場合について、 胴縁の考え方が、今ひとつ理解できていません。 参考書の壁仕上げ詳細図には胴縁があったり、なかったりします。 そんな中、ある本に 「プレカット加工の構造材による場合、寸法誤差が少ない事、3×8版の石膏ボードが流通している事などの理由により、胴縁を入れず柱に直接石膏ボードを張る工法が主流である・・・」という記述がありました。 取り付け方法は以下のように分けられるかと思います。 A:柱、間柱に胴縁15~21mm程度を取り付け B:間柱を欠き込み胴縁を柱面に合わせる C:胴縁なし コスト、有効寸法の違い、幅木の納め方、壁面強度、など これらを総合的に勘案してA、B、Cを選択するにしても、実際の現場ではどのよう施工されているのか気になります。 またそれぞれ不具合、問題点等、経験談が聞けるとありがたいです。 (クラック、不陸・・・) 精度があるから、もはや胴縁は必要ないという理屈も理解しつつ、地震などによる軸組の歪みを考えた場合、胴縁をいれるべきである事も何となく想像できます。 コスト、スペース等の事を優先させた場合、どの程度問題が起こりえるかを知っておきたいと言うのが、率直なところです。 また、以下自分なりに調べて、疑問に思った事です。よろしければ一部でも結構ですのでアドバイスお願いします。 ■Q1: 胴縁なしを原則とした場合でも、吹き抜けに面する場合など、大面積の壁面の場合は胴縁     を入れる必要がありそうですが、一般的には?(ボードの継ぎ目が生じる場合など・・・) ■Q2: GW充填断熱の場合ですが、コンセントは、その分欠き込む?ことになり、気密処置はでき     ても、断熱欠損の疑問は残ります。実際どのような対応が一般的でしょうか?      特に何もしなくてもあまり影響がないと考えてよいものか・・・?      また、電気配線くらいであれば、GWが押し込まれる等、結露の心配はないものでしょうか? ■Q3: 胴縁がある事により、そのスペースを電気配線等に使えると思うのですが、胴縁ありの現      場では、上記理由により、ボード下地としての必要性よりも、電気配線のスペースとして利用     する事を前提にしているのでしょうか?あるいは、胴縁は必要で、結果として配線スペース      に利用していると考えるべきでしょうか? ■Q4: 上記電気配線スペースとする場合、横胴縁を欠き込む(配線を通す)にしても、胴縁の寸法     はどの程度必要でしょうか?(15~21mm程度では無理では?)      欠き込み(穴あけ)も考慮して30mmの胴縁となると、さすがに有効寸法が気になります。      いっそうの事、縦胴縁とすれば、配線も自由にできてよいと思うのですが、なにか問題はあ      るでしょうか? ■Q5: C(胴縁がない場合)やBの場合、隙間がありませんが、電気配線、コンセントは現場ではど     のように納めているのでしょうか? ■Q6: 防湿シートと石膏ボードは隙間なく施工する事が必要であると何かで読んだ記憶があるの      ですが、胴縁を入れることにより生じる隙間に生じる冷気?によって断熱性能が悪くなる事     は考えれらますか? ■Q7:外壁以外の内壁についても胴縁は同じ考え方で良いでしょうか? 以上アドバイスよろしくお願い致します。

質問者が選んだベストアンサー

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  • qwe2010
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回答No.2

勉強のためには、建築中の物件で、構造見学会があります。 それを見に行ってください、メーカーにより施工法方の違いがわかります。 本で勉強するばかりでは理解できないと思います。 Bの施工方法は昔は、部屋を少しでも広く取るためにおこなわれていましたが、現在はおこなわれていません。 Q1 ボードの継ぎ目だけに入れます、図面を添付してます確認してください。 Q2~5 壁には断熱材を入れても隙間があります、胴縁が、あっても無くても、電気配線の施工方法は変わりません。 Q6 (防湿シートと石膏ボード )防湿シートに接しているのは、石膏ボードではなく外壁材です。 防湿シートは柱の外側に直接貼ります、その内側に断熱材が来ますので、隙間は生じません。 Q7 胴縁と、石膏ボードは外壁に取付ける物ではありません、内壁に取付ける物です。 外壁は外壁材の種類により施工方法が変わります、胴縁の必要な物と必要でない物があります。

spicelike
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。 わざわざ図解入りでとても分かりやすいです。 構造見学会ですね。現場で質問もできますし、これから積極的に参加してみます。 >Q1 ボードの継ぎ目だけに入れます、図面を添付してます確認してください。 胴縁なしの場合、継ぎ目に胴縁が必然的に入る事から、Cの場合であれば図のようになりますから、そうなると断熱材をその分薄くする必要がありますね。 (柱幅の断熱材を前提に考えているため・・・) ボード継ぎ目が生じる壁の場合、断熱を優先する場合は、胴縁を柱の外へ追い出す必要があり、結局Aになるかと思います。 >Q2~5 壁には断熱材を入れても隙間があります、胴縁が、あっても無くても、電気配線の施工方法は変わりません。 質問の条件に断熱材の厚みを書いておくべきでした。すいません。 柱幅のGWで考えています。(隙間をつくらないため) >Q6 (防湿シートと石膏ボード )防湿シートに接しているのは、石膏ボードではなく外壁材です。 防湿シートは柱の外側に直接貼ります、その内側に断熱材が来ますので、隙間は生じません 防湿シート(ポリエチレンシート)と透湿防水シートを混同されていませんか? 外壁が面するのは透湿防水シート(タイベックなど)かと思われます。 (内部仕上げ)石膏ボード⇒防湿気密シート⇒GW充填⇒耐力壁⇒透湿防水シート⇒通気胴縁⇒外壁材 このように理解しています。 >Q7 胴縁と、石膏ボードは外壁に取付ける物ではありません、内壁に取付ける物です。 外壁は外壁材の種類により施工方法が変わります、胴縁の必要な物と必要でない物があります。 質問内容に誤解を与える表現があったかもしれません。 Q7:外壁以外の内壁についても胴縁は同じ考え方で良いでしょうか?   ⇒外壁に面する室内壁以外の、間仕切り壁について・・・・と表現すべきでした。 (単に間仕切り壁でよかったですね) おわびします。 もし上記訂正を受けて何かアドバイスがいただけるようでしたら、よろしくおねがいします。

spicelike
質問者

補足

ベストアンサーを選択する事を忘れていました。 今更ながら申し訳ありません。

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