鉄筋コンクリートのマンションの壁

質問

壁をたたくと軽い音がするのですが、これは鉄筋コンクリートではないのでしょうか。
入り口側とベランダ側の壁はたたくと重い音、というかほとんど音がしません。手が痛いです。
こちらはコンクリートだと思うのですが。

不動産屋は鉄筋コンクリートだと言っていますが、たとえば鉄骨なのに鉄筋コンクリートだとうそを言うというケースもあるのでしょうか。

隣からの音に違いがありそうなので気になっています。
でもコンクリートでも、そのままむき出しというところはあまり多くないでしょうから、コンクリートの壁と部屋の間に石膏ボードなどが張ってあるということなら問題ないと思いますが。

回答No.3

takapiii · ベストアンサー

No.1です。

再回答します。
賃貸マンションで1Rが続く場合の多くに、RCのラーメン構造の建物が見られます。オフィスなどでは広い空間を確保していますよね。あのように広い空間を作り、隣室都との壁を造作壁にする事で、住人が退去すれば、隣室と繋げて、間取りを1Rから3LDKに変えるという極端な事も可能な訳です。
通常ラーメン構造は梁や柱がありますので、部屋の隅や天井のどこかに柱のようなでっぱりが見つかります。真ん中の部屋だと稀に無い事もありますが。
また壁を叩いて軽い音がするのなら、多分そう言った作りなのでしょう。隣室の音は結構漏れてきます。

分譲マンションなどではそういった作りはほぼ行いません。隣室との間はコンクリートで区切ります。数千万円もの買い物をして、隣室との間の壁が家具が倒れたただけで壊れた嫌ですよね。

但し、コンクリートだからと言って音が漏れない訳ではなく、音は空気を伝わってくる場合と壁などの固い物を伝わってくる場合があるので、前者なら窓から漏れた音が隣室の窓を経由して伝わりますし、後者なら、遠く離れた部屋の物音が、壁や梁を伝わって反対側の部屋に伝わる事もあります。
音が気になる方は、RC構造のマンションの最上階の角部屋で、隣室との境側に水回りがある部屋が一番安心できます。

お礼

> 部屋の隅や天井のどこかに柱のようなでっぱりが見つかります。
確かにありました。
そういった構造になっているのですね。勉強になりました。

回答No.2

takapiii

建築及び宅建業者です。

RCなら構造は鉄筋の入ったコンクリートです。RCは通常、各専有部分ごとの仕切りもコンクリートで建築します。例えば2DKの部屋でも,、コンクリートに囲まれたガラーンとした空間に、分かりやすく言えば床下の根太を張り、インフラを通し、床材を貼り(断熱材が入る事もあります)、天井も同様にコンクリートの天井に配管を通し天井を吊るします。各居室間には柱を建て、石膏ボードや合板を貼り、壁紙を貼ります。
つまり玄関と廊下の仕切りはコンクリート、部屋とベランダの仕切りもコンクリート、隣の他人の部屋との仕切りもコンクリート(コンクリートのままでは無く、ボードを貼る事も多いですが)、そして同じ号室内の中の仕切りは石膏ボードや合板となります。

但し、RCと言っても壁構造とラーメン構造などがあり、壁構造の場合は大きな空間が作れないので、大きな部屋の場合などは構造壁(コンクリート壁)が室内にある場合があります。
最近は、ラーメン構造(柱や梁)で作られた建物が多く、その場合は壁構造より大きな空間を作れるので、室内壁はほぼ間違いなく石膏ボードや合板です。

ちなみに、賃貸マンションだと、間取りを大家が自由に変えてしまう事があり、隣室のと壁も石膏ボードと言う場合があります。RCだからといって隣室の声が聞こえないとは断言できないわけですね。

お礼

分かりやすい回答ありがとうございます。

ちなみに1987年築の1Rが1階に15戸ほど並ぶ3階建てです。
全ての部屋が同じ間取り(左右反転はありますが)で、8畳くらいなので、
1部屋ごとにコンクリートで区切られているのかなと思った次第です。
そうとは限らないのですね。
部屋の中の区切りはありません。(1Rなので)

そういったことを見分ける方法はあるのでしょうか。
音が気になる場合は、コンクリートの方がありがたそうですが。
隣との区切りの壁の感じでは石膏ボードのような軽いもののようです。

回答No.1

szk9998

>壁をたたくと軽い音がするのですが、これは鉄筋コンクリートではないのでしょうか

それはコンクリートではありません
部屋の壁にコンクリート何か使いません。冷たいし、下手すると結露しますからね。
お察しのとおり、石膏ボードだと思いますよ。

>不動産屋は鉄筋コンクリートだと言っていますが、たとえば鉄骨なのに鉄筋コンクリートだとうそを言うというケースもあるのでしょうか

それはないと思いますよ
見るひとがみれば、すぐわかりますから・・・

鉄筋コンクリート(RC)というのは、構造体のことです
すべてをコンクリートにすると、とんでもなく重くなり、柱や梁が太くする必要が出てきます。結果、同じ強度を維持するには、コストも高くなりますし、面積も狭くなってしまいます

ですので、不要なところには軽量のパネルを使うのが一般的です

お礼

回答ありがとうございます。
鉄筋コンクリートは、壁や柱自体で構造を支えている(?)と思っていましたが、そうではないのですね。
あるいは、入り口側とベランダ側だけでも十分なのか、あるいは壁3枚ごとに1つはコンクリートなのか、
ともかく、全部コンクリートにするのは重すぎるという事ですね。
つまり、防音の面では、上下階の音はコンクリートなので遮断し易いが、左右の部屋とは軽量なパネルなので音は鉄骨と変わらないという理解であっているでしょうか?
左右も普通は鉄筋コンクリートというとコンクリートなのかと思っておりました(^^;