最近のコートのデザインについて

質問

最近のコートのデザインについて
　私は、高級なロングコートを買おうと考え、デパートや紳士服専門店などを見て回りました。
すると、体のラインがきれいにでるようなデザインではなく、少々だぼだぼ、ゆったりとしたルーズなデザインのコートばかりが目につきました。最近のコートの流行は、このようなゆったりとしたデザインなのでしょうか。
　ところで、あちこちの店で自分の気に入るコートを探していると、某デパートのメンズオーダーのコーナーにバルカラーコートが展示されていたのが目に止まりました。とにかく様子がいいのです。ウール素材のイージーオーダーで16万円という値段でした。仕立てがしっかりしていて見るからに高級なコートです。このコートをカシミア100%で仕立ててみたいと思いました。
　大きめのカラー、しわの入らないタイトで引き締まったデザイン。そして、余分なものをできるだけ排除したシンプルなデザインです。
　私は、デザイナーのことはあまり知らなかったのですが、テーラー&カッターというブランドのメジャーメイドということでした。
　そのデザインの特徴は、ブリティッシュスタイルということで、タイトなデザインです。
　そこで質問ですが、ブリテッシュスタイルのロングコートを着ると、周囲の者に対して流行遅れの感じを与えてしまうのではないかと心配です。自分の気に入ったコートを買えば、それでいいではないかという考え方もあるでしょうが、コートは、高級品で、頻繁に買い換えることができないので、コートのデザインが長く着れるものなのかどうか心配です。
　コートのデザインについて、何か参考になるアドバイスがありました、よろしくお願いします。

回答No.2

sssnk1999 · ベストアンサー

テーラー＆カッターさんであれば間違いのない物、20年経っても古びたデザインとは思われない物が出来上がるでしょう。
本来紳士服のデザインは10年やそこらでは変わらないものです。お父さんやお祖父さんの服を直して着ても構わない、そういうものであり、西洋では父から息子にスーツを譲ることはざらにあると聞きます。
さて、本来コートも仕立てで作るのが当たり前でした。今では既成のコートしか知らない人が多く、一般にコートはスーツの上に着ることが多いため、誰でも着られるブカブカの仕立てになっていて、しかもそれを売る側も買う側も当たり前と思ってしまっているのです。
正直、買う側の体に合わせて仕立て直すサービスくらいすればいいのに、と思います。
ファッション雑誌は「シルエット」とうるさいですが、いちサイズ小さい服に体をねじ込むことを「フィット」と呼んでいるようで、仕方ねえなあと。
ともかく、紳士服の命はシルエットでありこれはコートでも変わりません。つまりテーラー＆カッターさんのシルエットが本来であり既成服のそれは間違いです。

参考画像ですが、携帯からなので直接は示せませんが、イギリス、サヴィルロウの老舗ヘンリープールのサイトにあるべきコートの姿が載っていたと記憶しています。

お礼

非常に自信に満ちた回答，ありがとうございます。
20年たっても古びたデザインとは思われない物ができるということで，安心しました。
このコートは，まだ，私は注文していないのですが，何度もマネキンに着せられたコートを見ていますが，姿形，様子がいいのです。
　自分が着ていて満足できる物であれば，長く着続けられるものと考えていますので，自分で納得した上でオーダーしたいと考えています。
　ありがとうございます。

回答No.3

sssnk1999

帰宅しまして幾つかネットで調べてみました。
まずHenry Pooleのサイトから。
http://www.henrypoole-jp.com/bespoke_tailoring/bespoke_suits.html
真ん中が紳士コートの決定版ともいえるチェスターフィールドコートです。

また、海外のサイトですが下記のものも見つかりました。
http://www.fyms.de/coats/
1番上がチェスターフィールド、ダブルとシングルです。
2番目がおそらくフロックオーバーコート。
3番目は特に名称は分かりません。コートのデザインバリエーションのようです。
4番目と最後はインバネスコート。
5番目はボックスコートかアルスターコートに見えます。
6番目はフロックオーバーコートのバリエーションにも見えますが、背の切り返しがフロックのパターンでは無いのですよね。
7番目は絵にもかかれていますがアルスターコートです。

ところで、カシミヤで作りたいとのことですが、カシミヤは素材として弱く、ヘビーユーズには向きません。
頻繁に使うことを考えたら、ウールギャバジンやウールサージ等、耐久性のある生地で仕立てるのが良いと思いますが、これについても着用頻度を店の方と相談するのが良いでしょう。
また採寸に関しても、最近はとかくタイトに取る傾向がありますから（もちろんデパートの担当者の採寸の腕にもよりますが）、ジャケットを着るか着ないか、余裕をどれくらい見るかを綿密に相談して下さい。
あるいは表参道にあるテーラー＆カッターの本店に行って相談してみるのも良いかもしれませんね。
コートを仕立てるとなれば安くない金を支払うのですから、落ち着いてじっくり考えて損はないでしょう。

お礼

私の質問を気に留めていただいて恐縮です。
　さて、私は、通勤で片道約45分くらいかかります。コートを着るのは、冬の間は毎日ですが、2着を交互に着ることを考えています。私の考えでは、カシミアのコートを1日おきに1日、1時間30分だけ着用するのであれば、コートには負担がかからないのではないかと思っています。いかがでしょうか。
　ところで、フォーマルなコートとしてチェスターコートが第一番目に登場しますが、チェスターコートは、胸のＶゾーンが特徴的ですね。ラペルのあるコートということでフォーマルということなのでしょうか。
　私、個人としては、スーツの上にチェスターコートを着るのは、ラペルが重なって、何かくどい感じがします。特に、襟付きのベストを着て、スーツを着て、さらにチェスターコートを着るとラペルが3重になってしまいますから、非常に躊躇します。
　私は、バルカラーコートがコートとして、非常に独立して完成されたデザインであるように感じています。体にフィットしたバルカラーコートが黒色のカシミアで輝いていると、人目を引くと思うのですが、いかがでしょうか。

回答No.1

藻黒 知恵蔵（@ameru1999）

正直、あまり流行を考えなくとも…
良いものは、流行り廃り関係なく受け入れられるとおもいます。（個人的にですけど＾＾；）
それにバルカラーコートってスタンダードだと思いますので流されにくいと思いますよ。

それにコートの流行など周期してくるものですから…
良いものを長く着るのでいいと思います。

そんなことを言ったら10数年前のコートを着てる私はどうなんでしょうね＾＾；

お礼

アドバイスありがとうございます。
着ている本人が、良いコートだと感じていれば、問題はないと考えることにします。