電化製品の裏の「VA]って意味あります?

このQ&Aのポイント
  • 電化製品の裏に表示される「VA」という単位は、ボルトアンペア(VA)を意味しています。一般的には、皮相電力を表すものですが、交流の場合は有効電力にも関係します。
  • ただし、コンデンサやコイルが使われている電化製品では、力率が100%にならないため、VAと有効電力は一致しない場合もあります。
  • 電力=電圧×電流という一般常識に基づいて考えると、VAには力率を加味した数値が表示されている可能性があります。ただし、具体的な計算方法は製品によって異なるため、数字の意味は製品の説明書を参照する必要があります。
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電化製品の裏の「VA]って意味あります?

電化製品の裏の「VA]って意味あります? VA、つまりボルトアンペア。 皮相電力のことを意味するのは知っています。 しかし、コンセントからは交流が来る以上、力率を考えた 有効電力にしないと意味ないんじゃないですか? ある電化製品Aが抵抗しかない(コンデンサやコイルがない)って状態なら 力率は100%になるでしょうから皮相電力=有効電力になると思いますが 多くの電化製品はコンデンサやコイルが使われているので 力率は100%にはならないと思います。 そんななかで、VAという皮相電力の単位って意味があるのでしょうか? 力率はどれくらいだ、って併記されているならまだいいんですがね・・・・ 一般常識としては「電力=電圧×電流」ってことになっていますが、 その一般常識に合わせ、計算しやすくするために、 もしかして、「電力」という数値に力率を加味した数値が 電化製品の裏には表示されているのでしょうか・・・? だとしたら、整数、っていうかいい感じの数字(表現あいまいですみません)になっているのが気になります。。 直流で動いている電化製品(パソコンとか)なら、まだわかるんですが・・・

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  • fujiyama32
  • ベストアンサー率43% (2233/5090)
回答No.1

>一般常識としては「電力=電圧×電流」 この常識が間違っています。 電力[W]は次の式で計算できます。 電力[W]=電圧[V]×電流[A]×(力率[%]/100) 一方の皮相電力[VA]は次の式できます。 皮相電力[VA]=電圧[V]×電流[A] 電力[W]はどの程度電力を消費するかを判断します。 また、使用時間により電力量[Wh]を計算しますが、これは次の式で 計算します。 電力量[Wh]=電圧[V]×電流[A]×(力率[%]/100)×使用時間[h] 電化製品Aを使用した場合、どの程度流れるかはその時の力率が判り ませんと計算できませんが、皮相電力[VA]が判りますと、この電化 製品Aを使用した場合、どの程度電流が流れるかを計算することが できます。次の式により計算するできます。 電流[A]=皮相電力[VA]÷電圧[V] この他の電化製品の皮相電力[VA]を合計してチェックすることにより 電源ブレーカがトリップ(遮断)するかどうかを容易に予測すること ができます。

その他の回答 (3)

  • urapapa24
  • ベストアンサー率50% (9/18)
回答No.4

すでに皆様方がお答えの通りなのですが、ちょっと視点を変えてみます。 >有効電力にしないと”意味”ないんじゃないですか? どこにどういう”意味”を求めるかによるでしょう。 その機器が”本当にどれだけの有効な仕事をしたか?”を知りたいのであれば、質問者さんのご意見の通りです。 しかし、電力機器を使用する場合、大抵のユーザーは、「これで電気代がどれくらいになるだろうか?」ということに最大の関心があるのではないでしょうか? 電気代は皮相電力で計算されます。 だから、”皮相電力で求められてこそ実用性がある”と考えられているのです。 ブレーカーも"VA"のAで落ちます。 実効電力から計算される”A”は無意味です。 電力会社のほうも、送電線の設計や発電機の設計には、皮相電力をベースにして算定します。 (だから、ユーザーが力率を改善してくれることを切望するのです)

  • KEN_2
  • ベストアンサー率59% (930/1576)
回答No.3

>電化製品の裏の「VA]って意味あります? 先の回答の一部にありますように、ブレーカや配線材料とコンセントの容量関係で「装置銘盤」に皮相電力[VA]の表示が義務付けられているのです。 >もしかして、「電力」という数値に力率を加味した数値が >電化製品の裏には表示されているのでしょうか・・・? 製品によっては有効電力[W]も併記されていますが、表示範囲に制限がありますので、皮相電力[VA]の表示が優先されるので、有効電力[W]や力率[%]は条件を規定して取り扱い説明書の【仕様】欄に列挙して記載されている場合が多いです。 >だとしたら、整数、っていうかいい感じの数字(表現あいまいですみません)になっているのが気になります。。 電化製品によっては、動作状態によって消費電流が変化するのとAC電圧の変動で消費電流が増減するので、最大電流の条件に余裕を加算して切りの良い数値(整数)を記載しています。 よって、表示されている皮相電力[VA]の表示より、実際の皮相電力[VA]は少なめです。 皮相電力[VA]の最大値はAC110V時が最大の機器(単純な電熱器など)と、AC90V時のインバータ機器(エアコン・冷蔵庫など)で最大消費電流の場合を考慮しての数値表記となります。  

  • foobar
  • ベストアンサー率44% (1423/3185)
回答No.2

電線にどれ位の電流が流れるかに直接関係するのは有効電力[W]じゃなくて皮相電力[VA]です。 なので、#1さん回答にもあるように、ブレーカの容量や、使う電線の太さを決める際に必要なのは、有効電力[W]の数値じゃなくて、皮相電力[VA]の数値になります。 も一つ、皮相電力は電気機器の大きさに関係していて、使用電圧が変わってもVAの大きさが同じならほぼ同じ大きさの機器になる、というのも皮相電力がよく使われる理由です。

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