糞の違いとその理由 家畜の糞を肥料した場合、含有物が違うから、用途も違

質問

糞の違いとその理由　家畜の糞を肥料した場合、含有物が違うから、用途も違うらしいです。鶏、牛、山羊、馬、人間は　草が主食の場合、消化する時に化学反応が違うからなのですか。

回答No.3

xs200 · ベストアンサー

家畜ふん堆肥中の肥料成分は、馬＜牛＜豚＜鶏の順に高くなります。

ニワトリでもブロイラーと採卵用のニワトリでは採卵用の方が肥料成分が多いです。採卵用の餌にはカルシウムが混ぜてあるため、特にカルシウムが多くなります(採卵:ブロイラー=17%:3%)。鶏フンは比較的に遅効性のリン酸が多く、過リン酸石灰と併用すると肥効が高くなります。野菜、果樹に向いています。

馬ふん堆肥は肥料成分は少なくて炭素率(C/N比)が20になっているため、土壌作りに適しています。

牛フン堆肥は乳牛の方がカリ分が多いです。肉牛フンにワラやオガクズなどの副資材を混ぜた堆肥はC/N比が17程度になっており土壌作りにいいです。

人糞尿は3要素を含んでいますが、リン酸、カリウムは乏しいです。また塩分を多く含むためにジャガイモなど塩素に弱い植物には向いていません。

お礼

鶏糞といっても色々あるんですね。過リン酸石灰併用にて効率が高くなると。
人糞は以前は大事な肥料でしたね。窒素が多く、塩分が多い。
よいことを教えていだだきました。

回答No.2

tpg0

ANo1です。お礼ありがとうございます。
http://park5.wakwak.com/~kcy/63yukihiryo.html
↑のURLが有機肥料の違いを理解しやすいです。
私自身は農業には素人ですが、妻の実家が農業ですので結婚後に見よう見まねで園芸を楽しむようになりました。
私の場合は「園芸通信教育」で基礎知識を得た程度ですから、園芸の専門家ではありません。
ですので、質問者様にお勧めの専門書は思い浮かびませんが、園芸関連の書籍は書店で見掛けますので有機肥料に関する書籍を買い求めれば参考になると思います。

お礼

URLが大変有用です。しろうとむけの科学的な説明、情報です。助かりました。

回答No.1

tpg0

人糞も含め動物の糞は、そのままでは植物の肥料になりません。
植物に必要な3大栄養素は、チッソ、リン、カリですから、糞を発酵分解する必要があります。
一般に糞を発酵分解した肥料はリンの含有量が多いとされてますが、鶏糞のように尿素も含んだ糞はチッソも多く含まれる有機肥料になります。

お礼

さっそくのご返答ありがとうございます。
食べたものによって、糞の要素が異なるのでしょうか。
鶏糞は尿素が多いとのこと。すると窒素が多すぎる畑には鶏糞はさけたいところでしょうか。
又は水にうたせて窒素を流すとよいということでしょうか。
動物は体の仕組みで生産するものが違うのでしょうか。
いろいろ知りたいことが出てきます。なにか素人でもわかりやすい本があれば教えてください。